2017年01月23日

魚市場のセンターは刺し腹

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:イシダイ 120キロ、ウルメイワシ 320キロ
       マイワシ 180キロ、マルアジ 100キロ
       マルソウダ 240キロ、カタクチ 650キロ
「石橋」定置:カタクチイワシ 240キロ、マイワシ 100キロ
       マルアジ 50キロ、マルソウダ 120キロ
       ウルメイワシ 150キロ
「 岩 」定置:ウルメイワシ 1トン、マイワシ 70キロ
       カタクチ 50キロ、マルソウダ 100キロ
「原辰」定置:ウルメイワシ 60キロ、ヒラメ 30キロ
「江の安」定:マルアジ、マンボウ ほか
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:イボダイ、タチウオ ほか

伊豆方面からは、
「網代釣船」:釣アマダイ、釣マダイ ほか
「下田漁港」:キンメダイ 250キロ ほか
「真鶴釣船」:釣イナダ 100キロ ほか
「福浦釣船」:釣イナダ 50キロ ほか
「波浮漁港」:アブラボウズ 60キロ(2本)

東方面からは、
「平塚定置」:タチウオ 40キロ ほか

小田原 ・・・ マトウダイ(刺網) 100キロ

この季節、どうしても定置網に魚が少なくなる(冬枯れ)ため、近海魚の水揚げが少なくなるのですが、私は某大統領じゃございませんので、集荷した鮮魚の数量を水増しすることはございません。
しかし例外的にこの時期、漁獲が増える魚がございます。それが刺し網で漁獲された魚です。
この寒い季節には多くの回遊魚の動きが鈍くなり、相模湾周辺定置網の漁獲が激減するのですが、「ヒラメ」や「マトウダイ」、「アンコウ」といった底棲魚は産卵を控え、動きを活発化させます。そこで、それらの魚を狙って水深20〜100mのポイントに狙いを定めて刺し網を沈め、それらの魚の腹や首を引っかけて獲るのですが、定置網の魚が少ないこの季節にあって、貴重な白身だったり、貴重な鍋商材だったり、あまり定置網と漁獲がかぶらない大変重宝される魚が並びます。
その中にあって「マコガレイ」三営業日連続水揚げ(0.3〜0.7)あり。本日「タカアシガニ」今期初水揚げ。いよいよ「ムシガレイ」漁獲微増。など、さらにバラエティに富んだ顔ぶれでお客様の買付けを待っておりますので、市場に来られた際は、是非とも刺し網の魚売り場へお立ち寄り下さい。

今日のヒラメ ・・・ 401枚
posted by にゃー at 16:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月21日

キダイ

201701_yellocorn.jpg
「レンコダイ」の名の方が通りが良い魚


文字通り「タイ」の仲間で、美しい桃色に鮮やかな黄色が目立つ魚。漢字で書けば「黄鯛」となり、実にわかりやすい。

「マダイ」に比べ南方に分布し、深場に生息しているようだ。

相模湾では、たまに「タイ」や「アマダイ」の外道として釣れるようですが、出現頻度は低い魚です。

祝いの場には、その昔、この魚の焼き鯛が良く出ました。
稀代のワルとはかつての「梅宮辰夫」の名言でした。
勢いに任せて出た言葉とは言え、その珍奇、そ
のレアさを表現しました。ワルとはまるで対照的で雲泥万
里の存在とも言うべきこの「キダイ」ですが、
初めてこんな大きいサイズを見ることが出来ました。
優れた食味と美しい色合い、まさに「マダイ」にも
勝るとも劣らない慶賀の佇まいを備えております。

めでたい日にふさわしい魚が釣れました。
posted by にゃー at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

魚市場の2つの簡単なルール

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:イシダイ 50キロ、マルアジ 110キロ
       ウルメイワシ 50キロ
「石橋」定置:マルアジ 50キロ ほか
「 岩 」定置:マイワシ 120キロ、マルソウダ 80キロ
      カタクチイワシ 90キロ、ウルメ 60キロ
「原辰」定置:マルソウダ 30キロ ほか
「江の安」定:ヒラメ、カワハギ ほか
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:カタクチイワシ 40キロ、ウルメ 40キロ

伊豆方面からは、
「川奈杉本」:ヒラスズキ、アオリイカ ほか
「下田漁港」:キンメダイ 420キロ ほか
「伊豆諸島」:キンメダイ 100キロ
「宇佐美釣」:釣キンメダイ、釣クロムツ ほか

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 40キロ、アオリイカ 20キロ
「松輪漁港」:サワラ 30キロ ほか
「茅ヶ崎網」:イセエビ 若干

我々は新鮮な魚、新鮮な商売、新鮮な顧客、そして新鮮な漁師を、この素晴しい市場に導くでしょう。
我々は人々を魚食貧困から切り離し、再び魚食の魅力に取り憑かせるでしょう。
自らの手によって、地元の魚によって、鮮魚市場を再建します。
小田原の魚を売り、小田原を愛する人を雇用するでしょう。
我々は小田原の地魚を他市場に押しつけるのではなく、小田原の魚を求める市場に向け発信し、小田原の魚が輝くことができる新たなステージを模索します。
小田原の魚があらゆる鮮魚の手本となるようにします。
そして共に、我々は鮮魚市場を再び偉大にするでしょう。
ありがとうございました。

今日のヒラメ ・・・ 276枚
posted by にゃー at 14:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ショウサイフグ

201612_showsai.jpg
詳細は以下・・


漢字で「潮際河豚」。潮目にいるからなのか、波打ち際にいるからなのか、この名前が付いたそうです。
挙げ句、訛って「ショウサイ」になったのか。

最高級の「トラフグ」に比べると値段的にお値打ち感のある廉価版フグですが、やはり「フグ」は「フグ」だけあって、食味も上等にランクされ、多くの人が焦がれる冬の味覚となっております。
冬になると東京湾や房総沖では専門の釣り船が出て、近場で良い釣りが出来ると太公望が腕を鳴らす評判のターゲットとなっております。

残念ながら小田原では、専門に狙う釣り船はありませんが、相模湾にも多数生息している魚ですので、外道として掛かる可能性は充分にあります。
身肉や白子は食用可とされておりますが、内臓や卵巣、皮は有毒部位とされ、食用を禁止されていますので、万が一、釣れた場合や料理する際は、知識のある有資格者に捌いてもらうことが絶対です。
posted by にゃー at 12:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

センニンフグ

201604_1000fg.JPG
100人乗っても大丈夫、1000人食べたら大変(らしい)


201604_1000ff.jpg1メートルくらいにまでなる大型「フグ」のため、定置網などに入ると見た目のインパクトから、よく漁師さんがこれ「売れる?」と訊いてきたり、競り場に並んでいたりするのですが、さすがに身肉にも毒のある販売禁止魚とされていては、売る事は不可能。結果、廃棄する事になります。

名前の由来は、1000人を殺すだけの猛毒だとか、姿形が修行を重ねた仙人のようだとか言われていますが、試した事はないので分かりません。

この猛毒フグは、出現頻度としては結構高いので、皆さんも釣ったり拾ったりしても、決して食べないようにご注意下さい。
posted by にゃー at 11:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする