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2014年03月06日

3トップ陣形の魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:マイワシ 12トン、ウルメイワシ 180キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:マイワシ 1.7トン、イシダイ 90キロ
       ウマヅラハギ 100キロ
「原辰」定置:マイワシ 1.5トン ほか
「江の安」定:マイワシ 350キロ、カタクチ 160キロ
「二宮」定置:活イシダイ 110キロ
「福浦」定置:カタクチイワシ 40キロ ほか
「大磯」定置:アカカマス 520キロ ほか

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:ウマヅラハギ 120キロ、スズキ 60キロ
       ブリ 2本、ホウボウ 60キロ

「サバ」無き今、魚市場の最前列は「大羽(マイワシ)」「潤目(ウルメ)」「片口(ヒコ)」のイワシ3枚刃が中心的存在となりつつあります。
彼ら攻撃的FWが水揚げを引っ張っている状況の中で「カマス」や「イシダイ」といったCFと「ウマヅラ」「ホウボウ」の両WGで攻撃と防御の両面を受け持つという布陣は最早鉄壁と言え、最前線で待ち構える「イワシ」軍団に青魚と白身という連携プレーにより、さらに高度な得点力として機能する事が期待されています。それぞれのポジションのポテンシャルの高さによって個人技が冴える事となり、より高い攻撃力として魚市場の評価を高める事ともなります。
今や期待されるのは個人技による突破ではなく、魚種毎の個性を活かしたツートップでもスリートップでも、それぞれの多角的な連携とサイドから敵陣深くに切りこんでクロスを上げるといった戦略的攻撃パターンの選択肢の多さであり、将来的にはトップ下の魚種でもすぐにFWと入れ替わるくらいの柔軟性が魚市場として求められると思います。

今日のヒラメ・・・ 358枚
posted by にゃー at 19:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする