魚体中骨抜き器販売中 おだわらおさかなチャンネル

2012年12月20日

活ヤイトハタ

20121220_8110.jpg
美味い魚は、あばたもえくぼ。


この寒い時期、ガッツリ脂が乗ってコッテリと旨味が増す「ハタ」の仲間。
この灰色の魚体に黒い斑点が目印の「ヤイトハタ」。「ヤイト」とはお灸の事で、この斑点をお灸の跡に例えたのでしょう。

目方で約5キロのお手軽サイズ。しかしコロコロと太って、いかにも旬を体現した完璧ボディー。刺身に鍋に、贅の極みでしゃぶしゃぶにと、とにかくこの時期大活躍のお魚だ。とくれば当然人気も高く、値段もそれに小選もとい比例して・・・。

年に何度も獲れない貴重な魚だけに、注目も集まります。
こう言う魚は獲れたときに迷わず買う。それができなきゃ、お灸をすえろ。
posted by にゃー at 12:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イケカツオ

20121205_ikekatu.jpg

今の人に池真理子と言っても通用しないだろうが、磯野カツオなら誰でも知ってるだろう。
堤防で釣りをしている若者に「イケカツオ」が釣れるよと言っても誰も興味を示さないだろうが、「アジの仲間」が釣れるよといえば、喜んで釣り糸を垂れるだろう。

相模湾より南の海では、夏から秋にかけて堤防から普通に釣れ、釣りの初心者を喜ばせる魚ではあるが、その名前を知る人は本当に少なく、魚市場でもほとんど知る人もいない。当然、興味を示す人すらおらず、その空気感ぱねえ、と思った漁師が提供してくれました。

漢字で「生鰹」と書くらしいが、どの辺がカツオなのか今ひとつピンと来ない、かわいそうな魚。でもまあ、大きくなると60センチくらいにまでなるらしいので、その頃にはそれなりの貫禄が生まれているのかも知れない。
なにしろ日本近海に流れ着くのは20センチくらいまでの幼魚から子供サイズしかおらず、小田原の周辺ではまだ大きい「イケカツオ」を誰も見たことがないのだ。

味に関して、美味しいという報告はついぞ聞いたこともなく、その扁平な体型からは旨さのかけらも見いだせない気がする。
しかも鰭の棘に毒があるという情報まで有り、うっかり手も出せない。

まるで人に好かれる要素の少ない魚なのだ。

しかし、そんな魚だって広い海の中、懸命に生きているのである。
ラベル:定置網漁業 地魚
posted by にゃー at 09:56| Comment(1) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月19日

やるしかなかった魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:サバ 550キロ、ウルメイワシ 110キロ
       アオリイカ 60キロ、アカカマス 170キロ
       カタクチイワシ 70キロ
「石橋」定置:サバ 280キロ、ウルメイワシ 60キロ
       アカカマス 140キロ、イボダイ 60キロ
「 岩 」定置:アオリイカ 90キロ、サバ 100キロ
「原辰」定置:アオリイカ 40キロ、カワハギ 60キロ
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:サバ 120キロ、ウルメイワシ 100キロ
「福浦」定置:サバ 120キロ、ウルメイワシ 200キロ
       アカカマス 90キロ
「大磯」定置:アオリイカ、サバ ほか

冷え込んでくると魚が減る。よく言われる事ですが、水温が低くなると魚の動きも鈍くなります。
だからというわけではないが「アオリイカ」が今年は多い。サイズは小さいが手頃な大きさで、刺身に天ぷらにと大活躍。手頃なお値段も相まって、ますます人気は高まるばかり。
そして今年も残すところ十日となり、いよいよお正月を意識するまでになりました。ぼちぼち総菜向けの魚は姿を消し、晴れやかな舞台が似合う特別なお魚たちが売場を賑わす頃ですが、これから冷え込みが強くなると毎年「イワシ」なんかが獲れちゃったりして、なかなかうまくいかないもの。寒いと刺身の売りも鈍くなったりすると聞くし、懐事情もそうだけど、年の瀬の吹く風がしんしんと身に染みて来る時期になっちゃいました。と言うことで、宝くじだけは忘れずに手当てして、と。

今日のヒラメ・・・ 29枚
posted by にゃー at 14:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月18日

本格吟醸づくりの魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:スルメイカ 140キロ、サバ 250キロ
       小サバ 430キロ、アカカマス 110キロ
       イボダイ 100キロ、アオリイカ 70キロ
「石橋」定置:スルメイカ 130キロ、サバ 170キロ
       小サバ 210キロ、アカカマス 60キロ
「 岩 」定置:サバ 330キロ、アオリイカ 150キロ
「原辰」定置:アオリイカ 70キロ ほか
「江の安」定:ウルメイワシ 80キロ、小サバ 60キロ
       カワハギ 30キロ、イシダイ 20キロ
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:カワハギ 60キロ、イシダイ 30キロ
「大磯」定置:アジ、カワハギ ほか

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:サバ 240キロ、スルメイカ 100キロ

 東方面からは、
「平塚定置」:小サバ 150キロ ほか

「アオリイカ」も多いですけど、ちらちら「スルメイカ」がいますよ〜。獲れたり獲れなかったりですけど、意外とこの時期獲れるイカって大きいんです。まさに「隠れ巨乳」ならぬ「隠れ巨イカ」。揉んでつまんで、引っ張って、伸して、刻んで、塩辛にオススメ。

今日のヒラメ・・・ 74枚
posted by にゃー at 15:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ナンヨウキンメ

20121208_itak.JPG
南の海にいるから「ナンヨウキンメ」。
ふしぎの海といえば「ナディア」。


見た目は「キンメダイ」。だけど背が高く、なんとなく寸詰まりのような形。
小田原では「ヒラキンメ」や「イタキンメ」などと呼ぶ人が多く、「ナンヨウキンメ」と言う人はまずいません。
味の面では「キンメダイ」よりも劣るというのが一般的で、当然、値段も安くなります。

あまり市場に流通する魚ではなく、産地では量販店や干物屋向けによく利用されるようです。
小田原などでもキンメ釣りの外道として釣れた魚が、市場に並ぶくらいで、その数量は極めて少なく、珍しいと言うくらいです。

この次、市場で「ナンヨウキンメ」を見つけたら、その日一日「ラッキー」と思って間違いないでしょう。
posted by にゃー at 13:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月17日

魚市場は今日もウマいか

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:アオリイカ 320キロ、イボダイ 250キロ
       ウルメイワシ 160キロ、サバ 390キロ
       小サバ 1.4トン、サバフグ 140キロ
       アカヤガラ 80キロ
「石橋」定置:アオリイカ 150キロ、サバ 310キロ
       イボダイ 100キロ、アカヤガラ 70キロ
       ウルメイワシ 200キロ、小サバ 960キロ
「 岩 」定置:アオリイカ 140キロ、イボダイ 180キロ
       カワハギ 40キロ、サバ 60キロ
「原辰」定置:カワハギ 130キロ、アオリイカ 110キロ
       ショウゴ 40キロ、ウスバハギ 30キロ
「江の安」定:サバ 140キロ、アオリイカ 40キロ
「二宮」定置:カワハギ 190キロ、ウルメイワシ 80キロ
「福浦」定置:マイワシ 320キロ、アカカマス 80キロ
       ウルメイワシ 250キロ、サバ 80キロ
「大磯」定置:ウルメイワシ、サバ ほか

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:マイワシ 250キロ、サバ 290キロ
       イボダイ 60キロ
「川奈杉本」:メジナ、ヒラスズキ ほか
「伊豆釣船」:釣クロムツ、釣メダイ、釣キンメダイ ほか

 東方面からは、
「平塚定置」:サバ 190キロ、タチウオ 130キロ

20121217_aoyama.jpg「アオリイカ」また獲れだした。またの名を「バショウイカ」。小田原では特に「羽正烏賊」と書く人が多いが、正しくは「芭蕉烏賊」らしい。そりゃあ「芭蕉扇」に似ているイカというのだからイメージしやすく、納得だ。とすると「羽正」って何だ?
もしや、元は「羽生」だったのではないだろうか?つまり、羽が生えているイカという意味。ただ「羽生」だと将棋の「羽生善治(はぶよしはる)」やフィギュアスケートの「羽生結弦(はにゅうゆづる)」と間違えるので「羽正」になったか、只単に書きやすかったか。文字の座りがよいとか、案外そんな理由だったりするものだ。もはや理由にもならないが。
20121217_yayaya.jpgそもそも「アオリ」の意味が”煽動”の「煽り」じゃなく、馬具の「障泥(泥障)」=泥よけの意味と言うことすら、最近知ったのだけど。ま、美味しいイカだと言うことは前々から知っていたんですけどね。
もっと皆さんに味わって、知ってもらいたいイカの一つではあります。

今日のヒラメ・・・ 94枚
posted by にゃー at 17:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする