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2013年01月16日

静かな魚市場の盛りの陰

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:スルメイカ 100キロ ほか
「石橋」定置:アオリイカ、ウルメイワシ ほか
「 岩 」定置:休漁
「原辰」定置:スルメイカ ほか
「江の安」定:カタクチイワシ ほか
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:タチウオ 160キロ ほか
「大磯」定置:ボラ 70キロ ほか

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:スルメイカ 280キロ、サバ 40キロ

今日は定置網に「スルメイカ」。と言っても各地の定置を合わせてやっとこ数百キロですから、深海に棲む「ダイオウイカ」1パイ分というところか。お世辞にも多いとは言えない水曜日。
「スルメイカ」と言うと食べ方もいろいろあるけど、寒いこの時期ならダイコンやサトイモと煮てみたりするのがオススメ。温かい煮汁と出汁の良く染み込んだ野菜の旨味がもう超絶美味。
それでも結局人気No.1は、鮮度が良い「スルメ」の刺身になるでしょうか。独特の歯ごたえと噛めば噛むほど出てくる味わいは、多くの人を魅了します。多めに作って残ったとしても、和えたり炒めたり煮付けたりと万能で使える食材として、無駄がありません。
まさしく日本人が愛して止まない「イカ」こそ「愛のコリコリだ」。

今日のヒラメ・・・ 38枚
posted by にゃー at 14:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月15日

魚市場ってば、ミゼラブル

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:マイワシ 100キロ、アオリイカ 160キロ
       サバ 260キロ、カタクチイワシ 110キロ
       タチウオ 90キロ、ウルメ 50キロ
「石橋」定置:サバ 240キロ、カタクチイワシ 100キロ
       マイワシ 200キロ、タチウオ 80キロ
「 岩 」定置:休漁
「原辰」定置:カタクチ 200キロ、タチウオ 80キロ
       ウルメイワシ 90キロ
「江の安」定:カタクチ 340キロ、タチウオ 60キロ
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:タチウオ 400キロ、サゴシ 70キロ
       スルメイカ 110キロ、サバ 110キロ
「大磯」定置:サバ 100キロ  ほか

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:サバ 100キロ ほか
「川奈杉本」:カタクチイワシ、アカカマス ほか

 東方面からは、
「平塚定置」:アジ 80キロ

伊豆  (釣)キンメダイ  110キロ

この連休は全国各地で強風やら大雪やらで大変な騒ぎでしたが、小田原の港の廻りでは風こそ吹いたものの、雨に終始し、時間の経過と共に白くなってゆく箱根を見守る余裕で、こたつとミカンでぬくぬくと過ごせたという話でした。
そして今朝の魚市場はと言うと、雨は止んでも冷え切った海からわざわざ出てくる魚もいないのか、まるで二連休が嘘のような少なさで、かろうじて雪のような銀鱗がまぶしい「タチウオ」と「カタクチイワシ」が目立った程度。
頼みの遠海の魚についても、東京方面の道路事情からしてあちこちで渋滞やら事故が発生しており、荷物もまともに着かない状況でした。明日にはいくらか回復すると思われますが、この景気の冷え込みとタイミングのズレ修正をひっくるめて、一週間をまるで費やしそうな悪天候が続くことになりそうです。

今日のヒラメ・・・ 162枚
posted by にゃー at 14:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月12日

魚市場の自由時間

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:マイワシ 1トン、タチウオ 430キロ
       サバ 270キロ、カタクチイワシ 2.1トン
       小サバ 2.2トン
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:小サバ 1.5トン、サバ 150キロ
       アオリイカ 60キロ、マイワシ 60キロ」
「原辰」定置:ウルメ 80キロ、カタクチイワシ 220キロ
「江の安」定:カタクチイワシ 160キロ ほか
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:タチウオ 250キロ ほか
「大磯」定置:休漁

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:サバ 420キロ ほか

 東方面からは、
「平塚定置」:アジ 150キロ

伊豆   (釣)キンメダイ  200キロ
小田原  (刺網)アンコウ  100キロ

ここで連休・・・の割に伊豆方面へ向かう車の少なさよ。
もっと遊び、飲み唄え、現代人よ。

今日のヒラメ・・・ 174枚
posted by にゃー at 21:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月11日

魚市場狂喜旬魚集合罪

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:カタクチイワシ 12トン、サバ 60キロ
       タチウオ 200キロ、イシダイ 90キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:アオリイカ 110キロ、スルメイカ 60キロ
「原辰」定置:アオリイカ、カタクチイワシ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:スルメイカ 550キロ
「大磯」定置:休漁

 伊豆方面からは、
「富戸釣船」:釣スルメイカ 400キロ

 東方面からは、
「平塚定置」:アジ 75キロ

小田原  (素潜)アワビ   120キロ
     (刺網)アンコウ  130キロ

とかく不景気な話ばかりの中にあって、魚市場を見渡すと嬉しいこともある。
今年は釣りの「キンメダイ」が好調で、型も平均大きく、また供給量に比例して価格も安く推移している。大きくなればすなわち脂乗りも良くなり、肉厚で当然美味い。キンメ好きの小田原人にとってこれほどの喜びがあろうか。
そして、さらに今年は刺し網にかかる「アンコウ」の出が早く、こちらもまた型が大きい。ここ数年、少し減り気味だったので、甘党ならぬアンコ好きにとっては聞き逃せないニュース。思わぬ出現に相場も油断気味、今がチャンスと買いまくる、そして食べまくるのが吉。今年の鍋は「キンメのしゃぶしゃぶ」と「小田原アンコウ」のダブルヘッダーで決まり。
さらには相模湾から伊豆半島一体に今、「スルメイカ」が大量接岸中。今日も伊東で30トンとか。小田原の素潜り漁師が毎日獲ってくる肉厚「アワビ」、そして「ヒラメ」と合わせて、贅沢に”海鮮魚介天ぷら盛り”と参りましょう。キャホッ♪

今日のヒラメ・・・ 170枚
posted by にゃー at 18:34| Comment(1) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月10日

厳冬期の魚市場は幻灯機

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:タチウオ 400キロ、ウルメイワシ 100キロ
       サバ 130キロ、カタクチイワシ 350キロ
「石橋」定置:タチウオ 130キロ、ウルメイワシ 220キロ
       カタクチイワシ 1トン
「 岩 」定置:スルメイカ 50キロ ほか
「原辰」定置:ウルメ 310キロ、カタクチイワシ 340キロ
「江の安」定:カタクチイワシ 490キロ ほか
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:カワハギ、サバ ほか
「大磯」定置:休漁

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:スルメイカ 320キロ
「富戸釣船」:釣スルメイカ 270キロ
「川奈杉本」:ヒラスズキ 30キロ
「川奈釣船」:釣キンメダイ 60キロ、釣クロムツ 20キロ
「宇佐美釣」:釣キンメダイ 220キロ、釣メダイ 100キロ
       釣クロムツ 70キロ

福浦  (釣)キンメダイ  80キロ
小田原  (素潜)アワビ  150キロ

正月も終わって、七草がゆも終わり、明日は鏡開き。ようやく市場も社会も普段の生活に戻ってきたような感覚であるが、魚市場内の肌で感じる景況感はまだまだ冷え切ったままだ。
この年末から正月にかけての暦は、連休も取りやすく、企業の休みも比較的長めであったと聞くし、連休中も風の強い日こそあったものの、比較的天候にも恵まれた良い気候の日が続いた。これだけ条件が揃えば、ほどほどの景気が期待されるが、実際のところ周辺の温泉地などでも思ったほどの盛り上がりに至らず、いずれの商売屋さんにしても期待外れであったとの見解が大勢を占めている。
年末の選挙明けからアベノミクスやら「なんとかざんまい」などと浮かれた話が続いたのも束の間、気がつけば体をすり抜けていく乾いた風の冷たさが一層増したように感じるのは、私だけなのだろうか?
この寒さ、まだまだ続きそうな気がしてならない。

今日のヒラメ・・・ 226枚
posted by にゃー at 21:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月08日

全国統一話し言葉を魚市場で

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:カタクチイワシ 530キロ、サバ 70キロ
       マイワシ 100キロ、タチウオ 150キロ
       ウルメイワシ 130キロ
「石橋」定置:タチウオ 300キロ、ウルメイワシ 180キロ
       カタクチイワシ 850キロ、サバ 200キロ
「 岩 」定置:タチウオ 320キロ ほか
「原辰」定置:カタクチ 150キロ、ウルメイワシ 100キロ
「江の安」定:マイワシ 290キロ ほか
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:スズキ 40キロ、カワハギ 40キロ
「大磯」定置:休漁

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:タチウオ 400キロ
「富戸釣船」:釣スルメイカ 250キロ
「伊豆釣船」:釣キンメダイ 200キロ、釣メダイ 140キロ
       釣クロムツ 100キロ

 東方面からは、
「平塚定置」:アジ 110キロ
「江ノ島網」:活ヒラメ 20キロ

小田原  (素潜)アワビ 160キロ

俗に嘘発見器と言われる機器のことを一般に「ポリグラフ」と呼ぶなんて、初めて知った。
魚の名前なんてのも標準和名はあるけれども、小田原のような地方市場では、まだまだ地方名や俗称で呼ばれる魚が多数存在する。有名なところでは「エゾイソアイナメ」や「チゴタラ」の事を「ドンコ」と呼んだり、「マルソウダ」の事を「ウズワ(大磯ではマンダラ)」と呼んだりしている。
また「カタクチイワシ」の事を小田原では「ヒコイワシ」と普通に称することはよく知られているが、もう少し東へ行くとそれが「シコイワシ」になる。これは江戸っ子の言葉遣いが今に残っていると考えることができ、言語学的にも大変興味深い。さらに全国の主要産地では「セグロイワシ」と呼ぶ人が多いようで、実は「カタクチイワシ」と呼ぶ人が一番少ないのでは?という見解もあるとか、無いとか。他にもマイナーな地方名があるらしく、いろいろ集めてみるのも面白いかも知れない。
そういえば昨日、活魚で泳いでいた大きな「イスズミ」だが、今考えるとあの濃褐色の魚体とパンパンに太った肉付きから考えると、あれは極上と言われる「ノトイスズミ」であったと考えるのが妥当であろう。
小田原や真鶴では「イスズミ」の事を通称「オバサン」という名前で呼び、基本的に食用に向かない魚として認識している。なぜ「オバサン」なのかはハッキリしないが、ウィキに拠るところから推察すると、一部地方で「ウンコタレ」や「ババタレ」と呼ぶ方言がある事から、「ババ」を「糞」ではなく「婆」と受け取った関東人が、婆=叔母さんと認識し広めたと考えられるのではないか?また、その海藻や褐藻類を好む食性から来る肉の風味というか、わかりやすく言うところの”臭い”を、一般的に齢を重ねた(?)女性の発する(加齢?)臭と結びつけ、卑下した表現が定着したと考える人もごく少数ではあるがいる。
現在では魚市場周辺でも使う人はほとんどおらず、じきに消えてゆく地方名ということになるであろう。同じく可哀想な俗称を持つ魚として、「アイゴ」の事を「ネションベン」と呼ぶ(鮮度の落ちたアイゴが尿素臭くなることを昔の人は体験的に知っていたことから来た表現と考えられる)。

今日のヒラメ・・・ 166枚
posted by にゃー at 20:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする