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2015年01月31日

魚市場のダレトク

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:カタクチイワシ 1.4トン、サバ 570キロ
       小アジ 200キロ、マイワシ 130キロ
       小サバ 260キロ
「石橋」定置:カタクチイワシ 3.3トン、サバ 800キロ
       マイワシ 150キロ、小サバ 620キロ
「 岩 」定置:カタクチイワシ 170キロ ほか
「原辰」定置:サバ 170キロ、マイワシ 90キロ
       カタクチイワシ 3.5トン
「江の安」定:サバ 150キロ、カタクチイワシ 920キロ
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:ヤリイカ、サバ ほか
「大磯」定置:アカカマス 50キロ、マイワシ 360キロ

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:イナダ 1.6トン
「熱海丸網」:アカカマス 30キロ

雪の後には「ブリ」が来る・・・は昔の話。
今は「イナダ」が来る、ですね。
コロコロとしたお手軽なサイズで、使いごろ。脂乗りも良さそうな魚体は来週も期待できそうな予感も連れて来ました。だんだん大きくなるのか、別の魚に取って代わるか。何が来ても、誰かが喜ぶ。

今日のヒラメ・・・ 131枚
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2015年01月30日

また日が昇って魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:サバ 280キロ、カタクチイワシ 410キロ
「石橋」定置:サバ 150キロ、マイワシ 60キロ
「 岩 」定置:スルメイカ 140キロ ほか
「原辰」定置:サバ、ヤリイカ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:ブリ 180キロ(24本) ほか
「大磯」定置:サバ 110キロ、カタクチイワシ 90キロ

 伊豆方面からは、
「熱海丸網」:アカカマス 30キロ
「西伊豆釣」:釣ヤリイカ 120キロ

今朝の特注は「福浦」定置で獲れた「ブリ」でしょ。
9.8キロから6キロ台の「ワラサ」も混じって24本。箱根に積雪のあった今日を挟んで、明日も続けて獲れることが期待されます。来週からは2月になり、本格的な漁獲も期待できる時期になります。
そろそろ「ブリ(ワラサ)」の大群接近に備え、準備に入らなければならない時期になってきたと言うことでしょう。今年は「イシダイ]なども遅れ気味と思っていたが、やはり時が来れば来る魚。多少の遅れはあろうとも、今年も間違いなく来るでしょう。

今日のヒラメ・・・ 161枚
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2015年01月29日

○○魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:小アジ 160キロ、マイワシ 190キロ
       イシダイ 80キロ、サバ 260キロ
       カタクチイワシ 1.1トン
「石橋」定置:小アジ 250キロ、マイワシ 200キロ
       カタクチイワシ 1.1トン、サバ 300キロ
「 岩 」定置:ヤリイカ、スズキ ほか
「原辰」定置:サバ、ヤリイカ ほか
「江の安」定:サバ、ヤリイカ ほか
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:ヤリイカ 60キロ、サバ 110キロ
「大磯」定置:ブリ・ワラサ 4本 ほか

 伊豆方面からは、
「沼津釣船」:釣タチウオ 60キロ ほか
「富戸釣船」:釣ヤリイカ 30キロ

小田原 ・・・ (刺網)マトウダイ 130キロ

20150129_alart.JPG情報があらゆる方面から飛び交う現代の世の中にあって、こんな田舎市場の片隅にとある怪文書が現れた。
この一枚の紙切れが宝の所在を暗示する手紙なのか、誰かに宛てた暗号なのか、ある種の工作に関するものであるかは不明だが、この胡乱で電波な内容はまるでサイケな世界観を持ち、読む者を一定の距離感で捉えて放さない不思議な魅力を持っている。
この創造者は、我々が暮らす現代に蔓延している不条理と腑に落ちない道徳の入り交じった社会へ一篇の詩を突き付けただけでなく、詩が示す電脳中心主義とその源泉を成す80年代後期の豊穣を訴求する潜在意識が生み出した戯れを通して、かつて日本に存在したJAGATARAやBO-GUMBOSといったロックの魂への憧憬を表現したのではないかと思い当たるのである。
奇しくも昨日が、どんと氏の没後15周年にあたる怪事に驚きつつも、この謎の伝搬が情報の持つ信憑性と恩恵に改めて気付かせてくれ、そして今日もこの水揚げ情報をどれだけの人が見てくれるのかは知らないが、明日も明後日も心して努める事を寒苦に責めらる冬の港で誓うのであった。

今日のヒラメ・・・ 193枚
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2015年01月27日

魚市場の集中と練習と熟考

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:カタクチイワシ 500キロ、サバ 170キロ
       アジ 230キロ、マイワシ 400キロ
「石橋」定置:アジ 220キロ、カタクチイワシ 490キロ
       マイワシ 380キロ、サバ 180キロ
「 岩 」定置:休漁
「原辰」定置:サバ 40キロ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:マイワシ 280キロ ほか

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:アジ 230キロ、スルメイカ 140キロ
「沼津釣船」:釣タチウオ 100キロ
「土肥釣船」:キビナゴ 210キロ
「西伊豆釣」:釣ヤリイカ 35キロ ほか
「北川定置」:スルメイカ 500キロ

和歌山 ・・・ 釣メジ 90キロ、釣スマ 20キロ

朝から激しい雨が降り続けた今朝は、心なしか少し暖かさも感じられた。
しかし雨に追われた為か、魚はどこの網も少なめ。どこもというか、操業した定置網も極僅か。自然と市場に並ぶ魚も少なめに、しかも月末と相まって荷の動きも軒並み鈍く感じられた。
これはひょっとして・・・昨年の秋に経済財政諮問会議にて報告された、天候不順に絡んだ平均気温と平均雨量がもたらす景気への悪影響という謎の報告を裏付けるデータなのではないか?しかしその実態は、港から見える朝焼けがきれいだった日は魚がよく売れる。とでも言うようなトンデモ理論でしかないわけで、寒い日にコンビニのおでんがよく売れる。ぐらいのわかりやすさがあればと思ったものだったが、昨今の水産業界を覆う不景気の雲に関して言えば、まるで心当たりのない袋小路に迷い込んでしまったようで、手探りをしながらその出口を求めてさまよう日々が続いているのである。

今日のヒラメ・・・ 116枚
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2015年01月26日

魚市場でいーかいーか?

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:小アジ 490キロ、マイワシ 390キロ
       ウルメイワシ 300キロ、サバ 260キロ
       カタクチイワシ 150キロ
「石橋」定置:スルメイカ 1.4トン、サバ 270キロ
       カタクチイワシ 120キロ
「 岩 」定置:休漁
「原辰」定置:カタクチイワシ 290キロ、サバ 120キロ
「江の安」定:小アジ 80キロ ほか
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:サバ 160キロ ほか
「大磯」定置:マイワシ 200キロ、カタクチ 140キロ

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:スルメイカ 1.2トン
「沼津釣船」:釣タチウオ 90キロ
「富戸釣船」:釣ヤリイカ 20キロ ほか
「川奈釣船」:釣キンメダイ 50キロ

ええのんか?最高か?
と今朝も「スルメイカ」がバッチコイ。
誰もがうらやむ大漁に、ドッキン元気にピンコ立ち。
目のやり場に困るほどの賑わいは、酒池肉林が桃源郷か。
嘘か真か、疑う人は、明日にも市場へ来ると良い。

今日のヒラメ・・・ 228枚
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イバラヒゲ、トウジン

「深海系ソコダラ」これより三役そろい踏み。
20150126_hige.JPG
真ん中の黒い魚が「イバラヒゲ」。上下二匹が「トウジン」。


「イバラヒゲ」は、その名の通り全身が棘のような堅い鱗で覆われております。黒い魚体に大きな目玉。見た目からしてかなりグロテスクな魚ですが、煮付けなどにすると美味い・・・(らしい)。
そして、脇を固める「トウジン」の方もその存在感では負けてはいません。尖った鼻(吻)が外国人を思わせることからそのまま「唐人」と名付けられたという話。魚の世界でもマイナーな「ソコダラ」の仲間の中では、比較的メジャーな位置にある種類ということだ。食べても刺身などにして結構イケるとか・・・(ないとか)。またこの魚は、同じ相模湾沿岸でも場所によっては「チョウノフエ(鳥の笛?)」だとか「ゲホウ」などとも呼ばれ、古くから利用されていた。
ちなみに、小田原市内には国道一号線沿いにその名も”唐人町”と呼ばれる地名がある。その由来はかつて北条氏の栄えた時代に中国から来た人たちが多く住んでいたということ(角川日本地名大辞典)らしく、どうやらというか、やっぱりこの魚とは全く関係ないらしい。

どちらの深海魚も「アブラボウズ(オシツケ)」釣りの外道として釣れたものだ。
これらの魚はいずれもが500メートル前後の深海に棲む魚であり、まず滅多なことでお目にかかれる魚ではなく当然、一般市民の口に入るなどということはないと思われがちだが、ここ小田原の場合はそうではなく、ほぼこの魚が上場した場合の買い手は地元スーパーのバイヤーであり、結果的にそのスーパーの鮮魚売り場に行けば、切り身になって「ハマチ」や「シャケ」と混じって列んでいたりするから面白いのである。

もし小田原で珍しい魚や美味しい魚を買いたいなと思ったら、町の魚屋さん同様に普通のスーパーに立ち寄ってみるのも賢い選択なのである。

※参考資料:イバラヒゲの味醂干し
posted by にゃー at 12:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする