2013年02月20日
シギウナギ
深海性の「ウナギ」の仲間として知られており、近隣定置網で相次いで水揚げが報告されていた中、ようやく実物を確認できました。
全長は大きいモノで1〜2メートルにまでなるそうだが、こちらは40センチにも満たない幼魚サイズ。
深海魚「シギウナギ」の名前の由来でもあり、特徴である伸張する吻に欠損が見られ、一見して「シギウナギ」に見えないのですが、ウィキによると脊椎骨の数が同科の魚の中でもずば抜けて多いらしく、それを裏付けるかのように、写真で見ての通り柔軟に体が曲折する。
肛門が非常に頭に近く、そこから後ろ部分がすべて尻尾。実に体長の90%が尾部となる。
最近は定置網に「キュウリエソ」や「ハダカイワシの仲間」、「ホタルイカ」などが相次いで入網しており、まだまだ深海からの珍客報告が期待できそうだ。
これでいいのだ。これが「シギウナギ」なのだ。
そして4月に「岩」定置で獲れた個体がコチラ。獲れた時には活きていたといいます。
特徴である見事に湾曲した口吻部分も完璧で、ほとんど個体としたら完全無欠。口の部分はザラザラとしていて、これで餌となるアミやエビなどを絡め取るのだとか。ふむふむ。
魚市場でお味見イカが?
小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:スルメイカ 3.5トン、サバ 70キロ
「石橋」定置:スズキ、サバ ほか
「 岩 」定置:スルメイカ 40キロ ほか
「原辰」定置:休漁
「江の安」定:スズキ、マイワシ ほか
「二宮」定置:スズキ 80キロ、スルメイカ 60キロ
ダイナンアナゴ 40キロ
「福浦」定置:カタクチ 180キロ、マイワシ 100キロ
「大磯」定置:マイワシ 60キロ
伊豆方面からは、
「真鶴定置」:スルメイカ 680キロ
神出鬼没の「スルメイカ」、今度は「米神」定置に現る。
真鶴から米神へと移動した「スルメイカ」の大群は、いよいよその数を減らし、相模湾の最奥で消滅してしまうのか、一網打尽で捕らえられるのか?明日の定置ですべてが判る。
それにしても寒いこの季節は、イカにとって天国そのもの。活きたイカなど、ピュンピュンと活き良く泳ぎ、ちょっかいを出そうものならブシューッと勢いよく海水と墨を噴射してくれます。グルグルと目まぐるしく色を変化させ、ヒラヒラ泳ぐ様は見ている者を飽きさせません。今だけの風物詩で活魚売り場を彩っております。
って、ことで今朝の「冷凍スルメイカ」。たっぷりカチカチになりました。塩辛に良し、一夜干しにも良し、イカの使い道、売り先、ただ今絶賛募集中です。
今日のヒラメ・・・ 120枚
「米神」定置:スルメイカ 3.5トン、サバ 70キロ
「石橋」定置:スズキ、サバ ほか
「 岩 」定置:スルメイカ 40キロ ほか
「原辰」定置:休漁
「江の安」定:スズキ、マイワシ ほか
「二宮」定置:スズキ 80キロ、スルメイカ 60キロ
ダイナンアナゴ 40キロ
「福浦」定置:カタクチ 180キロ、マイワシ 100キロ
「大磯」定置:マイワシ 60キロ
伊豆方面からは、
「真鶴定置」:スルメイカ 680キロ
神出鬼没の「スルメイカ」、今度は「米神」定置に現る。
真鶴から米神へと移動した「スルメイカ」の大群は、いよいよその数を減らし、相模湾の最奥で消滅してしまうのか、一網打尽で捕らえられるのか?明日の定置ですべてが判る。
それにしても寒いこの季節は、イカにとって天国そのもの。活きたイカなど、ピュンピュンと活き良く泳ぎ、ちょっかいを出そうものならブシューッと勢いよく海水と墨を噴射してくれます。グルグルと目まぐるしく色を変化させ、ヒラヒラ泳ぐ様は見ている者を飽きさせません。今だけの風物詩で活魚売り場を彩っております。
って、ことで今朝の「冷凍スルメイカ」。たっぷりカチカチになりました。塩辛に良し、一夜干しにも良し、イカの使い道、売り先、ただ今絶賛募集中です。
今日のヒラメ・・・ 120枚