小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:イナダ 7トン、マイワシ 1.1トン
サバ 570キロ、マルソウダ 200キロ
シイラ 60キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:マルソウダ 800キロ、サバ 180キロ
ヤマトカマス 830キロ
「原辰」定置:マルソウダ 90キロ、マイワシ 100キロ
「江の安」定:マイワシ 320キロ、マルソウダ 130キロ
「二宮」定置:イナダ 830キロ、ヤマトカマス 150キロ
サバ 130キロ
「福浦」定置:ヤマトカマス 50キロ、メジナ 50キロ
「大磯」定置:小サバ 760キロ ほか
伊豆方面からは、
「真鶴定置」:サバ 100キロ、シイラ 100キロ
「西伊豆釣」:釣タチウオ 35キロ、釣ムツ 40キロ
東方面からは、
「平塚定置」:アジ 60キロ ほか
「国府津船」:生シラス 40キロ
今日は「イナダ」、昨日の「イワシ」は引っ込んだ。「ヤマトカマス」と「マルソウダ」も心なしか減ってきたようだ。これはなんだ?一過性の大群か?魚種の交代か?明日になれば分かるのか?
今日のイセエビ・・・ 若干

2014年10月30日
キテンハタ
全身にわたる黄色いスポットが目新しいオシャレなハタが獲れました。
変わったハタならお任せの「福浦」定置に入ったようですが、残念ながら氷漬でした。
しかし大きさもちょうど良く、品物の状態も良好のようでした。
それにしても見た顔ではないな。
図鑑、図鑑・・・と。
え〜何々?「キテンハタ」とな?

嘘です。主に東南アジアやフィリピン方面に棲息し、日本近海では九州・四国、小笠原方面にいる熱帯性のハタの仲間・・・。フムフム、そこから寝台特急「黒潮号」に乗って、はるばる相模湾まで泳いできた・・・と。
遠いところ、全く持ってご苦労様です。
形体はまるっきりハタの仲間らしく、大きい口やヒレの形などまさにハタ。味は美味しいとの評価があり、見た目にも毒々しさはありませんでした。
知ってか知らずか割と意外な高値で取り引きをされ、近所のスーパーへと運ばれたようでしたが、この魚の利用方法はどうなるのでしょうか?最終的に食べる人はどなたになるのでしょうか?食べた感想も是非聞いてみたい。
珍しい魚であるだけに、ありとあらゆる項目に至るまで興味が尽きませんでした。