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2012年12月01日

活キンダイ

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たま〜に見かける微妙なやつ。


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「イシダイ(左)」と「イシガキダイ(右)」の交雑種です。
名前の「キンダイ」の「キン」とは、近畿大学で交雑種として完成され、名付けられた事に由来するそうで、それで「近畿」の「キン」が付けられたそうです。ただ自然界ではすでに見られる現象のようで、確率的には低いですが、大量に獲れたときには普通に一匹混じってます。
味はどちらに近いとか言われたことはありませんが、普通に美味しいそうです。肉付きの良さや遊泳力の力強さから言って特徴的には「イシダイ」に近いように感じますが、模様はどちらかというと「イシガキダイ」っぽいです。

どっちが父で、どっちが母かは知りませんが、基本的には見ての通り両種の模様を見事に受け継ぎ、足して2で割った模様になっております。こんなのいるんだぁ〜とよく言われますが、「イシダイ」や「イシガキダイ」の群れの中にいてもパッと見で違和感があるので、すぐ判別できます。

しかし価格的には両者の中間とは行かず、やはり一番安くなる傾向になります。

それにしても他の種類の魚で交雑することもあるのでしょうか?
「マサバ」と「ゴマサバ」や「イナダ」と「ショウゴ」、「スズキ」と「タイリクスズキ」などでは、どっちつかずの微妙な魚が獲れることはありますが、他にも似ている魚同士というのはあるけれど、やはり種の壁は越えられないのか、見かけませんね。ま、産卵期間や生息域を分けたりしてうまく棲み分けが出来てはいるのでしょうけど。ただ近年の温暖化などにより、そういう壁も徐々に無くなっていくのかもしれません。

それでも、あの広い海の中で、安易に似たもの同士に走るのではなく、律儀に同種の異性を求めて彷徨い泳ぎ続ける努力。涙ぐましいではありませんか。
大群をつくって群れで移動する魚ならいざ知らず、単独行動をする魚や深海魚などはいったいどうやって出会い、子孫を残すのでしょうか?

まだまだ海には不思議なことだらけですね〜。
posted by にゃー at 23:58| Comment(1) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

魚市場のマニフェスト

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:サバ 210キロ、ヒラソウダ 330キロ
       小サバ 130キロ、マルソウダ 1.1トン
       ショウゴ 50キロ、アオリイカ 50キロ
「石橋」定置:サバ 170キロ、マルソウダ 800キロ
       ヒラソウダ 360キロ、アオリイカ 50キロ
「 岩 」定置:アオリイカ 200キロ、イナダ 310キロ
       サバ 120キロ、小サバ 220キロ
       ヒラソウダ 200キロ、マルソウダ 280キロ
       カワハギ 180キロ
「原辰」定置:ヒラソウダ 90キロ、カワハギ 30キロ
「江の安」定:カワハギ 80キロ、ヒラソウダ 90キロ
       マルソウダ 320キロ、ショウゴ 50キロ
「二宮」定置:サバ 160キロ、カワハギ 50キロ
       アカカマス 80キロ
「福浦」定置:イシダイ 170キロ、サバ 110キロ
       カワハギ 70キロ
「大磯」定置:休漁

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:マイワシ 280キロ、イナダ 60キロ
「川奈杉本」:メジナ 730キロ、アカカマス 550キロ

 東方面からは、
「平塚定置」:アジ 70キロ

今年は早いぞ「イシダイ」。猛烈大群登場の「アオリイカ」。定番「カワハギ」、「ゴマサバ」、そして「イナダ」に「ショウゴ」、「マイワシ」などなど。魚種は豊富。今年も残り一ヶ月、魚種の充実と品質の向上に努めて、選挙と年末を乗り切ろうと考えます。
そして12月に入り、刺し網漁師は「ヒラメ網」の準備、そして網入れに入ります。
実を言うと小田原は、神奈川県内で一番「ヒラメ」が水揚げされる海ですから、当然その名に恥じない水揚げとそれに見合っただけの高品質の魚を期待したいと思います。
月曜日には早速、小田原先で獲れた「ヒラメ」たちが次々と姿を現すことになるでしょう。それから水揚げ情報の「ヒラメ枚数」も復活することとなります。
posted by にゃー at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする