2013年09月06日

シッポウフグ

今回のご依頼は、見慣れぬ「フグ」現る。
先日「二宮」定置で獲れた謎の「フグ」について、調査をお願いします。とのことです。

20130823_sippoo.jpg


なんだこの「ネズミゴチ」の様な迷彩模様は。
明らかに砂地での生活に適応した保護色、体型。
「ショウサイフグ」の子どもかなあなどと思う内に、優秀な探偵さんは突き止めてくれました。

その名をズバリ「シッポウフグ」というそうです。
そういえば先月くらいに、NHKで「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」の再放送をやっていたけど、その中で謎の海底「ミステリーサークル」をつくる魚として紹介されていました。その仲間なのだとか。

そのサークルをつくる意味は、やはりオスがメスとしっぽりするための産卵床として造るらしいのだが、何故に造るかというと周辺は潮の流れが速く、せっかく生み付けた卵が流されてしまう危険性があり、その潮の流れをあの構造物で緩和し、卵が流されにくくなるということらしい。それにしてもこんなに小さな魚が、よくも計算されたような幾何学的で整然とした構造物を造るものだと驚いた。

ようやく正体不明の魚のシッポをつかんだと言えそうです。
探偵さんには、感謝を込めて、七宝焼きでできた旭日大綬章でも捧げたい気持ちである。
ラベル:珍魚 定置網漁業
posted by にゃー at 14:11| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今回は本気の魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:ヤマトカマス 120キロ、小サバ 640キロ
       ヒラソウダ 220キロ、ワカシ 70キロ
       サバ 70キロ
「石橋」定置:アジ 60キロ、ヤマトカマス 70キロ
       ワカシ 50キロ
「 岩 」定置:アジ 50キロ、ヤマトカマス 70キロ
       ワカシ 50キロ
「原辰」定置:小アジ 50キロ、ヤマトカマス 70キロ
「江の安」定:ヤマトカマス、サバ ほか
「二宮」定置:アジ 130キロ、小サバ 700キロ
       ウルメイワシ 190キロ、サバ 70キロ
       ヒラソウダ 140キロ
「福浦」定置:シイラ 90キロ、メアジ 40キロ
「大磯」定置:アジ 60キロ、小サバ 250キロ

 伊豆方面からは、
「沼津釣船」:釣タチウオ 180キロ
「川奈杉本」:メイチダイ 60キロ、ニザダイ 70キロ
       ヤマトカマス 180キロ

 東方面からは、
「平塚定置」:アジ 若干
「大磯沖曳」:生シラス 60キロ
「腰越定置」:小アジ 30キロ

小田原  (釣)カツオ   70キロ

うまい魚が増えてきた。右を向いても左を見ても、馬鹿と阿呆のからみあいでなくて、今が旬の美味しい魚が増えてきた。大雨の泥水が川を下って海を薄めれば、心地よさが加わってきた港を吹き抜ける風が相まって海水をほどよく撹拌する。北からの風が吹いて暖められた水面の海水を沖へと送れば、下から持ち上がる海水の流れも出来、もはや「天然自動旬魚配給装置」の出来上がり。
あとはパックリ口を開けた定置網にごあんな〜い、とばかりに入った、入った。

今日のイセエビ・・・ 90キロ
posted by にゃー at 13:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月05日

ステージ魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:ヤマトカマス 260キロ、小サバ 680キロ
       アジ 80キロ、ヒラソウダ 810キロ
       サバ 160キロ、ウスバハギ 80キロ
「石橋」定置:サバ 120キロ、ヤマトカマス 190キロ
       ウスバハギ 70キロ
「 岩 」定置:ヤマトカマス 320キロ ほか
「原辰」定置:小サバ 110キロ、ヒラソウダ 150キロ
「江の安」定:ヤマトカマス、ウスバハギ ほか
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:ブリ・ワラサ 920キロ
「大磯」定置:休漁

 東方面からは、
「腰越定置」:小アジ 65キロ
「佐島釣船」:釣カツオ 490キロ ほか

小田原  (釣)カツオ   90キロ

ピカピカドンドン、ドシャドシャザーザー。未明の大雨は出漁した漁師をUターンさせるほど激しいもので、温帯低気圧に変わったとはいえ、台風の面影を残した立派な低気圧のなせる技であったと言えるでしょう。西湘バイパスも雷と集中豪雨で凄いことになっていました。
それでも小田原の漁師はなんとか出漁し、意外にも多くの魚を揚げてきました。「ブリ」も混じって「ワラサ」が多く、他に「ヤマトカマス」や「ウスバハギ(シロウマ)」といった秋の魚がチラホラ見えて、そして「サバ」に「ヒラソウダ」などなど全体に量は少なめも意外に種類が集まりました。そんな中、人気の「アジ」は少なめでしたが、最後に腰越から「小アジ」が入荷しました。やはり餌となる「シラス」の豊富な土地(海)柄か、魚の形も上々で、太り、色ツヤ共に文句なく、まさに最上級の「小アジ」で人気を集めました。

今日のイセエビ・・・ 40キロ
posted by にゃー at 14:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月04日

魚市場でベリーロール

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:マルソウダ 1.3トン、ウルメ 370キロ
       ヤマトカマス 100キロ、小サバ 140キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:ワラサ 350キロ ほか
「原辰」定置:ヤマトカマス、小サバ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:アジ 160キロ、マルソウダ 240キロ
       小アジ 120キロ、小サバ 1トン
       ヒラソウダ 520キロ、サバ 100キロ
「福浦」定置:ウルメイワシ、シイラ ほか
「大磯」定置:小サバ 1.3トン ほか

 東方面からは、
「平塚定置」:アジ 360キロ

20130904_haga.jpg昨日、少し「米神」定置に見えたという「サクラエビ」。今日は慎重に網を操作して見事すくうのに成功。そしてその量、約10キロ。貴重な相模湾で獲れた地物の「サクラエビ」といえば、知る人ぞ知るプレミアムな代物。春先の水揚げが代表的だが、秋にも少ないが獲れる。ただ、潮が変わればすぐに獲れなくなってしまうので、見つけたらすぐに買う。貴重な魚を手に入れるには、なんと言ってもこの瞬発力が要求される。

今日のイセエビ・・・ 20キロ
posted by にゃー at 17:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

活ケブカイセエビ

20130904_kebuka.jpg

「イセエビ」シーズンを象徴するかの様に、先日に続いて「イセエビ」に混じる珍エビシリーズ。

明らかに「イセエビ」と異なる緑色の魚体、しかし形は「イセエビ」そのもの。
「カノコイセエビ」に似て第一触覚に縞模様も入っている。
特徴的なのは眉間に入るオレンジとブルーの隈取りの様な模様。

このエビを何というか?

「ケブカイセエビ」というのだそうです。

「毛深いエビ」?

いえ。「ケブカイセエビ」です。
ただ漢字で書いても「毛深伊勢海老」となるようです。

どうやらお腹の蛇腹部分にある溝に短い毛が生えているのだとか(今度よく見てみよう)。
ということは、ノーマルの伊勢海老は「ハイジニーナ・イセエビ」と名付けることにしよう。

それはともかく、食べても味は「イセエビ」と変わらないそう。
その割に色のせいか値段が安くなってしまう可哀想なエビである。

いつか「ケブカイセエビ」の名を世間に広め、逆に貴重だ!珍品だ!と喜んで貰える様にしたいと思う。

毛深いからって恥ずかしがることはない、人間誰でも何でも、生まれたままの姿を大切にしたいものだ。
posted by にゃー at 17:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月03日

本日の魚市場のおすすめ

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:イナダ 790キロ、ワカシ 140キロ
       サバ 80キロ、小サバ 140キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:ヤマトカマス、アジ ほか
「原辰」定置:ヤマトカマス 80キロ、シイラ 60キロ
「江の安」定:サバ、シイラ ほか
「二宮」定置:アジ 400キロ、小サバ 1.4トン
       小アジ 500キロ、サバ 250キロ
       イワシ 200キロ
「福浦」定置:ワラサ 1.6トン、ワカシ 120キロ
「大磯」定置:マルアジ 100キロ、小サバ 840キロ

 伊豆方面からは、
「川奈杉本」:ヤマトカマス 320キロ、ニザダイ 120キロ

 東方面からは、
「湘南沖曳」:生シラス 160キロ

小田原  (釣)カツオ   110キロ

20130903_zakue.jpg「クエ」。美味しい魚の代表選手にして高級魚の代名詞。九州場所といえばこの魚。でっぷりとしたこの巨体が連日揚がっております。「メイチダイ」や「戻りカツオ」もレギュラーで入荷しており、徐々に秋の深まりと共に華やかな地魚セレブの登場で賑やかさを増している魚市場。
その一方で実に地味なところに注目が集まっておりました。それがこの「トカゲハダカ」数年ぶりの登場。
20130903_tokahada.jpg今日は一匹二匹の単位でなく、ドドンと300・・・グラムも獲れました。このグロな顔つき、いぶし銀の魚体、まさに国立科学博物館で開催中の特別展「深海」に勝るとも劣るともなく、勝負にならないほどの規模ではあるものの、喜ぶ人だけ喜んでくれるこのマニア受け重視の姿勢が「米神」定置と言うことを思い知らされた朝でした。思った以上に脂の乗ったこの魚は、東京のとあるお店にて、唐揚げで食べられるそうです。是非とも、「孤独のグルメ」で紹介してくれることを望みます。

今日のイセエビ・・・ 40キロ
posted by にゃー at 17:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする