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2014年10月18日

活ゴマフエダイ

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「バラフエダイ」にソックリ。だけど鱗に黒い模様。
名前が分からん。ゴマっちゃうな〜と思っていたら、鱗に散らばる黒い模様が目印の「ゴマフエダイ」と言う魚だそうだ。


沖縄や九州方面に多い熱帯の魚ということもあり、同類の「バラフエダイ」同様にシガテラ毒の危険もある様だが、もっと成長する(約70センチ)魚なので、このくらいの大きさであれば問題は無いと思われる。
今朝は「福浦」定置にて漁獲された。遠いところを泳いできたと思われるが、元気いっぱい。同じく水揚げされた「クエ」たちを凌ぐ高さの水しぶきを上げていた。

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「コイ」みたいとか、色がキツイな〜とか言う人もいましたが、総じてフエダイ科の魚は沖縄などでは食用魚として定番であり、人気の魚なので、十分味的にも美味しい満足できる魚であることは疑いの余地がない。

港の岸壁を見れば久しぶりに「チョウチョウウオ」の幼魚も確認され、今年はあまり観察されなかった死滅回遊魚が、こないだの台風でようやく岸近くに増えてきたようである。
これにより、今後もこの手の魚を含めた熱帯系の魚が獲れる可能性は、まだまだあるだろう。
posted by にゃー at 17:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

魚市場は毎日が観劇会

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:マイワシ 12トン、ウルメイワシ 2.2トン
       サバ 500キロ、イボダイ 190キロ
       イサキ 130キロ、ヒラソウダ 120キロ
       マルソウダ 160キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:イボダイ 80キロ、小イサキ 380キロ
「原辰」定置:ウルメイワシ 200キロ、マイワシ 910キロ
       マルソウダ 270キロ
「江の安」定:マルソウダ 90キロ、ヤマトカマス 60キロ
「二宮」定置:イナダ 100キロ ほか
「福浦」定置:ハガツオ 1.4トン、ヤマトカマス 300キロ
       クロマグロ 60キロ(1本)
「大磯」定置:マルソウダ 150キロ、小サバ 370キロ

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:サバ 300キロ、ウルメイワシ 1トン
       イナダ 40キロ
「沼津釣船」:釣タチウオ 20キロ
「西伊豆釣」:釣タチウオ 50キロ
「川奈杉本」:ボラ 130キロ ほか
「山下丸網」:アジ 130キロ ほか

 東方面からは、
「大磯釣船」:釣ムツ 20キロ
「江ノ島網」:アカカマス 80キロ ほか

本日、航空日本の復活を期して登場お披露目されたMRJ。現代日本の科学技術の粋を結集して築き上げられた最新ジェットの能力に期待せずにはいられない。
そして今朝、満を持しての「米神」、「大磯」の両定置網復活もあって、今朝の魚市場は量的にも激増。さらに昨日までの「マルソウダ」一色から、昨日から復活した「真鶴」も足並み揃えて一気に「イワシ」だらけの劇的な変化で驚きの展開になった。
さらに先週の台風以来、増えていた「小イサキ」もようやく収束の気配を見せ、沿岸の濁りもどうやら収まってきた様だ。
久々に台風無しの週末を迎えて、一人嵐を背負った形となったとある大臣の収支は不透明なままのようだが、いよいよ進退決するところまで追い詰められつつある様で、それも踏まえて来週の漁獲高の動向が楽しみな週末となった。

今日のイセエビ・・・ 15キロ
posted by にゃー at 16:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする