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2015年09月16日

現代に甦った魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:休漁
「石橋」定置:サバ 220キロ、マルソウダ 250キロ
       小サバ 310キロ、小イサキ 160キロ
       ウルメイワシ 110キロ、ワカシ 50キロ
「 岩 」定置:マルソウダ 680キロ、小サバ 170キロ
「原辰」定置:メジ 110キロ ほか
「江の安」定:小イサキ 50キロ ほか
「二宮」定置:マイワシ 520キロ、サバ 130キロ
       小サバ 220キロ、イサキ 100キロ
「福浦」定置:ヘダイ 90キロ、ワカシ 340キロ
       キハダ 1本(36キロ)
「大磯」定置:マイワシ 240キロ、小サバ 450キロ
       サバ 110キロ

 伊豆方面からは、
「山下丸網」:小ムツ 180キロ、メアジ 110キロ
       サバ 70キロ
「網代定置」:イナダ 640キロ
「沼津底曳」:マダイ、アジ ほか

 東方面からは、
「平塚定置」:アジ 150キロ、サバ 220キロ
「佐島釣船」:釣カツオ 250キロ、釣スマ 170キロ
       釣キメジ 70キロ、釣シイラ 40キロ

今朝の水揚げ。なんだろう、このコレジャナイ感。
連休前に接近する台風も心配だが、それ以上に心配なのは魚種の減少と量の激減である。
unfixableな魚を捕らえる定置網の悪いところが出てしまっている。頼みの黒潮は遙か沖を行き、望み薄。
残す希望は明日からの「米神」定置の再開と週末の台風接近による湾内の適度な攪拌。その結果、魚は増えるだろうが、おそらくそれは「小イサキ」というオチ。
しかし、その中にあって「スマ」の持つ豊かな脂と清爽な身質が改めて美味と再確認することが出来たのは、今日の収穫。そして月末には新しい収穫が予定されており、それに合わせて魚が増えてくることを期しながら止まない雨は無いと信じたい。

今日のイセエビ・・・ 15キロ
posted by にゃー at 13:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする