小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:カタクチイワシ 50キロ ほか
「石橋」定置:カタクチイワシ 30キロ ほか
「 岩 」定置:カタクチイワシ 50キロ、スルメ 40キロ
「原辰」定置:カタクチイワシ、ヒラメ ほか
「江の安」定:カタクチイワシ、スズキ ほか
「二宮」定置:スズキ、ヒラメ ほか
「福浦」定置:マンボウ、サバ ほか
「大磯」定置:アジ 40キロ、サバ 70キロ
伊豆方面からは、
「宇佐美釣」:釣キンメダイ 40キロ ほか
「沼津釣船」:釣タチウオ 50キロ
2月に入って活魚で獲れた「ヒラメ」が実働7日間で合計3,300枚強。
このまま行ったら一ト月で水揚げ一万枚を超えるペース。未だかつてないほどのハイペースだが、果たしてそこまで獲れるのだろうか。半信半疑ではるが、ひそかに期待はしている。
今後、アベノミクスによる円安とインフレ促進の流れを受け、輸入食材のコスト増、外食産業の収益改善に向けた価格改訂などが起こり、メニューの見直しなどが進むことが考えられる。そうすると豊かでお値打ちな国内産の食材に目を向けられるのは必至の情勢であり、中でも養殖物より安く、さらに鮮度抜群の状態でほぼ毎日、安定した水揚げが期待される「小田原ヒラメ」の可能性が期待されるのは当然の流れとなるであろう。
近年報告され、一部で「ヒラメ」の使用を控えるという事態にまでなった「クドア(ヒラメに寄生する粘液胞子虫)」の発生は天然物に皆無というわけではないものの、感染懸念が低いとされることから、「天然ヒラメ」への需要は底堅く、まだしばらく「天然ヒラメ」へ所望は続くと見られ、さらに多様な外食産業での利用が期待されます。
今日のヒラメ・・・ 493枚
2013年02月09日
2013年02月08日
この肌触りこそ魚市場よ
小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:カタクチイワシ 150キロ、サバ 50キロ
「石橋」定置:カタクチイワシ、サバ ほか
「 岩 」定置:スルメイカ、ヒラメ ほか
「原辰」定置:休漁
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:ヒラメ、スズキ ほか
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:アカカマス 60キロ、カタクチ 80キロ
伊豆方面からは、
「真鶴定置」:スルメイカ 400キロ
「川奈釣船」:釣キンメダイ 90キロ
うるる寒い。今日の昼過ぎ雪が舞った小田原。寒さのせいか、朝から魚は減り気味。ただし「ヒラメ」を除く。
それでも賑やかなのは魚市場。朝の慌ただしい場内、一般人の入場は禁止されています。ただし「魚市場食堂」へのお客は除く。
明日は土曜日。そのあとは連休。2日間、ゆっくりのんびりといきたいものだ。ただし、出荷業務・情報業務のある者は除く。
今日のヒラメ・・・ 552枚
「米神」定置:カタクチイワシ 150キロ、サバ 50キロ
「石橋」定置:カタクチイワシ、サバ ほか
「 岩 」定置:スルメイカ、ヒラメ ほか
「原辰」定置:休漁
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:ヒラメ、スズキ ほか
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:アカカマス 60キロ、カタクチ 80キロ
伊豆方面からは、
「真鶴定置」:スルメイカ 400キロ
「川奈釣船」:釣キンメダイ 90キロ
うるる寒い。今日の昼過ぎ雪が舞った小田原。寒さのせいか、朝から魚は減り気味。ただし「ヒラメ」を除く。
それでも賑やかなのは魚市場。朝の慌ただしい場内、一般人の入場は禁止されています。ただし「魚市場食堂」へのお客は除く。
明日は土曜日。そのあとは連休。2日間、ゆっくりのんびりといきたいものだ。ただし、出荷業務・情報業務のある者は除く。
今日のヒラメ・・・ 552枚
2013年02月07日
魚市場のヒラメは絶滅楽観種
小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:カタクチイワシ 350キロ、サバ 140キロ
「石橋」定置:カタクチイワシ 350キロ、サバ 110キロ
スズキ 100キロ
「 岩 」定置:サバ 110キロ、アカカマス 40キロ
「原辰」定置:ヒラメ、アオリイカ ほか
「江の安」定:カタクチイワシ、ウルメ ほか
「二宮」定置:サバ、ヒラメ ほか
「福浦」定置:スズキ、アカカマス ほか
「大磯」定置:アジ、カタクチイワシ ほか
伊豆方面からは、
「沼津釣船」:釣タチウオ 70キロ
東方面からは、
「平塚定置」:アジ 60キロ
「シラスウナギ」は今年も不漁らしい。相模湾の流入する河口を見ても、今年は出ている人が少ないし、獲れたという話も聞かない。獲れれば人は出るし、話も聞こえてくるはずだ。
かたや「ヒラメ」はまだ獲れている。これがまだ序盤だとすれば、来月は・・・。どのようなことになるか、想像に難くない。
・・・「ヒラメ」のバター焼きは美味しいけど、蒲焼きはどうかな?早速、試してみたいと思う。
今日のヒラメ・・・ 508枚
「米神」定置:カタクチイワシ 350キロ、サバ 140キロ
「石橋」定置:カタクチイワシ 350キロ、サバ 110キロ
スズキ 100キロ
「 岩 」定置:サバ 110キロ、アカカマス 40キロ
「原辰」定置:ヒラメ、アオリイカ ほか
「江の安」定:カタクチイワシ、ウルメ ほか
「二宮」定置:サバ、ヒラメ ほか
「福浦」定置:スズキ、アカカマス ほか
「大磯」定置:アジ、カタクチイワシ ほか
伊豆方面からは、
「沼津釣船」:釣タチウオ 70キロ
東方面からは、
「平塚定置」:アジ 60キロ
「シラスウナギ」は今年も不漁らしい。相模湾の流入する河口を見ても、今年は出ている人が少ないし、獲れたという話も聞かない。獲れれば人は出るし、話も聞こえてくるはずだ。
かたや「ヒラメ」はまだ獲れている。これがまだ序盤だとすれば、来月は・・・。どのようなことになるか、想像に難くない。
・・・「ヒラメ」のバター焼きは美味しいけど、蒲焼きはどうかな?早速、試してみたいと思う。
今日のヒラメ・・・ 508枚
2013年02月05日
十八番は"魚市場千本平目"
小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:カタクチイワシ 690キロ ほか
「石橋」定置:カタクチイワシ 720キロ ほか
「 岩 」定置:カタクチイワシ 120キロ、サバ 150キロ
「原辰」定置:ショウゴ、ヒラメ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:ヒラメ、スズキ ほか
「福浦」定置:サバ 20キロ ほか
「大磯」定置:アジ 25キロ ほか
う〜む。それにしても今年はここに来て「ヒラメ」が多く獲れている。
時期が来れば増えてくるのは当然としても、ここ両日定置網で100枚を超えて獲れており、一気に増えてきた。今年は特に定置網に集中して獲れるタイミングが早い(例年3〜4月)。去年は4月中頃からだし、5年前の大獲れ時でも2月の後半からであった。
定置網に入るということは魚が水中を遊泳しているということであり、普通に餌となる「カタクチイワシ」を追って集団回遊している事で説明できるのだが、それだけでこんなに増えるものであろうか。
小田原周辺の水温は13℃前後と例年並みに推移しており、同じく刺し網も獲れる量が平均して例年の1.5〜2倍になっていることから、やはり普通に回遊してくる魚の量が増えていると考えるのが妥当なのだろうと思う。
つまり毎年、漁師や栽培漁業協会等が地道に行ってきた放流や資源管理による”育てる漁業”の結実(資源量増加)が、一番の理由なのであろうと思う。
量が増えれば値段も下がる、値段が下がれば需要も増える。需要が増えれば値段が上がる(?)・・・。
今後は需要の喚起と相場の上昇を念頭に、相模湾の「ヒラメ」の資源量の維持とブランド力強化に努め、小田原漁業の冬の中心として「ヒラメ」同様、柱に育ってくれるよう頑張りたいですね。
今日のヒラメ・・・ 385枚
「米神」定置:カタクチイワシ 690キロ ほか
「石橋」定置:カタクチイワシ 720キロ ほか
「 岩 」定置:カタクチイワシ 120キロ、サバ 150キロ
「原辰」定置:ショウゴ、ヒラメ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:ヒラメ、スズキ ほか
「福浦」定置:サバ 20キロ ほか
「大磯」定置:アジ 25キロ ほか
小田原 (刺網)キアンコウ 160キロ
(素潜)マナマコ 110キロ
う〜む。それにしても今年はここに来て「ヒラメ」が多く獲れている。
時期が来れば増えてくるのは当然としても、ここ両日定置網で100枚を超えて獲れており、一気に増えてきた。今年は特に定置網に集中して獲れるタイミングが早い(例年3〜4月)。去年は4月中頃からだし、5年前の大獲れ時でも2月の後半からであった。
定置網に入るということは魚が水中を遊泳しているということであり、普通に餌となる「カタクチイワシ」を追って集団回遊している事で説明できるのだが、それだけでこんなに増えるものであろうか。
小田原周辺の水温は13℃前後と例年並みに推移しており、同じく刺し網も獲れる量が平均して例年の1.5〜2倍になっていることから、やはり普通に回遊してくる魚の量が増えていると考えるのが妥当なのだろうと思う。
つまり毎年、漁師や栽培漁業協会等が地道に行ってきた放流や資源管理による”育てる漁業”の結実(資源量増加)が、一番の理由なのであろうと思う。
量が増えれば値段も下がる、値段が下がれば需要も増える。需要が増えれば値段が上がる(?)・・・。
今後は需要の喚起と相場の上昇を念頭に、相模湾の「ヒラメ」の資源量の維持とブランド力強化に努め、小田原漁業の冬の中心として「ヒラメ」同様、柱に育ってくれるよう頑張りたいですね。
今日のヒラメ・・・ 385枚
2013年02月04日
魚市場のナポレオン
小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:カタクチイワシ 830キロ、ウルメ 130キロ
「石橋」定置:カタクチイワシ 600キロ ほか
「 岩 」定置:カタクチイワシ 320キロ ほか
「原辰」定置:ショウゴ、ヒラメ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:ブリ 1本、カタクチイワシ 270キロ
スズキ 110キロ、ヒラメ 50キロ
サバ 60キロ、アカカマス 40キロ
「福浦」定置:ブリ 1本、カワハギ ほか
「大磯」定置:アカカマス 110キロ、アジ 35キロ
伊豆方面からは、
「川奈釣船」:釣キンメダイ 80キロ ほか
東方面からは、
「平塚定置」:アジ 120キロ
下町のナポレオンは「いいちこ」。魚市場のナポレオンは「いいヒコ(イワシ)」。
ということで、ここのところ良型の「ヒコイワシ」こと「カタクチイワシ」が多い毎日の定置網。
それを追ってきたか「ヒラメ」も多い。さらにそれに追随して「ホウボウ」や「アンコウ」、「イシダイ」なども徐々に増えてきた。立春を迎えていよいよ春の足音が聞え始めた相模湾。魚もこれから春モードにチェンジ。
まだまだ朝は寒いけど、魚市場は毎朝、魚に溢れて熱く燃えたぎっております。刺身に煮物に焼き物、鍋物と献立に合わせて使える魚がそれぞれ獲れていますから、魚屋さんへ行って迷ったら、まずは相談。食べたいものと予算とを言えば、適当に見繕ってくれるはず。
街の魚屋さんを上手く利用して、美味い食卓を演出し、巧いやりくりをいたしましょう。
今日のヒラメ・・・ 523枚
「米神」定置:カタクチイワシ 830キロ、ウルメ 130キロ
「石橋」定置:カタクチイワシ 600キロ ほか
「 岩 」定置:カタクチイワシ 320キロ ほか
「原辰」定置:ショウゴ、ヒラメ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:ブリ 1本、カタクチイワシ 270キロ
スズキ 110キロ、ヒラメ 50キロ
サバ 60キロ、アカカマス 40キロ
「福浦」定置:ブリ 1本、カワハギ ほか
「大磯」定置:アカカマス 110キロ、アジ 35キロ
伊豆方面からは、
「川奈釣船」:釣キンメダイ 80キロ ほか
東方面からは、
「平塚定置」:アジ 120キロ
小田原 (刺網)キアンコウ 390キロ
下町のナポレオンは「いいちこ」。魚市場のナポレオンは「いいヒコ(イワシ)」。
ということで、ここのところ良型の「ヒコイワシ」こと「カタクチイワシ」が多い毎日の定置網。
それを追ってきたか「ヒラメ」も多い。さらにそれに追随して「ホウボウ」や「アンコウ」、「イシダイ」なども徐々に増えてきた。立春を迎えていよいよ春の足音が聞え始めた相模湾。魚もこれから春モードにチェンジ。
まだまだ朝は寒いけど、魚市場は毎朝、魚に溢れて熱く燃えたぎっております。刺身に煮物に焼き物、鍋物と献立に合わせて使える魚がそれぞれ獲れていますから、魚屋さんへ行って迷ったら、まずは相談。食べたいものと予算とを言えば、適当に見繕ってくれるはず。
街の魚屋さんを上手く利用して、美味い食卓を演出し、巧いやりくりをいたしましょう。
今日のヒラメ・・・ 523枚
2013年02月02日
魚市場はどうぶつの森
小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:カタクチイワシ 1.6トン、ウルメ 60キロ
「石橋」定置:カタクチイワシ 150キロ、ウルメ 30キロ
「 岩 」定置:カタクチイワシ 80キロ、サバ 50キロ
アカカマス 50キロ
「原辰」定置:カタクチイワシ、アカカマス ほか
「江の安」定:アカカマス 130キロ、カタクチ 100キロ
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:ヒラマサ 60キロ ほか
「大磯」定置:休漁
伊豆方面からは、
「真鶴定置」:サバ 220キロ ほか
「川奈釣船」:釣キンメ 20キロ、釣ムツ 20キロ
「カタクチイワシ」に混じって細長い銀色の魚体。赤い鶏冠が付いている・・・。
ももも、もしや。キタ〜〜〜!
リュ、リュ、竜雷太もビックリの「リュウグウノツカイ」〜〜!
このブログ、2度目の登場。前回は一昨年の1月に「米神定置」で獲れましたが、今回は「岩定置」にて入網です。サイズは手頃?な1メートル強のまだ若い個体のよう。漁獲時には活きていたというが、扱いに手間取り、見事に胴体真っ二つになってしまったとのこと(下写真参照)。これが致命傷、無念。
それでも赤々と閃く各ヒレの色と胴体の銀も鮮やかに、まさに深海の神秘と評される謎に満ちた魚の存在感に満ちあふれております。
地震の前触れともいわれる魚の出現に、当然思い出されるのは前回の漁獲時のこと。約2ヶ月後にあの東日本大震災があったことは忘れるはずもありません。今回の個体は小さくとも、前触れは前触れとして厳粛に受け止め、頭の片隅にでも入れておきたいですね。天災への注意は常時行うものですが、この2ヶ月くらいは少し緊張を高めて過ごしたいですね。
今日のヒラメ・・・ 386枚
「米神」定置:カタクチイワシ 1.6トン、ウルメ 60キロ
「石橋」定置:カタクチイワシ 150キロ、ウルメ 30キロ
「 岩 」定置:カタクチイワシ 80キロ、サバ 50キロ
アカカマス 50キロ
「原辰」定置:カタクチイワシ、アカカマス ほか
「江の安」定:アカカマス 130キロ、カタクチ 100キロ
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:ヒラマサ 60キロ ほか
「大磯」定置:休漁
伊豆方面からは、
「真鶴定置」:サバ 220キロ ほか
「川奈釣船」:釣キンメ 20キロ、釣ムツ 20キロ
小田原 (素潜)アワビ 130キロ
「カタクチイワシ」に混じって細長い銀色の魚体。赤い鶏冠が付いている・・・。
ももも、もしや。キタ〜〜〜!
リュ、リュ、竜雷太もビックリの「リュウグウノツカイ」〜〜!
このブログ、2度目の登場。前回は一昨年の1月に「米神定置」で獲れましたが、今回は「岩定置」にて入網です。サイズは手頃?な1メートル強のまだ若い個体のよう。漁獲時には活きていたというが、扱いに手間取り、見事に胴体真っ二つになってしまったとのこと(下写真参照)。これが致命傷、無念。
それでも赤々と閃く各ヒレの色と胴体の銀も鮮やかに、まさに深海の神秘と評される謎に満ちた魚の存在感に満ちあふれております。
地震の前触れともいわれる魚の出現に、当然思い出されるのは前回の漁獲時のこと。約2ヶ月後にあの東日本大震災があったことは忘れるはずもありません。今回の個体は小さくとも、前触れは前触れとして厳粛に受け止め、頭の片隅にでも入れておきたいですね。天災への注意は常時行うものですが、この2ヶ月くらいは少し緊張を高めて過ごしたいですね。
今日のヒラメ・・・ 386枚