魚体中骨抜き器販売中

2014年09月13日

魚市場からもう帰ろうよ

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:マルソウダ 7.6トン、小サバ 1.8トン
「石橋」定置:マルソウダ 1.9トン、ヘダイ 150キロ
       小サバ 520キロ、ヤマトカマス 530キロ
「 岩 」定置:マルソウダ 3.5トン、小サバ 1.1トン
       ヤマトカマス 650キロ
「原辰」定置:マルソウダ 1.2トン、ヤマトカマス 390キロ
「江の安」定:ヤマトカマス 60キロ、マルソウダ 50キロ
「二宮」定置:アジ 130キロ、小サバ 240キロ
       マルソウダ 160キロ
「福浦」定置:イナダ 170キロ、ヘダイ 180キロ
「大磯」定置:アジ 230キロ、小サバ 480キロ

 伊豆方面からは、
「川奈杉本」:ヘダイ 340キロ、ヤマトカマス 170キロ
「川奈釣船」:釣キンメダイ 55キロ
「西伊豆釣」:釣イサキ 50キロ、釣スルメイカ 50キロ
       釣タチウオ 60キロ
「赤沢定置」:シイラ 560キロ、サバ 90キロ

今年の2月以来、セリの時間が早くなった影響で、荷の動きをはじめとして魚市場全体の展開が早くなり、自然と市場に出入りする人たちの動きも早くなった。荷が集まる時間から荷が市場を出て行くまでの時間を短縮することは、市場の革命であり、物流の改革、結果的に多大な省力化になる。
首都圏に近い立地を持つ小田原は、周辺観光地も多く、道路や線路と行った多様なアクセスが可能という利点を持つ。しかし、街として見たとき、その利点を活かし切れていないと思うのが現状であり、箱根や熱海と行った観光地へ向かう観光客の通過地点という立場に甘んじていることを否めない。
魚市場として小田原をアピールするには、より漁業基地としての小田原にクローズアップする必要があり、もっと周辺観光地への水産物供給を増やすことが重要となる。そして同時に周辺消費地である各都市や首都圏への供給も疎かにすることは出来ない。
今後の課題は、より広範な地域へ安定した供給を行うためにも、集荷と漁獲の向上と安定を図ることであり、取扱量の増加は急務である。ちなみに供給を増やすと言うことは、畢竟、需要を拡大することであり、量販店や鮮魚商ら販売チャネルの拡大、さらに地元の加工業や海外への輸出も含めた展開も必要となってくる。その為には時間が必要であり、つまり早く市場から帰ろうという流れは、その第一歩に過ぎないと言うことになるのである。

今日のイセエビ・・・ 40キロ
posted by にゃー at 13:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月12日

誰もいないわけ無い魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:小サバ 660キロ、マルソウダ 330キロ
       ウルメイワシ 400キロ、サバ 180キロ
「石橋」定置:小サバ 990キロ、マルソウダ 510キロ
       ヘダイ 220キロ、ヤマトカマス 200キロ
「 岩 」定置:ヤマトカマス 620キロ、小サバ 600キロ
       マルソウダ 240キロ
「原辰」定置:マルソウダ 800キロ、ヤマトカマス 60キロ
「江の安」定:マルソウダ 220キロ、ヤマトカマス 100キロ
「二宮」定置:アジ 280キロ、小サバ 730キロ
       小イサキ 120キロ、サバ 210キロ
       ヘダイ 160キロ
「福浦」定置:ヤマトカマス 160キロ、サバ 120キロ
「大磯」定置:アジ 200キロ、小サバ 560キロ
       マルアジ 90キロ

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:シイラ 150キロ、小ムツ 50キロ
「赤沢定置」:ヘダイ 480キロ ほか
「山下丸網」:イナダ 80キロ、小ムツ 160キロ
       ヤマトカマス 120キロ

 東方面からは、
「平塚定置」:アジ 50キロ
「江ノ島網」:イナダ 380キロ、バショウカジキ 1本

今はもう秋、みんな大集合の魚市場。
休み明けの昨日が魚多いのは分かるが、今日も魚種、魚の量共にソコソコで、連休を前にした市場は盛り上がりを見せた。
今年の夏は残暑も程ほどで、あっという間に涼しくなった印象があるが、海を見ると「ソウダガツオ類」が増えたり、「シイラ」が今年は例年に無く姿を消すのが早いなど、気がつけば既に秋色満開。
「サバ類」はいよいよシーズンを迎えて相場的にも盛り上がりを迎えつつあり、時季なんだな〜と再認識。ピークを迎えている「サンマ」同様、どうしても今、食べたい魚の一つである。
同じくこの季節に食べたい魚とすれば、一気に増えてきた「ヘダイ(シロダイ)」も挙げられる。量もまとまって相場的にも落ち着きつつあり、今がチャンス。塩焼き、刺身にと是非どうぞ。

今日のイセエビ・・・ 110キロ
posted by にゃー at 14:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月11日

走りきし魚市場、寂しからず

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:マルソウダ 840キロ、小サバ 820キロ
       サバ 350キロ、ヤマトカマス 1トン
「石橋」定置:小サバ 5.2トン、マルソウダ 1トン
       ヘダイ 580キロ、ヤマトカマス 160キロ
       サバ 120キロ、マイワシ 100キロ
「 岩 」定置:マルソウダ 4トン、小サバ 3.5トン
       ヤマトカマス 370キロ、サバ 90キロ
「原辰」定置:ショウゴ、小サバ ほか
「江の安」定:ヤマトカマス 120キロ ほか
「二宮」定置:アジ 110キロ、サバ 240キロ
       小サバ 510キロ
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:アジ 150キロ、小サバ 1.3トン

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:ウルメイワシ 540キロ
「川奈杉本」:ショウゴ、ヘダイ ほか
「沼津底曳」:マダイ、チダイ ほか
「西伊豆釣」:釣タチウオ 50キロ、釣スルメ 50キロ
「川奈釣船」:釣キンメダイ 40キロ
「山下丸網」:イナダ 220キロ、イサキ 70キロ

 東方面からは、
「国府津船」:生シラス 40キロ
「三崎釣船」:釣メダイ 60キロ ほか

休み明けの何が良いって、魚が多いのが良いよね。

今日のイセエビ・・・ 80キロ
posted by にゃー at 17:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月09日

魚市場の大将

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:サバ 1トン、ヤマトカマス 480キロ
       マイワシ 140キロ、小サバ 2.5トン
       ウルメイワシ 70キロ
「石橋」定置:小サバ 7.1トン、マイワシ 130キロ
       ヤマトカマス 120キロ
「 岩 」定置:マルソウダ 770キロ、小サバ 2トン
       ヤマトカマス 2トン
「原辰」定置:マルソウダ 840キロ、ヤマトカマス 450キロ
「江の安」定:ヤマトカマス 260キロ、マルソウダ 120キロ
       小サバ 80キロ
「二宮」定置:サバ 210キロ、小サバ 1トン
       アジ 80キロ
「福浦」定置:ウルメイワシ 330キロ、サワラ 160キロ
       マイワシ 150キロ、ヤマトカマス 170キロ
「大磯」定置:アジ 370キロ、小サバ 1.5トン

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:キハダ 1.6トン(60本)
「熱海丸網」:ヤマトカマス 90キロ、小イサキ 300キロ
「西伊豆釣」:釣スルメイカ 40キロ ほか

 東方面からは、
「平塚定置」:アジ 60キロ

和歌山 ・・・ 釣キハダ 160キロ、釣キンメ 70キロ

台風。え?何それ。

今日のイセエビ・・・ 30キロ
posted by にゃー at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月08日

魚市場にもBIGがキタ!

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:キハダ 2トン(77本)、サバ 150キロ
       ヤマトカマス 150キロ、マイワシ 500キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:小サバ 10.2トン、マルソウダ 1.3トン
       ヤマトカマス 500キロ
「原辰」定置:休漁
「江の安」定:小サバ 1.8トン、マイワシ 730キロ
       ヤマトカマス 110キロ
「二宮」定置:ヤマトカマス 600キロ、小サバ 1トン
       サバ 150キロ、ショウゴ 100キロ
「福浦」定置:ウルメイワシ 260キロ、マイワシ 330キロ
       ヤマトカマス 90キロ
「大磯」定置:小サバ 1.4トン、マイワシ 220キロ
       ウルメイワシ 100キロ、イナダ 80キロ

 伊豆方面からは、
「山下丸網」:小ムツ 100キロ ほか
「西伊豆釣」:釣タチウオ 40キロ ほか
「沼津釣船」:釣タチウオ 30キロ
「川奈杉本」:シマアジ、メイチダイ ほか

和歌山 ・・・ 釣キハダ 300キロ、釣キンメ 450キロ

こちらの10億円は夢のまた夢に終わったが、今朝の「米神」定置には大当たりとも言うべき「キハダ(マグロ)」が大量入網し、久々に大いに賑わう事となった。
20140908_odango.jpg海洋を明るく照らす中秋の名月に導かれたのか、草むらで鳴く秋の虫に誘われたのか、三日月のような鋭くも黄色いヒレがまぶしい20キロ台〜40キロ弱の立派な大物「キハダ」が80本弱。実にお団子みたいな体した魚体はコロコロしており、近くの「真鶴」にも数百からの本数が入るなど、今や本格的に「キハダ」は相模湾の名物となった証明とも言うべき水揚げとなった。
相模湾の「マグロ」は、まだ食べていないというアナタ。そろそろ食べ頃になっております。無くならないうちにお買い求め下され。

今日のイセエビ・・・ 65キロ
posted by にゃー at 15:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月06日

天邪鬼に翻弄される魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:休漁
「石橋」定置:小サバ 7.1トン、ヤマトカマス 340キロ
「 岩 」定置:小サバ 3.2トン、マルソウダ 110キロ
       ヤマトカマス 690キロ
「原辰」定置:小サバ 280キロ、マルソウダ 1トン
「江の安」定:小サバ 6.3トン、サバ 45キロ
「二宮」定置:小アジ 930キロ、サバ 170キロ
「福浦」定置:イナダ 170キロ ほか
「大磯」定置:小サバ 1.1トン、サバ 70キロ

 伊豆方面からは、
「沼津釣船」:釣タチウオ 50キロ
「西伊豆釣」:釣アカムツ 10キロ、釣タチウオ 30キロ
       釣スルメイカ 80キロ
「熱海丸網」:ヤマトカマス 25キロ、小サバ 60キロ
「川奈杉本」:サバ、メイチダイ ほか

 東方面からは、
「国府津船」:生シラス 80キロ
「茅ヶ崎船」:生シラス 75キロ

大島・・・釣メダイ 600キロ、釣クロムツ 25キロ

「小サバ」100%
秋は「サバ」が美味しくなる季節。「サバ」好きなら絶対無視できないこの時期、小田原では何故か「サバ」の水揚げが減るという特徴がある。どんだけ意地悪な漁場なんだとお思いの方もおられようが、値段の出る季節に獲ろうと思っても獲れなくなるから不思議なのだ。
そして今朝、「小サバ」がこれだけ獲れた中にあって、通常の販売に耐えうる大きい「サバ」は実に限られた存在であった。値段も当然高くなる。
しかし、大漁なのは「小サバ」だ。「小サバ」だって「サバ」なのだ。干物にしても美味しいし、チョイ食べには嬉しいサイズである。今の時代にマッチしているではないか。「サバ」好きなら絶対に無視できない事実だ。
「クロマグロ」の漁獲制限を騒ぐのも良いが、もっと身近な水産資源としての「小サバ」を見直すことも忘れてはならない。近い将来、必ずや「小サバ」も喜ばれる日が来るだろう。その時に「小サバ」すら獲れなくなっても後悔はできない。

今日のイセエビ・・・ 85キロ
posted by にゃー at 12:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする