小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:ヤマトカマス 840キロ、サバ 140キロ
「石橋」定置:ヤマトカマス 2.3トン、サバ 170キロ
「 岩 」定置:ヤマトカマス 2.8トン、サバ 80キロ
「原辰」定置:ヤマトカマス 850キロ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:マイワシ 600キロ、サバ 160キロ
「福浦」定置:イナダ 1.2トン、アカカマス 60キロ
「大磯」定置:イナダ 150キロ ほか
伊豆方面からは、
「西伊豆釣」:釣アカムツ 30キロ、釣イサキ 100キロ
「川奈杉本」:ショウゴ 100キロ ほか
「沼津底曳」:ムツ 150キロ、ニギス 50キロ
「真鶴定置」:メジ 50キロ
東方面からは、
「平塚定置」:アジ 50キロ
整形しなくても美しい。
手を加え無くとも帰ってくる。
自然の力は素晴らしい。
これぞ定置網の底力。
今日のイセエビ・・・ 15キロ
2015年09月17日
2015年09月16日
現代に甦った魚市場
小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:休漁
「石橋」定置:サバ 220キロ、マルソウダ 250キロ
小サバ 310キロ、小イサキ 160キロ
ウルメイワシ 110キロ、ワカシ 50キロ
「 岩 」定置:マルソウダ 680キロ、小サバ 170キロ
「原辰」定置:メジ 110キロ ほか
「江の安」定:小イサキ 50キロ ほか
「二宮」定置:マイワシ 520キロ、サバ 130キロ
小サバ 220キロ、イサキ 100キロ
「福浦」定置:ヘダイ 90キロ、ワカシ 340キロ
キハダ 1本(36キロ)
「大磯」定置:マイワシ 240キロ、小サバ 450キロ
サバ 110キロ
伊豆方面からは、
「山下丸網」:小ムツ 180キロ、メアジ 110キロ
サバ 70キロ
「網代定置」:イナダ 640キロ
「沼津底曳」:マダイ、アジ ほか
東方面からは、
「平塚定置」:アジ 150キロ、サバ 220キロ
「佐島釣船」:釣カツオ 250キロ、釣スマ 170キロ
釣キメジ 70キロ、釣シイラ 40キロ
今朝の水揚げ。なんだろう、このコレジャナイ感。
連休前に接近する台風も心配だが、それ以上に心配なのは魚種の減少と量の激減である。
unfixableな魚を捕らえる定置網の悪いところが出てしまっている。頼みの黒潮は遙か沖を行き、望み薄。
残す希望は明日からの「米神」定置の再開と週末の台風接近による湾内の適度な攪拌。その結果、魚は増えるだろうが、おそらくそれは「小イサキ」というオチ。
しかし、その中にあって「スマ」の持つ豊かな脂と清爽な身質が改めて美味と再確認することが出来たのは、今日の収穫。そして月末には新しい収穫が予定されており、それに合わせて魚が増えてくることを期しながら止まない雨は無いと信じたい。
今日のイセエビ・・・ 15キロ
「米神」定置:休漁
「石橋」定置:サバ 220キロ、マルソウダ 250キロ
小サバ 310キロ、小イサキ 160キロ
ウルメイワシ 110キロ、ワカシ 50キロ
「 岩 」定置:マルソウダ 680キロ、小サバ 170キロ
「原辰」定置:メジ 110キロ ほか
「江の安」定:小イサキ 50キロ ほか
「二宮」定置:マイワシ 520キロ、サバ 130キロ
小サバ 220キロ、イサキ 100キロ
「福浦」定置:ヘダイ 90キロ、ワカシ 340キロ
キハダ 1本(36キロ)
「大磯」定置:マイワシ 240キロ、小サバ 450キロ
サバ 110キロ
伊豆方面からは、
「山下丸網」:小ムツ 180キロ、メアジ 110キロ
サバ 70キロ
「網代定置」:イナダ 640キロ
「沼津底曳」:マダイ、アジ ほか
東方面からは、
「平塚定置」:アジ 150キロ、サバ 220キロ
「佐島釣船」:釣カツオ 250キロ、釣スマ 170キロ
釣キメジ 70キロ、釣シイラ 40キロ
今朝の水揚げ。なんだろう、このコレジャナイ感。
連休前に接近する台風も心配だが、それ以上に心配なのは魚種の減少と量の激減である。
unfixableな魚を捕らえる定置網の悪いところが出てしまっている。頼みの黒潮は遙か沖を行き、望み薄。
残す希望は明日からの「米神」定置の再開と週末の台風接近による湾内の適度な攪拌。その結果、魚は増えるだろうが、おそらくそれは「小イサキ」というオチ。
しかし、その中にあって「スマ」の持つ豊かな脂と清爽な身質が改めて美味と再確認することが出来たのは、今日の収穫。そして月末には新しい収穫が予定されており、それに合わせて魚が増えてくることを期しながら止まない雨は無いと信じたい。
今日のイセエビ・・・ 15キロ
2015年09月15日
魚市場をモックモクにして
小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:休漁
「石橋」定置:イナダ 650キロ、小イサキ 660キロ
ワカシ 200キロ、サバ 230キロ
「 岩 」定置:マルソウダ 3.5トン、小サバ 120キロ
ヤマトカマス 60キロ
「原辰」定置:マルソウダ 1.7トン、小イサキ 100キロ
「江の安」定:マルソウダ 1.3トン、サバ 100キロ
「二宮」定置:サバ 150キロ、アジ 60キロ
ウルメイワシ 60キロ
「福浦」定置:ワカシ 1.4トン ほか
「大磯」定置:ワカシ 100キロ、小サバ 60キロ
伊豆方面からは、
「山下丸網」:小ムツ 220キロ、サバ 170キロ
イナダ 50キロ、ヒラソウダ 40キロ
東方面からは、
「江ノ島網」:ニベ、タチウオ ほか
西之島、御嶽山、大涌谷、口永良部島、浅間山、阿蘇山と来て今朝は「二宮定置」でモクモクッと来てました。ドカンとは行かない小規模爆発でしたが、秋らしく「オキアジ」が獲れていました。小田原で獲れる秋の魚の一種類と言ってよい。
この魚、通称「モクアジ」。誰も市場で「オキアジ」と呼ぶ人を知らない。ちなみに「モクアジ」の「モク」と、海藻の「アカモク」の「モク」は同じ意味である。ちなみに「モク」とは海藻(流れ藻)のこと。
他、「マルソウダ」の勢いは未だ衰えず、しばらくは続くのか。
「そうだ」
「そうなのか?」
今日のイセエビ・・・ 45キロ
「米神」定置:休漁
「石橋」定置:イナダ 650キロ、小イサキ 660キロ
ワカシ 200キロ、サバ 230キロ
「 岩 」定置:マルソウダ 3.5トン、小サバ 120キロ
ヤマトカマス 60キロ
「原辰」定置:マルソウダ 1.7トン、小イサキ 100キロ
「江の安」定:マルソウダ 1.3トン、サバ 100キロ
「二宮」定置:サバ 150キロ、アジ 60キロ
ウルメイワシ 60キロ
「福浦」定置:ワカシ 1.4トン ほか
「大磯」定置:ワカシ 100キロ、小サバ 60キロ
伊豆方面からは、
「山下丸網」:小ムツ 220キロ、サバ 170キロ
イナダ 50キロ、ヒラソウダ 40キロ
東方面からは、
「江ノ島網」:ニベ、タチウオ ほか
西之島、御嶽山、大涌谷、口永良部島、浅間山、阿蘇山と来て今朝は「二宮定置」でモクモクッと来てました。ドカンとは行かない小規模爆発でしたが、秋らしく「オキアジ」が獲れていました。小田原で獲れる秋の魚の一種類と言ってよい。
この魚、通称「モクアジ」。誰も市場で「オキアジ」と呼ぶ人を知らない。ちなみに「モクアジ」の「モク」と、海藻の「アカモク」の「モク」は同じ意味である。ちなみに「モク」とは海藻(流れ藻)のこと。
他、「マルソウダ」の勢いは未だ衰えず、しばらくは続くのか。
「そうだ」
「そうなのか?」
今日のイセエビ・・・ 45キロ
珍!マサカリテングハギ
世の中には「まさか」と思うような事が、ある。
まさか、マサカリ担いだ金太郎が単独、鬼退治に行くとか。
まさか、輪島功一並の打たれ強さを持つ犬が射殺されるとか。
まさか、ゴン中山が現役復帰するとか。
まさか、井村屋のあずきバーよりも固いアイスがある(スジャータ スーパープレミアムアイス)とか。
まさか、愛用の2TBハードディスクが80%使用した状態でバックアップ無しでぶっ壊れるとか。
そしてまさか、2009年11月に東伊豆は「北川定置」で漁獲され、その後、2013年に日本産魚種の新種として登録された魚が、ここ小田原で獲れるとは。
ちなみに獲れたのは同じく東伊豆に位置する「山下丸」の定置網。ほぼ位置的に近く、標本の写真ともうり二つ。
それにしても見慣れない顔だったせいか、「ウマヅラハギ」と「ウスバハギ」と混じって箱に入れられ、売られていました。
その時はこんなに貴重な魚と思わず、今頃、どこぞの鮮魚売り場で刺身の盛り合わせになって並んでいることでしょう。
ガッカリテングハギである。
合掌。
ヒラニザ
べつに昔からある映画館の名前じゃございません。
「ヒラニザ」という魚が目に付いた。
ピラニアとラザニアとピザーラが混じったような、こんがらがったかのような名前。
数センチの稚魚が獲れてました。
沖縄では普通に市場に並ぶ、美味しい魚だとか。
ニザダイの仲間の中でも特に美味しいとも書いてある。
「ウキトカジャー」とは沖縄方面での名前らしい。
特にそれ以外の情報も無く、感想も無い。
大きくなったところを見たいというか、味わってみたい気もするが、所詮叶わぬ夢である。
これぞ、いわゆる死滅回遊魚の性。
2015年09月14日
ホタルイカモドキ
彼(him)は今朝、そこにいた。
岸壁に静かにたたずむ「謎のイカ」。
正確には2ハイなので、彼らだ。
獲れたところが辛うじて「二宮定置」と分るのは、置いてある場所がそのテリトリーだからか。
この無言のアピールが、何を意味するのか。
そもそも彼(him)の名前すら分らないでは無いか・・。
彼(him)と言っても「キャプテン・ケイオス」のことではない。
まるで、お稚児行列のような殿上眉を持つ、このイカ。
足には小さいがしっかりとした爪が並んでいる。色はくすんでおり、綺麗では無いが、深いところにいそうな暗い色をしている。この形で、パラソルチョコレートを思い出す私は、歳を取り過ぎたのだろうか。
ほほう。そういえば、この形。
「ホタルイカ」がそのまま大きくなったように見える。
なるほど「ホタルイカモドキ」と言うのだそうだ。
つまり「H」otaru「I」ka「M」odoki。犯人は、彼だったのである。
で、何の?