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2013年02月16日

魚市場の黒幕の正体

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:イシダイ 45キロ、サバ 50キロ
「石橋」定置:サバ、カタクチイワシ ほか
「 岩 」定置:クロマグロ 1本(18キロ)、ヒラメ ほか
「原辰」定置:サバ 60キロ ほか
「江の安」定:カタクチイワシ ほか
「二宮」定置:サバ 70キロ、スズキ 60キロ
「福浦」定置:スルメイカ 210キロ ほか
「大磯」定置:休漁

 伊豆方面からは、
「富戸定置」:スルメイカ 870キロ ほか

小田原  (素潜)ナマコ  130キロ

「野郎〜、来やがった、来やがった。ヒャハー!」by 菊千代@七人の侍
と、思わず歓喜の声を揚げるほどに上がって来やがりました。
何が?・・・黒潮が。
この一週間でだいぶ蛇行が強くなり、とうとう大島と三宅の間を通るまでになりました。このまま北上が続けば、当然回遊魚の回遊が促進されるばかりか、相模湾の水温上昇と、それに伴う地魚の活動が活発になり、定置網の魚が一気に増えてくることになるでしょう。
そうなると、いよいよ「サバ」や「ワラサ」、「アジ」と言った魚が出てくるかもしれません。さらに伊豆方面で好漁が続いている「スルメイカ」の流れも変わってくるかもしれませんね。
定置網に乗った「ヒラメ」の数が減少したのも、その兆しの一つかもしれませんし、そろそろ「イシダイ」が爆獲れしても良い頃とも思います。いずれにしても全体的な漁獲量の増量が無いことには、漁獲内容云々は言えませんし、沖から運ばれてくる豊かな恵に期待して、この週末は休むことといたしましょう。

今日のヒラメ・・・ 421枚
posted by にゃー at 21:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする