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2014年05月09日

♪アジのままの〜魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:アジ 100キロ、カタクチイワシ 150キロ
「石橋」定置:アジ 1.5トン、ワラサ 3.1トン
「 岩 」定置:ワラサ 2.4トン、アジ 270キロ
       サバ 380キロ
「原辰」定置:ワラサ・サバ ほか
「江の安」定:アジ ほか
「二宮」定置:活イシダイ 300キロ
「福浦」定置:サバ 650キロ、アジ 190キロ
       アオリイカ 100キロ
「大磯」定置:アジ 50キロ、カタクチイワシ 50キロ

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:サバ 180キロ、ワラサ 190キロ
「伊豆釣船」:釣オオクチイシナギ 160キロ
「西伊豆釣」:釣イサキ、釣マダイ ほか

と言いたかったが、その声をかき消すように「ワラサ」の強烈な寄せが今朝は押し寄せました。その勢いに圧倒されて「アジ」は日に日に減ってきております。
しかし、「アジ」は今の時期、小田原の華であり、主役。ここは負けられないとして、形勢逆転の機会をうかがっているはず。
風の強い日が続いたり暖かい日差しが注いだりと、季節の変わり目を思わせる急変する環境に、海も多少、まごついているように見えますが、それも自然であり、ありのままの相模湾。
明日も、来週も、この現実を受け入れた水揚げで商売していくほかなさそうです。
posted by にゃー at 20:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

𩺊〜アラ

20140508_arara.jpg

これほど「幻の魚」という称号が似合う魚は他にいないだろう。

魚篇に「荒」と書いて「アラ」。
えら蓋周辺にあるという毒のある棘、大きな口、ギラ付く眼光といい見るからに荒々しい面構えは、まさに「魚の王様」という称号もふさわしい。

図鑑などには1メートルを超えるものもいるというが、今では4キロを超えるサイズですら、メッキリとその姿を見られなくなった。

小田原でも年に数本しか揚がらないキロ上のサイズにあって、7キロというサイズは近年とんと見られなかった”超大物”と言えるサイズである。

相模湾から伊豆半島に掛けての「アラ」の深場釣りは昔から有名で、多くの太公望が挑戦しているが、なかなか本命に当たることがないという超難易度の高い釣りとしても有名。そんな「幻の魚」が定置網に入ったという。それも大磯「湘南定置」に。

これは珍事。

春の嵐に誘われたのか、コロコロ太った大磯の「マアジ」を追いかけてきたのか、普段は300メートル休の深海にいるといわれる魚が、100メートル未満の深さに位置する定置網にまで入ってくるとは、「アラ」の略は「アン・ラッキー」とでも言いたいくらい不幸な出来事であり、我々にとっては「あら?こんなところに幻が。」とでも言いたくなるほどのラッキーであり、実に複雑な事象として捉えられている。

注目の価格も当然”超”の付く高値で、もちろん当日の全魚種の中で最も高く、最近の漁獲された魚の中でもおそらく一番高かったのではないだろうか?
ちなみに価格的に最も近いのが地物の「オカイアワビ」と言えばわかりやすいだろう。

201310_KUE.jpg九州地方では一般的に「アラ」と称して「クエ(モロコ)」が流通しており、本物の「アラ」だと思って頼むと「あら?」という事になるそうなので、特に九州場所の時期などは要注意である(写真は「クエ」)。
posted by にゃー at 20:48| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする