魚体中骨抜き器販売中

2014年09月22日

魚市場は魚の奴隷

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:休漁
「石橋」定置:マルソウダ 1.1トン、小サバ 110キロ
       ヤマトカマス 120キロ
「 岩 」定置:マルソウダ 4トン、小サバ 2.1トン
       シイラ 110キロ、ヤマトカマス 250キロ
「原辰」定置:マルソウダ 3.5トン ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:サバ 100キロ、小サバ 760キロ
「福浦」定置:ハガツオ 410キロ、イナダ 150キロ
       ヤマトカマス 60キロ
「大磯」定置:マルソウダ 1.2トン、小サバ 870キロ

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:イナダ 3トン、シイラ 180キロ
「沼津底曳」:マダイ 60キロ ほか
「西伊豆釣」:釣イサキ 110キロ ほか
「川奈杉本」:ヤマトカマス 80キロ ほか
「山下丸網」:ヤマトカマス 170キロ、メアジ 120キロ
       アジ 50キロ

 東方面からは、
「腰越定置」:アジ、小サバ ほか

小田原 ・・・ 釣サバ 50キロ

20140922_manaina.jpg「イナダ」あるよ〜。こういう魚が少ない日に重宝される便利な魚。これで全国的に沸いた時には見向きもされない、可哀想な魚。
これが70年代なら♪毎日「そばにおいてね、邪魔しないから〜」と甘えるだろう。そして「悪い時は、どうぞぶってね(=たたき売りしてね)」と懇願するだろう。そして最後には♪「アナタ好みの「イナダ」になりたい」と唄うだろう。そんな愛おしい「イナダ」に君も惚れてまうやろう。

今日のイセエビ・・・ 110キロ
posted by にゃー at 13:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月20日

阿里の巴巴の魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:休漁
「石橋」定置:マルソウダ 480キロ、小イサキ 100キロ
       カマスサワラ 230キロ、サバ 130キロ
「 岩 」定置:ヤマトカマス 1.4トン、マルソウダ 1.3トン
「原辰」定置:マルソウダ 380キロ、小サバ 480キロ
       ヤマトカマス 100キロ
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:アジ 340キロ、サバ 180キロ
       小サバ 1.8トン
「福浦」定置:ワカシ 610キロ、ヤマトカマス 50キロ
「大磯」定置:小サバ 760キロ ほか

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:ワカシ 160キロ、シイラ 70キロ
「西伊豆釣」:釣イサキ 80キロ ほか
「川奈杉本」:ヤマトカマス 100キロ、ヘダイ 75キロ
       シイラ 60キロ
「沼津釣船」:釣タチウオ 20キロ

 東方面からは、
「平塚定置」:アジ、タチウオ ほか

小田原 ・・・ 釣サバ 150キロ
三重  ・・・ 釣カツオ 130キロ

トントン、トンカラリとえっさホイ、魚市場は今日も元気。
連休前で相場上昇。「石橋」定置では今年、最多級の「カマスサワラ」が爆獲れ。切り身加工を得意とする量販店筋を中心にあっと言う間に売切れました。
来週は台風接近を睨んでの攻防。「小イサキ」の接近も感じられる昨今、鬼が出るか蛇が出るか、どっちにでるか、どっちにしても市場の責務を果たすのみ。

今日のイセエビ・・・ 110キロ
posted by にゃー at 12:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月19日

魚市場支配からの卒業

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:休漁
「石橋」定置:マルソウダ 2.6トン、ハガツオ 300キロ
       ヤマトカマス 200キロ、小サバ 280キロ
       イナダ 90キロ、小イサキ 250キロ
「 岩 」定置:小サバ 1.7トン、ヤマトカマス 2トン
       マルソウダ 230キロ、シイラ 100キロ
「原辰」定置:マルソウダ 540キロ、サバ 90キロ
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:サバ 290キロ、小サバ 1.5トン
「福浦」定置:イナダ 330キロ、ヘダイ 80キロ
「大磯」定置:小サバ 520キロ、小イサキ 160キロ
       ヤマトカマス 170キロ、イナダ 80キロ

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:イナダ 10.1トン ほか
「赤沢定置」:シイラ 320キロ、マルソウダ 150キロ
       小イサキ 110キロ、ヤマトカマス 230キロ
       小タカベ 150キロ
「沼津底曳」:マダイ、イトヨリ ほか
「西伊豆釣」:釣スルメイカ 70キロ、釣イサキ 30キロ

 東方面からは、
「平塚定置」:アジ 70キロ、マイワシ 80キロ
       ウルメイワシ 60キロ
「腰越定置」:小アジ、ウルメイワシ ほか

盗んだターレで走り出す。お届け先も解らぬまま。
と、言うことで、築地を今朝も迷子の男です。
真鶴の「イナダ」は今朝もその量を増して、ますますヒートアップ。
サイズもアベレージ2キロ後半で、ナイスプロポーション。脂乗りも最高とかで、高まる人気、そして低まる価格。
このお買い得品を手に入れずに、我が家を守る銃後の夜の飯が喰えるかと。

今日のイセエビ・・・ 80キロ
posted by にゃー at 16:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月18日

孤独の魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:休漁
「石橋」定置:マルソウダ 9.6トン、サバ 160キロ
       ヤマトカマス 330キロ、小サバ 320キロ
「 岩 」定置:マルソウダ 6トン、小サバ 1.1トン
       ヤマトカマス 2.8トン
「原辰」定置:マルソウダ 1トン、ヤマトカマス 500キロ
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:マルソウダ 480キロ、小アジ 170キロ
       サバ 280キロ、小サバ 1.8トン
       ヤマトカマス 100キロ
「福浦」定置:シイラ 80キロ、サバ 60キロ
「大磯」定置:イナダ 600キロ、マルアジ 270キロ
       マルソウダ 120キロ、小サバ 2.2トン
       ウルメイワシ 760キロ

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:イナダ 3トン ほか
「山下丸網」:小ムツ 250キロ、イナダ 50キロ
「川奈杉本」:ヘダイ 30キロ ほか
「西伊豆釣」:釣タチウオ 50キロ、釣イサキ 30キロ

小田原  ・・・ 釣サバ  120キロ

焦るんじゃない。俺は腹が減っているだけなんだ。

今日のイセエビ・・・ 60キロ
posted by にゃー at 16:06| Comment(1) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月17日

魚市場の流れに身をまかせ

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:マルソウダ 5.7トン、イナダ 120キロ
       サバ 220キロ、ヤマトカマス 1.4トン
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:マルソウダ 3.7トン、アカカマス 100キロ
       ヤマトカマス 950キロ、小サバ 950キロ
「原辰」定置:マルソウダ 760キロ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:アジ 100キロ、サバ 400キロ
       小サバ 400キロ、ウルメイワシ 260キロ
       マイワシ 280キロ
「福浦」定置:ウルメイワシ、カマスサワラ ほか
「大磯」定置:休漁

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:イナダ 320キロ、アジ 80キロ
「西伊豆釣」:釣スルメイカ 190キロ、釣イサキ 100キロ
「沼津底曳」:マダイ、イトヨリ ほか
「山下丸網」:小ムツ 230キロ、アカカマス 130キロ
       ショウゴ 90キロ

 東方面からは、
「腰越定置」:アジ 70キロ

「スコットランド」が独立するかもしれないって?賛成派が勝利した場合、独立と言うことになって、「イギリス」の国旗も変わってしまうかも知れないって?
んな馬鹿な。「クールファイブ」は前川清が脱退しても、「クールファイブ」だったじゃないか。「ダチョウ倶楽部」は南部虎太が脱退しても「ダチョウ倶楽部」だったじゃないか。それならいっそ「イングランド」、「ウェールズ」、「北アイルランド」さらには「シーランド公国」までもがバラバラに独立してしまったらいい、人呼んでこれを「藤子不二雄方式」と呼ぶ。
それにしたって明日からの「米神」定置の休漁(一週間)が、水揚げに対してどれほどの影響を与えるのか。同じ漁協所属の僚友である「石橋」定置は操業を行うが、「米神」定置と言えば小田原の定置網の中でも最も多い水揚げを誇る網であり、その網ひとつが水揚げを行わないというだけで、水揚げに対する減少額は無視することは出来ないと考える。
例年ならばこの時期だと、台風の一発や二発が沿岸に接近してきてもいい頃で、ある意味、それを見込んでの休漁設定だったと思われるが、今年はどうやらアテが外れてしまったらしい。今年は台風が少ない影響は、水揚げにも少なからずあるはずで、あった方がいいか、無い方がいいかは、意見が分かれるところであるが、自然の摂理としての台風であるならば、それを否定することは出来ないと考える。

今日のイセエビ・・・ 30キロ
posted by にゃー at 13:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月16日

魚市場は渦輪の味

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:キハダ 6本、マルソウダ 25トン
       小サバ 1.8トン、ヤマトカマス 1.6トン
       サバ 100キロ、イサキ 50キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:マルソウダ 5.8トン、小サバ 3.3トン
       ヤマトカマス 1.1トン、小イサキ 180キロ
「原辰」定置:ヤマトカマス 390キロ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:アジ 190キロ、サバ 380キロ
       小サバ 800キロ
「福浦」定置:サバ 90キロ、ヤマトカマス 90キロ
「大磯」定置:アジ 860キロ、小サバ 1.7トン
       ヤマトカマス 250キロ

 伊豆方面からは、
「川奈杉本」:ヘダイ 90キロ ほか
「西伊豆釣」:釣スルメイカ 250キロ ほか

大島 ・・・ 釣メダイ 540キロ ほか
和歌山 ・・・ 釣キハダ 3本、釣キンメダイ 640キロ

この時期になると決まって大漁となる「マルソウダ」のことを、小田原の人は「ウズワ」と呼ぶ。背中に散らばる青い迷彩模様が、渦を描いている様に見える事からそう名付けられたという。
その昔は「ウズワ」を塩漬けにして「塩ウズワ」を作り、安価で出来る保存食として長く食べたというが、最近は食の多様化や伝承の断絶などによりめっきり食べる人もいなくなり、一部の魚屋や漁師が鮮度の良い内に刺身にして食べるくらいになってしまった。脂が最も乗る秋深まった頃の「ウズワ」は、「マグロ」の大トロにも負けないと言うほどの脂乗りを見せることがあり、食味もさることながら、そのコストパフォーマンスから貧乏人の大トロとして、昔から親しまれたものだが、スーパーでの取り扱いもほとんど無く。知る人ぞ知る魚になってしまっている。
実に勿体ないことであるが、「ウズワ」はその魚の特徴として赤身であり、血合いが特に多いことが知られています。鮮度落ちがしやすい魚とは、つまりヒスタミンの生成がされやすいと言うことであり、結果的に食中毒リスクが高い魚であることが言えます。その為に多くの量販店や魚屋が取り扱いを自重することとなり、やがて鮮魚流通からその姿を消していきました。
重ねて言うが、実に勿体の無いことである。「ウズワ」について言えば、課題である鮮度を維持した形での流通が確立できれば、もっと普及する魚であることは間違いない。

今日のイセエビ・・・ 50キロ
posted by にゃー at 15:26| Comment(2) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする