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2015年05月16日

魚市場にブリ帝国の復興だ

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:アジ 200キロ、ワラサ 4.7トン
       サバ 1.1トン、小サバ 1.2トン
       スズキ 100キロ、スルメイカ 80キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:ワラサ 3.3トン ほか
「原辰」定置:サバ 100キロ、カタクチイワシ 70キロ
「江の安」定:アジ、カワハギ ほか
「二宮」定置:アジ 50キロ、サバ 80キロ
「福浦」定置:サバ 280キロ、スルメイカ 890キロ
       ワラサ 130キロ
「大磯」定置:アジ 100キロ、カタクチイワシ 1.7トン

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:ワラサ 1.4トン
「富戸定置」:ワラサ 110キロ、ヒラマサ 140キロ
       アジ 300キロ
「川奈杉本」:クロダイ 20キロ ほか

まだまだ獲れてる「ワラサ」たち。そろそろ終わりか?と思うとまた獲れ、もう終わりかと思うと、また獲れる、この繰り返し。
一体、いつまで続くのか?多くの人が疑問を投げかけるが、その答えは出ていない。
そして同じくよく聞かれるのが、こんなに「ブリ(ワラサ}」が獲れた事ってあるの?異常気象じゃないの?天変地異の前触れじゃないの?ということだ。
答えとしては、昔はもっと獲れていたと言うこと。つまり話は至極単純で、海が豊かだった時代にはもっと海には魚が泳いでいたと言うことになる。つまり今年の大漁の仕組みについて遡って考えてみれば、今から4年前、三陸沖で発生した東日本大震災により起きた福島第一原子力発電所事故の影響で、高濃度汚染水が海へ放出されたのを受けて、千葉県太平洋岸から岩手沖に至る広範囲で行われた漁業の自粛によって多く生き残った「ブリ」が親となり産卵、その広範囲で大量発生した稚魚が4年を経て「イナダ」から「ワラサ」となり、一部が「ブリ」となって、今年多く相模湾へ回遊したということになる。卵が多ければ、稚魚も多くなり、海に魚が多くなるってだけの話である。
この群れは我々の想像以上に大きく、また広範囲にわたっている。群れの終わりはまだハッキリと見えてこないが、平均目廻りが以前よりも2廻りほど小さくなってきた今、もう終わるだろうと思っては・・いる。
断っておくが、漁業自粛を受け発生した稚魚ではあるが、放射能汚染など間違ってもされてはいないので、誤解しないように書き添えておく。
posted by にゃー at 13:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月15日

魚市場にブリブリ・キング

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:休漁
「石橋」定置:ワラサ 2.4トン、アジ 1.3トン
       サバ 110キロ、ホウボウ 120キロ
       カワハギ 80キロ、チダイ 90キロ
「 岩 」定置:アジ 1.2トン、ワラサ 1.6トン
       サバ 90キロ、カワハギ 70キロ
「原辰」定置:ヒラマサ 920キロ、アジ 40キロ
       カタクチイワシ 350キロ
「江の安」定:カタクチイワシ ほか
「二宮」定置:アジ 150キロ、カタクチイワシ 60キロ
「福浦」定置:イナダ 480キロ、ワラサ 1.7トン
       マダイ 80キロ、ヒラマサ 70キロ
「大磯」定置:アジ 170キロ ほか

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:アジ 250キロ、サバ 290キロ
「山下丸網」:ヒラマサ 60キロ ほか

「ブリ(ワラサ)」は今朝も獲れておりますが、いよいよ小さくなって、群れも縮小傾向。
そこに「マアジ」やら「ヒラマサ」、「イナダ」、「カタクチイワシ」まで出て今朝も市場は絶好調。
おまけに「イシダイ」や「カワハギ」、「ヒラメ」、「マダイ」と魚種も広がり、選り取り見取り、うつみ宮土理。
ブリブリの身をした鮮度抜群の白身が揃えば、「冷凍マグロ」と併せて立派な刺し盛りできあがり。
この時期、春の運動会シーズンもあって、食卓にごちそうが並ぶ季節でもあります。
晩ご飯に小田原の魚、この選択をしておけば間違いは無い。
posted by にゃー at 13:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月14日

ニシキハゼ

20150514_nishiki.JPG

わずか10センチほどのハゼ。
伊豆半島の南、稲取港を基地とする「山下丸」の定置網に入っていた。

図鑑などで見ると、ヒレを縁取る青色や体を貫く縦線の赤などが鮮やかで、もっと派手なイメージがあったが、この個体はまだ10センチと言うことで若干地味な印象を与えるが、「ニシキハゼ」の特徴である太く赤茶色をした縦線が鮮やかで、まさに「錦の御旗」を横にしたようなスタイルをしている。

これが倍くらいの大きさになってくると、色使いや顔つきまでも派手になり、まさに「ニシキハゼ」という名前に恥じない模様と色彩をアピールしてくるのだが、残念ながらこの個体は、まだ僅かにそのファッションセンスの萌芽を見出すことができるに過ぎない。

しかし伊豆の海ともなると「ニシキハゼ」自体はそれほど珍しくも無いのだが、定置網に「ハゼ」の仲間が入ることは比較的珍しく、小田原周辺の定置網でもほとんど見られない。私は市場で見たのは、初めてである。
それは「ハゼ」類の多くが比較的沿岸に生息し、深いところでも砂地の底に近いところでしか活動していないためと考えられる。また仲間は小型の物が多く、器用に腹びれを使って動くことから、定置網に入っても網の目をくぐり抜けていくこともあるかもしれない。

沿岸や港の小物釣りをする人間にとっては、身近な「ハゼ」であるが、魚市場や定置網に従事する人間にとっては意外にも縁遠い魚なのである。
ラベル:定置網漁業 地魚
posted by にゃー at 22:48| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

魚市場の安全保障を守る

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:アジ 1.7トン、ワラサ 70キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:ワラサ 15トン(2852本)、アジ 70キロ
       サバ 160キロ、ヒラマサ 50キロ
「原辰」定置:ワラサ 240キロ、アジ 210キロ
       サバ 150キロ
「江の安」定:カタクチイワシ 120キロ、アジ 30キロ
「二宮」定置:ワラサ 300キロ、アジ 140キロ
       チダイ 100キロ、サバ 180キロ
「福浦」定置:サバ 310キロ、トビウオ 80キロ
「大磯」定置:カタクチイワシ 380キロ、サバ 120キロ

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:アジ 2トン、ワラサ 540キロ
「川奈杉本」:イナダ 180キロ ほか
「山下丸網」:ワラサ 130キロ、小ムツ 70キロ
       ヒラマサ 70キロ、サバ 130キロ

日々3000本からの「ワラサ」が、水揚げされては消えてゆく不思議。一体、どこへ消えてゆくのか皆さん不思議ではありませんか?
小田原のみならず、神奈川県西の水産消費を支える市場として規模を大きくやってはいるつもりですが、さすがにこれだけの量の「ワラサ」が続けて揚がるとなると、地元のスーパーや鮮魚店でもそのキャパを超えてくる。そうなると登場するのが地方にある水産問屋である。
その業務は表立っては見えてこないが、全国各地で水揚げされた水産物を一手に集め、首都圏を中心として大規模市場や鮮魚販売ルートに乗せて大量に流通させる会社で、現代の物流の発展と水産市場の大規模化に対応した重要な職務を背負っている。
ある意味、水産に支えられた地方経済の平和と安全の維持に向け、その脅威を除去するために地方同士が経済活動の一環として互いの企業目的に従い共同して対処する活動のことである。
今頃、小田原の「ワラサ」たちはトラックに乗せられ、全国各地へと運ばれていることだろう。
posted by にゃー at 12:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月12日

魚市場通過の指差喚呼

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:休漁
「石橋」定置:ワラサ 3.3トン、アジ 3.7トン
       サバ 960キロ
「 岩 」定置:ワラサ 17.7トン、アジ 170キロ
「原辰」定置:サバ 180キロ、アジ 70キロ
       カタクチイワシ 730キロ
「江の安」定:カタクチイワシ、アジ ほか
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:スルメイカ 150キロ ほか
「大磯」定置:サバ 330キロ、アジ 60キロ

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:ワラサ 3.2トン
「網代定置」:ワラサ 2.6トン、イナダ 610キロ
「熱海丸網」:アカカマス 75キロ、カタクチ 80キロ

和歌山 ・・・ 釣キンメダイ 680キロ

台風6号は早くも温帯低気圧に姿を変えて太平洋岸を進むとみられているが、衰えないのが小田原の「ワラサ」台風である。一体今年はもうすでに何号の「ブリ(ワラサ)」台風が通過したかと言うくらいにその猛烈な勢いが継続しているが、まだまだこのブームは過ぎ去っていないようである。
明日は小田原魚市場は休市日なので、この低気圧の影響は軽微に済むと見られている。しかし大雨と風による波の影響が、どこまで春の相模湾にあるのか、木曜日はこのシェイクに耐えた海が、どのような答えを我々に突きつけてくるか、実に興味津津である。

今日のヒラメ・・・ 192枚
posted by にゃー at 17:55| Comment(1) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月11日

魚市場にヒューマンリーグ

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:アジ 1.2トン、カタクチイワシ 180キロ
       サバ 1.2トン
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:アジ 940キロ、サバ 1.2トン
       ワラサ 630キロ
「原辰」定置:アジ 310キロ、サバ 700キロ
「江の安」定:アジ 230キロ ほか
「二宮」定置:アジ 120キロ、サバ 220キロ
「福浦」定置:スルメイカ 120キロ、サバ 180キロ
「大磯」定置:カタクチイワシ 300キロ、サバ 120キロ
       アジ 90キロ

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:アジ 6トン、スルメイカ 120キロ
「西伊豆釣」:釣マダイ、釣カサゴ ほか
「川奈杉本」:イナダ 110キロ ほか
「山下丸網」:サバ、ヒラマサ ほか
「熱海丸網」:アカカマス 100キロ

 東方面からは、
「大磯地引」:サワラ 50キロ
「江ノ島網」:アジ 1.1トン

東京釣船 ・・・ 釣キンメダイ 670キロ
和歌山船 ・・・ 釣キンメダイ 350キロ

昨日の火の粉が焼け棒杭に火を付けたわけではあるまいが、「あじ・地魚祭り」の成功を受けて、我も我もと「アジ」が大行列をなしてやってきた。
とはいえこれが「アジ」の残り火などと言う事はなく、まだまだ長い「アジ」ロードの始まりに過ぎないとは、まだ誰も知らないのであった。

今日のヒラメ・・・ 152枚
posted by にゃー at 17:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする