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2014年04月21日

花子と魚市場とアジ

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:アジ 200キロ、ヒラマサ 150キロ
       ワラサ 150キロ
「石橋」定置:アジ 300キロ、ワラサ 100キロ
       ヒラマサ 100キロ
「 岩 」定置:イシダイ 400キロ、ボラ 230キロ
       ワラサ 700キロ
「原辰」定置:ワラサ 50キロ、ヒラマサ 80キロ
「江の安」定:アジ 80キロ ほか
「二宮」定置:アジ 220キロ、ブリ・ワラサ 530キロ
「福浦」定置:ヒラマサ 220キロ ほか
「大磯」定置:アジ 380キロ ほか

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:ブリ・ワラサ 5.1トン
「熱海丸網」:アカカマス 730キロ
「川奈杉本」:ボラ 300キロ、クロダイ 80キロ
「西伊豆釣」:釣イサキ 120キロ ほか

 東方面からは、
「片瀬沖曳」:生シラス 400キロ
「茅ヶ崎船」:生シラス 230キロ
「湘南地引」:生シラス 45キロ
「国府津船」:生シラス 200キロ

春の風物詩「ハナダイ」こと「チダイ」は今年は不漁で、まったくまとまりませんが、代わって「ハナ肇」の銅像の様に銅色に輝く「イサキ」が伊豆方面で釣れてます。夏を先取りする「イサキ」は、走りという事もあり人気を集めており、手頃な大きさ、手頃な値段がさらに人気を呼んでおります。
江戸っ子ならばこの時期、走りの「初ガツオ」を誰よりも早く手に入れることを誇りとしていたものですが、今年の「カツオ漁」は今のところ不発で、どうも釣果が上がらないようです。待ち焦がれている江戸っ子には悪いですが、もうしばらく「カツオ」の姿は見られないかもしれません。
時期の前後で獲れたり獲れなかったりする魚が出るのは毎年の事で、ある種のパターンが決まっているようで、なかなか知り得ない非常にカオスなものであり、様々の要因、神々の悪戯が作用しているものと思われ、我々人智の及ぶところではないようです。こればっかりは海のご機嫌と潮流次第の水ものと、いつの時代でも割り切って考えるしかないようですね。

今日のヒラメ・・・ 192枚
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2014年04月19日

24時間の休息は魚市場の毒

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:アジ 330キロ、ヒラマサ 70キロ
「石橋」定置:アジ 50キロ、ヒラマサ 70キロ
「 岩 」定置:アジ 700キロ ほか
「原辰」定置:スルメイカ、スズキ ほか
「江の安」定:アジ 50キロ ほか
「二宮」定置:活イシダイ 400キロ
「福浦」定置:アジ 60キロ、ヒラマサ 50キロ
「大磯」定置:アジ 990キロ、マルアジ 200キロ

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:ブリ 500キロ
「西伊豆釣」:釣イサキ 70キロ ほか
「熱海丸船」:アカカマス 680キロ

 東方面からは、
「片瀬沖曳」:生シラス 220キロ
「国府津船」:生シラス 100キロ
「湘南地引」:生シラス 130キロ
「茅ヶ崎船」:生シラス 100キロ

今週は月から土まで働きっぱなしでした。魚も平均多かったですし、一日一日が長かったようにも感じます。それだけ多くの魚を皆さんに提供できたのだから、こんなに嬉しいことはありません。魚が有っての魚市場、肴があってのお晩酌ですから、どちらの時間も充実して過ごすのも己個人の心がけ次第。要はヤル気だということですね。

今日のヒラメ・・・ 141枚
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2014年04月18日

魚市場は毎日がどきどき

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:アジ 640キロ、ヒラマサ 230キロ
「石橋」定置:アジ 500キロ、ワラサ 80キロ
「 岩 」定置:アジ 700キロ、ブリ 570キロ
       クロダイ 300キロ、イシダイ 230キロ
       ボラ 250キロ
「原辰」定置:アジ、ヒラマサ ほか
「江の安」定:アジ、ヒラマサ ほか
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:ワラサ、スズキ ほか
「大磯」定置:アジ 600キロ、アカカマス 100キロ

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:ブリ・ワラサ 1.2トン
「川奈杉本」:ボラ 480キロ、クロダイ 80キロ
「熱海丸網」:アカカマス 100キロ、ヒラマサ 30キロ

 東方面からは、
「片瀬沖曳」:生シラス 370キロ
「茅ヶ崎網」:生シラス 100キロ
「湘南地引」:生シラス 40キロ
「国府津船」:生シラス 10キロ

「クロダイ」は今が狙いどき。沖を通る「ヒラマサ」もそろそろ最後。「アジ」は良型が数釣れる今が一番楽しいとき。
「生シラス」もおいしいサイズが連日獲れて、毎日食べどき。日々メニューを変えて飽きることなし。お家で贅沢「生シラス丼」。思い立ったら今こそやる時。
私は、一度でいいから600キロの「生シラス」を買い付けて、ダンベいっぱいにして、その中で泳ぎたい。思い立ったら今こそや・・・めておく時。それが大人ってもんだった。

今日のヒラメ・・・ 150枚
posted by にゃー at 17:03| Comment(1) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月17日

ピチピチ魚市場の大人アジ

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:アジ 2.6トン ほか
「石橋」定置:アジ 1.3トン、ワラサ 500キロ
「 岩 」定置:アジ 1トン、ブリ 400キロ
       ワラサ 220キロ
「原辰」定置:アジ ほか
「江の安」定:アジ ほか
「二宮」定置:アジ 750キロ、ブリ 300キロ
       ワラサ 300キロ
「福浦」定置:ワラサ、スズキ ほか
「大磯」定置:アジ 1トン ほか

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:アジ 1.8トン ほか
「川奈杉本」:クロダイ 100キロ、ボラ 490キロ
       ヒラマサ 110キロ
「西伊豆釣」:釣イサキ 100キロ ほか
「熱海丸網」:アカカマス 200キロ

 東方面からは、
「片瀬沖曳」:生シラス 540キロ
「湘南地引」:生シラス 130キロ
「国府津船」:生シラス 50キロ
「茅ヶ崎船」:生シラス 75キロ

毎日獲れてる安定の「小田原アジ」がどんどんデカくなってます。日に日に分厚くなってます。さらにさらに美味しくなってます(当社比)。
これを受けて、消費者の結論はただ一つ。これはもう買うしかないでしょう。
そして4月としては異例と思えるほど「生シラス」が獲れてます。新たに漁を開始する船も増え、ますます水揚げは増える見込みであり、湘南や駿河湾に負けない小田原の新名物として確立するであろう今後が非常に楽しみであります。ちょっと野心のある起業家なら、今こそ大々的な加工場を建て、生シラス丼をメインにした食堂を開いちゃっても良いのではないでしょうか?興味をお持ちの方、一口乗らせてもらえませんか?

今日のヒラメ・・・ 145枚
posted by にゃー at 19:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月16日

課題は魚市場のマター

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:ブリ 280キロ ほか
「石橋」定置:アジ 500キロ、ヒラマサ 250キロ
       ワラサ 300キロ
「 岩 」定置:アジ 800キロ、クロダイ 270キロ
       イシダイ 100キロ、ヒラマサ 100キロ
       ボラ 120キロ
「原辰」定置:アジ、ウマヅラハギ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:アジ 300キロ ほか
「福浦」定置:ブリ 50キロ、スズキ 50キロ
「大磯」定置:アジ 1トン ほか

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:アジ 1.9トン、ブリ 380キロ

 東方面からは、
「国府津船」:生シラス 160キロ
「片瀬沖曳」:生シラス 360キロ
「湘南地引」:生シラス 150キロ

また獲れる「アジ」と「ブリ」、そして「生シラス」。
市場の岸壁というコンクリで打たれた砂漠に降るスコールのように、大漁に水揚げられた魚の洪水。その水が砂に吸収されて無くなるように、あっという間にそれらを捌く、それが魚市場の仕事。ナイルの洪水は周辺の大地に豊穣という実りを与え、市場に起こる魚の洪水は小田原北条氏の末裔をまた喜ばせる結果を招く。アスワンハイダムの建設によってナイルの洪水は減ったと言うが、魚の洪水が確実視されている小田原では、明日もハイテンションで乗り切るしかないのである。

今日のヒラメ・・・ 153枚
posted by にゃー at 18:02| Comment(1) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月15日

大漁は怪奇じゃない魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:アジ 3.2トン ほか
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:アジ 500キロ、ボラ 140キロ
       イシダイ 100キロ、クロダイ 120キロ
「原辰」定置:ヒラマサ 80キロ ほか
「江の安」定:アジ ほか
「二宮」定置:アジ 530キロ ほか
「福浦」定置:アジ 100キロ ほか
「大磯」定置:アジ 2.5トン、アカカマス 120キロ
       マルアジ 200キロ

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:アジ 300キロ、ブリ 200キロ
       ワラサ 170キロ
「熱海丸網」:アカカマス 100キロ

 東方面からは、
「片瀬沖曳」:生シラス 150キロ
「湘南沖曳」:生シラス 70キロ
「国府津船」:生シラス 65キロ

ハワイでは皆既月食が見られたと言う事ですが、ここ小田原の海では満月に照らされて、もう間もなく定置網が「アジ」一色に染まり、周辺の飲食店が「アジ」メニューだらけになるという「皆既鯵食」になる模様です。
今こそ、毎日「シラス」をお腹いっぱい食べて丸々と太っている「小田原アジ」の味覚と経済的な魅力を存分に楽しむチャンスといえるでしょう。

今日のヒラメ・・・ 188枚
posted by にゃー at 17:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする