2012年04月28日

魚市場のまなざし

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:ワラサ 40キロ、カタクチイワシ 70キロ
       マンボウ 50キロ
「石橋」定置:ワラサ 70キロ、カタクチイワシ 50キロ
「 岩 」定置:ブリ・ワラサ 820キロ、ボラ 60キロ
       メジナ 170キロ、スルメイカ 70キロ
「原辰」定置:ヒラマサ 100キロ、メジナ 120キロ
「江の安」定:アジ 120キロ ほか
「二宮」定置:アジ 500キロ、サバ 90キロ
       ワラサ 130キロ、小サバ 1.4トン
「福浦」定置:ワラサ 70キロ、スズキ 30キロ
「大磯」定置:カタクチイワシ 60キロ ほか

 伊豆方面からは、
「真鶴新兵」:ヒラマサ 230キロ、ワラサ 30キロ
「山下丸網」:ブリ・ワラサ 870キロ、アジ 340キロ
「川奈杉本」:メジナ 220キロ ほか
「宇佐美船」:釣カツオ 130キロ ほか

 東方面からは、
「平塚定置」:アカカマス 160キロ
「湘南地引」:生シラス 若干

地元の定置は昨日の「ヒラマサ」フィーバーから一転、根府川の100キロを除いて「ブリ・ワラサ」だけとなってしまいました。「山下丸」の定置網からも120本あまりの「ブリ・ワラサ」を水揚げてきており、全体で水揚げ量は300本近くにまでなりました。
小田原を代表する魚「アジ」を求める声が多いのはもちろんの事、昨日獲れた「ヒラマサ」を期待する声も多く、連休前に高まる需要を裏切る訳にいかないと立ち上がったのは、真鶴の巨神兵こと「新兵衛丸」。水揚げ直後、はるばる車でやって来た「ヒラマサ」は3〜4キロ中心の人気サイズがズラリ。
大型の魚とは思えないほどに繊細な身質と食味は、この季節の人気の高級食材として地元のメニューを飾り、特に連休の絡むこの時期、身持ちも良いとして商売っ気のある魚屋さんなら絶対無くてはならない魚であると言えます。
これがあると無いとでは大違い。これで今月はなんとかなった。
そして今度は連休明けの5/1(火曜日)。天気も良いし、魚もグンと増えることでしょう。それまでゆっくり休んで、英気を養うとしましょうか。

今日のヒラメ・・・ 107枚
posted by にゃー at 17:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

でかいコブダイ(♂)

20120228_goblin.jpg

おお〜「巨大コブダイ」。堂々の15キロ。
滅多に見られないサイズです。
ここは佐渡ではありません、「二宮」の定置網に入りました。

3月に紹介した個体は、コレと比べたらまだまだうら若きメスのヒヨッコでしかありません。
ここまで成長し、恰幅と貫禄を付けるのに一体何年かかっているのでしょうか?

それにしても、こんなのがいるんですね〜。
相模湾に残る豊かな自然に改めて感謝です。

これだけ大きい「コブダイ」ですと、まず目に飛び込んでくるはち切れんばかりに膨らんだその巨大な瘤が強烈なインパクトを与えてくれ、どうしても目を逸らすことができなくなります。
しかし「コブダイ」と言うと、先の記事にも書いたのだが、冬に獲れるから「寒鯛」などとも言われ、さらにおでこの瘤同様に張り出したアゴも非常に興味深い造形をしており、魚類の中でも極めて立体的な輪郭をしていることが分かる。

20120228_kandai.jpgつまりアゴの出た「カンダイ」は「猪木寛至」であり、=「寛鯛」であり、すなわちそのような戯言すら受け入れてしまう「寛大」さのなせる技であると言うことを、自らの体を持って半ば抜け落ち、刃こぼれした歯のように訥々と教えてくれるのである。
カンダコノヤロー!
posted by にゃー at 16:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月27日

魚市場での道徳感情論

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:ヒラマサ 300キロ(45本)、アジ 50キロ
「石橋」定置:ヒラマサ 120キロ(22本)、アジ 70キロ
「 岩 」定置:ヒラマサ 240キロ(50本)、ボラ 200キロ
       ワラサ 750キロ(106本)、アジ 80キロ
「原辰」定置:メジナ 170キロ ほか
「江の安」定:イシダイ、ウマヅラハギ ほか
「二宮」定置:アジ 150キロ、小サバ 320キロ
       ワラサ 90キロ、ウマヅラハギ 70キロ
       イシダイ 75キロ、サバ 70キロ
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:アカカマス 70キロ

 伊豆方面からは、
「赤沢定置」:ヒラマサ 380キロ(104本) ほか

 東方面からは、
「平塚定置」:アカカマス 140キロ

「ヒラマサ」獲れてまっせ〜。
去年はこんなに獲れなかったような記憶。
ここ数年で一番じゃないかな?
中でも今朝は小さいのが多かった。目廻りとしては3キロから4キロくらい、使い勝手の良い、お手軽サイズ。値段もこなれてきて良い感じ。
今年は順繰りに旬の魚がまとまって、買い手としては買いやすいのでは?
ただ「アジ」だけが、どうにもまとまりきっていないような。値崩れを避けてうまく取れ高を見えざる手が調節しているのか。

今日のヒラメ・・・ 79枚
posted by にゃー at 15:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月26日

平政獲れて魚市場は平和政治

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:アジ 930キロ、ヒラマサ 660キロ(78本)
       ウマヅラハギ 130キロ、ヤリイカ 110キロ
「石橋」定置:アジ 140キロ、ヤリイカ 80キロ
「 岩 」定置:ブリ・ワラサ 12トン(1703本) ほか
「原辰」定置:アジ、ウマヅラハギ ほか
「江の安」定:アジ 30キロ、ウマヅラハギ 30キロ
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:アジ 480キロ、ヒラマサ 60キロ
「大磯」定置:アカカマス 3トン ほか

 伊豆方面からは、
「川奈杉本」:ヒラマサ 100キロ(37本) ほか

 東方面からは、
「三浦釣船」:釣カツオ、釣クロムツ ほか
「大磯釣船」:釣メジマグロ 70キロ(20本)

小田原  (刺網)アンコウ  350キロ

「岩」定置で久々の「ブリ・ワラサ」が山。まさに小田原のブリ・ワラサ管理団体「鰤山会」。
今朝の「岩」の「ブリ・ワラサ」の中には、この時期特有とも言える「ヒラマサ」が混じっていることはいましたが、1700あまりの「ブリ」の中に10本にも満たない「ヒラマサ」しかおりませんでした。対して「米神」定置は「石橋」と合わせて88本の「ヒラマサ」に対して「ワラサ」は1本と全く対照的。
「ヒラマサ」は20キロオーバーの巨大サイズから3キロ台のお手軽サイズまで、実にバラエティに富み、その範囲の広さに驚きます。目を凝らしてみても、どれも確かに「ヒラマサ」でした。
よく「ヒラマサ」と「ワラサ」の区別が付かないよ、と言う人がいますが、そういう人に私は、ピートマック・ジュニアと水木一郎の違いのようなモノで、慣れればすぐに判別できるとアドバイスします。多くの人はそれですぐに「なるほど」と納得してくれます。ルパンファンは本当にいい人ばかりですね。

今日のヒラメ・・・ 113枚
posted by にゃー at 19:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月24日

春の魚市場動詞の活用形

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:アジ 100キロ、カタクチイワシ 710キロ
       ヒラマサ 120キロ、スルメイカ 90キロ
       小サバ 140キロ、ヒラソウダ 150キロ
「石橋」定置:アジ 380キロ、カタクチイワシ 710キロ
「 岩 」定置:アジ 430キロ、スルメイカ 150キロ
「原辰」定置:カタクチイワシ 40キロ ほか
「江の安」定:イシダイ 20キロ、ウマヅラハギ 20キロ
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:アジ 90キロ ほか
「大磯」定置:アカカマス 80キロ ほか

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:アジ 230キロ、ブリ 150キロ

 東方面からは、
「江ノ島網」:活アオリイカ 40キロ

ぽかぽか陽気に釣られて「小田原アジ」が出てくるか。
天気次第で休み明けには「アジ」がきっと多いことでしょう。
そうなりゃ「小田原アジ」の旬最盛期。どんどん買って、どんどん売って、どんどん食べて、どんどん開いて、どんどんたたいて。とにかく「アジる」「アジる時」「アジれば」「アジらない」 「アジります」「アジれ」の活用を持って「小田原アジ」を迎える準備に勤しみたいと思います。

今日のヒラメ・・・ 79枚
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2012年04月23日

ウナギギンポ

20120423_niyari.JPG
,(●∀●)にや〜〜り。


まん丸お目々で、ニッカリ笑った健康的な笑顔がステキなアナタは何者?

ヒョロ〜ッとした体つき(約50センチ)に「ウナギ犬」みたいな魚だな〜という声が聞こえてきて調べてみたら「ウナギギンポ」という魚でした。

西太平洋からインド洋の温帯な海に生息しているということで、普段は砂に潜っているのだとか。

20120423_unagiinu.JPG漢字で書くと「鰻銀宝」。
平塚で有名なのは「まんちんぽ」。

「ウナギ」のようなヒレと体つきを持った「ギンポ」という事でしょうが、どちらもひょろ長い体の魚の事ですから、合わせることで強力なイメージが生まれます。
このインパクトを上回る最強の紐状魚類を名付けるとするならば「ウナギギンポアナゴウツボウミヘビカクレウオ」とでも名付けるしかないのでしょう、今のうちに商標登録しておきます。

頭頂部からはカッコイイ模様のヒレが。
20120423_unaggy.JPG

それにしても今年は「シラスウナギ」の不漁が全国的に言われているそうで、いまだがんばっている漁師さんの明かりが夜な夜なアチコチの河口で揺れていますが、相変わらずかんばしくないそうで、どうやら今年の国産ウナギの高騰の言い訳は決まったようなモノのようです。
一方で相模湾の「シラス漁」は、ようやくの盛り上がりを見せているようで、本格化の5月にますます期待が集まります。
20120423_chirimon.JPGそういえば今日の「生シラス」の中には「スミヤキ(クロシビカマス)の仔魚」のような小魚や「小イカ」など「チリメンモンスター」の答えがここに。
思わず残った「ハダカイワシ」や「ミノカサゴ」もオマケに混ぜちゃおうかと思いましたが、それは趣旨が異なるとのご意見を頂戴したので自重いたしました。
ラベル:定置網漁業 珍魚
posted by にゃー at 16:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする