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2013年09月04日

魚市場でベリーロール

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:マルソウダ 1.3トン、ウルメ 370キロ
       ヤマトカマス 100キロ、小サバ 140キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:ワラサ 350キロ ほか
「原辰」定置:ヤマトカマス、小サバ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:アジ 160キロ、マルソウダ 240キロ
       小アジ 120キロ、小サバ 1トン
       ヒラソウダ 520キロ、サバ 100キロ
「福浦」定置:ウルメイワシ、シイラ ほか
「大磯」定置:小サバ 1.3トン ほか

 東方面からは、
「平塚定置」:アジ 360キロ

20130904_haga.jpg昨日、少し「米神」定置に見えたという「サクラエビ」。今日は慎重に網を操作して見事すくうのに成功。そしてその量、約10キロ。貴重な相模湾で獲れた地物の「サクラエビ」といえば、知る人ぞ知るプレミアムな代物。春先の水揚げが代表的だが、秋にも少ないが獲れる。ただ、潮が変わればすぐに獲れなくなってしまうので、見つけたらすぐに買う。貴重な魚を手に入れるには、なんと言ってもこの瞬発力が要求される。

今日のイセエビ・・・ 20キロ
posted by にゃー at 17:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ケブカイセエビ

20130904_kebuka.jpg

「イセエビ」シーズンを象徴するかの様に、先日に続いて「イセエビ」に混じる珍エビシリーズ。

明らかに「イセエビ」と異なる緑色の魚体、しかし形は「イセエビ」そのもの。
「カノコイセエビ」に似て第一触覚に縞模様も入っている。
特徴的なのは眉間に入るオレンジとブルーの隈取りの様な模様。

このエビを何というか?

小田原では昔から
「ニシキエビ」で通っていたようですが、

「ニシキエビ」はもっと南に棲んでるし、
模様ももっとギラギラしてる。

正式名称
「ケブカイセエビ」というのだそうです。

「毛深いエビ」?

いえ。「ケブカイセエビ」です。
ただ漢字で書いても「毛深伊勢海老」となるようです。

どうやらお腹の蛇腹部分にある溝に短い毛が生えているのだとか(今度よく見てみよう)。
ということは、ノーマルの伊勢海老は「ハイジニーナ・イセエビ」と名付けることにしよう。

それはともかく、食べても味は「イセエビ」と変わらないそう。
その割に色のせいか値段が安くなってしまう可哀想なエビなのである。

いつか「ケブカイセエビ」の名を世間に広め、逆に貴重だ!珍品だ!と喜んで貰える様にしたいと思う。

毛深いからって恥ずかしがることはない、人間誰でも何でも、生まれたままの姿を大切にしたいものだ。
posted by にゃー at 17:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする