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2013年06月01日

ロックがツーの魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:アジ 70キロ、サバ 310キロ
       アカカマス 580キロ、メジナ 100キロ
       小サバ 1.2トン、シイラ 140キロ
       マルソウダ 2.1トン
「石橋」定置:サバ 200キロ、カタクチイワシ 510キロ
       マルソウダ 870キロ
「 岩 」定置:アジ 110キロ、シイラ 700キロ
       マルソウダ 1.7トン、スルメイカ 200キロ
「原辰」定置:シイラ 280キロ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:サバ 910キロ、カタクチイワシ 510キロ
       ウルメイワシ 70キロ、小サバ 1.1トン
「福浦」定置:ブリ 1.3トン、ヒラマサ 100キロ
「大磯」定置:サバ 150キロ、カタクチイワシ 300キロ

 伊豆方面からは、
「川奈杉本」:メジナ 50キロ、アオリイカ 20キロ

今日から6月。小田原では5月末をもってヒラメ網の使用停止となり、今期の刺し網シーズンは事実上終了となります。12月から実質6ヶ月の間、とにかく今年は「ヒラメ」が多かった半年となりました。刺し網と定置での漁獲を合わせた数字で28,988枚。
放流の成果なのか、潮の巡りなのか、はたまたこれも東日本大震災の影響と言えるのか、とにかく記録的であります。おそらく史上最高枚数ではないかと思われます。ちなみに東日本大震災によって減少した福島県の人口は、28,972人と言われます。
来年以降もこの貴重な水揚げが維持され、小田原の水産資源としてますます活用されるよう、期待したいと思います。
その一方で「アンコウ」や「マトウダイ」が増えなかったり、春の「マダイ」や「チダイ」が少なかったり、平年以下の水揚げにとどまった魚種もかなり見られました。相変わらず不安定要素の多い海の中の事でもあり、予想は難しいですから、今後とも日々の水揚げを注視し、わずかな変化を見逃さないよう、よ〜く観察することが肝要かと思います。
posted by にゃー at 16:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする