小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:サバ 430キロ、ウルメイワシ 200キロ
小サバ 410キロ、ヤマトカマス 330キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:シイラ 1.8トン、ヤマトカマス 110キロ
「原辰」定置:ウルメイワシ 240キロ、シイラ 60キロ
「江の安」定:ウルメ 90キロ、ヤマトカマス 90キロ
「二宮」定置:アジ 70キロ、サバ 1.1トン
小サバ 1.1トン
「福浦」定置:シイラ 380キロ ほか
「大磯」定置:アジ 380キロ、小サバ 850キロ
伊豆方面からは、
「西伊豆釣」:釣スルメイカ 160キロ ほか
東方面からは、
「平塚定置」:アジ 240キロ
「江ノ島網」:アジ 100キロ ほか
「湘南地引」:生シラス 50キロ
「国府津船」:生シラス 60キロ
なんか減ってる。水揚げが。でも増えてる「マアジ」が。
お盆休みが明けて、少年少女の夏休みも残り二週間を切ってきた8月後半。
世間的には残暑と言うことにはなっているが、まだまだ日中の暑さは半端ではない。風が吹いていれば良いが、風もなく、晴天の日など、日が昇ってくれば気温はみるみる上昇し、いくら海辺の仕事とは言え、体力的にもキツクなるのは私だけではないはず。
そんな中、猛暑を受けて夏バテ気味だという人も増えつつあり、自ずと人々は食欲の低下を招いてしまっている。さらに夏休み中の浪費もピークを迎え、家計を守る主婦の財布も今が一番固いときでもある。
そう、今が一番”魚”が売れない時期なのだ。俗に言う「ニッパチ」である。
そんな折に魚がたくさん獲れたとしても消費が伸びないタイミングで獲れてしまっては、販売増量、消費増大、ひいては相場上昇へのバランスが崩れてしまう。そんな時はどうするか。厳しい現状の中でも売れている市場へ出荷するのが一番手っ取り早く、確実な方法なのだ。
だから小田原に「マアジ」が集まるのである。
鮮魚流通には、そんな単純な面もあるからおもしろい。
今日のイセエビ・・・ 60キロ