2013年12月12日

魚市場の味

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:アジ 280キロ、サバ 2.4トン
       アカカマス 200キロ、アカヤガラ 150キロ
       小アジ 240キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:アオリイカ 200キロ ほか
「原辰」定置:ヒラソウダ、カワハギ ほか
「江の安」定:アジ 120キロ、サバ 600キロ
「二宮」定置:活カワハギ ほか
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:休漁

 伊豆方面からは、
「川奈杉本」:ウスバハギ 200キロ ほか

小津安二郎監督の遺作である「秋刀魚の味」。見終えた後に「あれ?サンマってどこに出てきた?」という素朴な疑問を持たれた方は実に多かったと思われるが、基本映画のタイトルに全く関係のない単語をつけると言うことを常にしていた監督であるから、特に気にしないという人も多かっただろう。フランスで公開された際には、「サンマ」ではなく「酒の味」という名前で公開されたと言うが、内容から見たらこちらの方がよほどしっくり来るし、見た者にとっても素直に見終えることができたであろうと思う。
今朝の魚市場を表現するならば、まさに「真鯖の味」である。存在感を再び増してきた「サバ」の中にあって、今朝は特に「マサバ」が抜きんでて多く、しかも400グラム前後が中心という特殊なアソートだった。
朝から強風が吹いた今朝は、休漁になるところも多く、「米神」定置も出漁を遅らせるほどであったが、2時間遅れで無事出船。そのせいもあって水揚げ時間が遅くなり、競りの時間に並んだ魚が全体に少ないこともあって相場は平均高め推移となった。
かの小津監督も、世界で評価される前には、日本では既に時代遅れの監督というレッテルが貼られていたし、そのどん底の評価を覆すには死後まだ数年が必要であった。明日は、小田原の魚が築地でどれだけ評価されるかを試す、良い機会になるであろうと思う。

今日のヒラメ・・・ 78枚
posted by にゃー at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする