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2012年04月10日

魚市場は今、ウマの苦しみへ

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:ヤリイカ 180キロ、ウマヅラハギ 1トン
       ウルメ 570キロ、カタクチ 140キロ
「石橋」定置:ブリ 85キロ(12本)、ヤリイカ 180キロ
       ウルメ 300キロ、カタクチ 110キロ
       ウマヅラハギ 560キロ
「 岩 」定置:ブリ 650キロ(94本)、ボラ 150キロ
       クロダイ 150キロ、ウマヅラハギ 570キロ
       活マダイ 100キロ、ウルメイワシ 100キロ
       ヤリイカ 210キロ、活イシダイ 290キロ
「原辰」定置:ウマヅラ 270キロ、活メジナ 50キロ
「江の安」定:ウマヅラ 130キロ、カタクチ 110キロ
「二宮」定置:ウマヅラ 360キロ、活イシダイ 260キロ
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:ウマヅラハギ 190キロ ほか

 伊豆方面からは、
「山下丸網」:ブリ 100キロ(15本)、サバ 80キロ
「沼津釣船」:マダイ 100キロ ほか

小田原   (刺網)アンコウ 250キロ
       (活)イシダイ 500キロ

今年もすっかり「ウマヅラハギ」の季節となりました。
去年は2月からウマの季節が始まりましたが、今年は4月からと既に2ヶ月遅れ。花見も遅れ気味でしたが、今年の海はなんでも遅れ気味の感。
話題の「ヒラメ」爆獲れは、同じく開幕当初はそれほどではなかったものの、なんとか2月頃から徐々に増え出し、3月、そしてこの2週間で一気に増えてきました。例年ですと一日200枚超えでも多いと感じるのに、この3営業日は連続で300枚超えが続くなんて、ここ最近無かったことです。普通なら正月明けか、連休明けくらいのものだというのに。
漁獲の分布を見ると、定置網ではまだそれほど増えていないですが、刺し網での地域別を見ると国府津以東での漁獲好調が続いた結果と言えるようです。サイズはまだまだ1kg↑も獲れていますが、東に行くほど全体的に小ぶりが多くなるようで、その傾向は今年ずっと続いています。これも毎年の放流の成果と言う人もいるし、まだまだ海は良くなっていないという人もいます。ただ小田原海岸周辺の低調ぶりを見ていると、本来の小田原の海には戻っていないことは確かな様です。
それでも増えているというのは、結局、小田原魚市場で扱う「ヒラメ」の総数が増えたというのが一番の理由でしょう。つまり、他の市場で扱いきれない「ヒラメ」が東方面、伊豆方面などから集まってきていると言うことは間違いないでしょう。つまり持ち込む漁師さんの数が増えていると言うことになります。その理由として、景気の影響もあるでしょうし、他地域の魚がまだ小田原の海域よりも豊富であると言うことかもしれません。もちろん頭数が増えれば、魚の数が増えることは当然ですが、ただそんなに急に増えたわけでもないので、これも魚市場の地道な成果と言えるのかもしれません。
営業的にも魚が豊富であることは、魚市場としての勲章でもありますし、今後の魚市場の未来的展開を考えたときに機能集約化やセンター化、漁業基地としての集荷販売能力の維持強化を視野に入れても必要な条件であると言えるでしょう。今後もこの姿勢を守りながら、「小田原の魚」を広めるべく努力したいですね。

今日のヒラメ・・・ 301枚
posted by にゃー at 19:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする