魚体中骨抜き器販売中

2015年11月16日

魚市場にある腐ったミカン

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:休漁
「石橋」定置:アジ 930キロ、サバ 1.7トン
       マルソウダ 220キロ、ムロアジ 180キロ
       ウスバハギ 150キロ、小サバ 980キロ
       アカカマス 400キロ、ヒラソウダ 150キロ
       ヤマトカマス 770キロ、マルアジ 1トン
「 岩 」定置:サバ 720キロ、アカカマス 240キロ
       アジ 170キロ、マルソウダ 210キロ
       ヤマトカマス 130キロ
「原辰」定置:アカカマス 210キロ、メアジ 150キロ
       マルソウダ 200キロ、ウスバハギ 110キロ
       サバ 110キロ、ヤマトカマス 350キロ
       ヒラソウダ 180キロ
「江の安」定:サバ 450キロ、小サバ 100キロ
「二宮」定置:ムロアジ 310キロ、マルアジ 540キロ
       アジ 860キロ、ウスバハギ 150キロ
       サバ 160キロ、アカカマス 330キロ
       ヤマトカマス 150キロ、サバフグ 70キロ
       イボダイ 100キロ
「福浦」定置:ウルメ 120キロ、ヒラソウダ 140キロ
「大磯」定置:アジ、アカカマス ほか

 伊豆方面からは、
「沼津釣船」:釣クロシビカマス 40キロ
「川奈杉本」:マルアジ 120キロ ほか

 東方面からは、
「平塚定置」:アジ 140キロ
「江ノ島網」:イナダ 120キロ ほか

今朝の市場、岸壁に多くの魚が並ぶ中、「アカカマス(ネイラカマス)」、「シロウマ(ウスバハギ)」、「アオアジ(マルアジ)」の三種が並んで売り場に三色旗を配らった。
黄金色に輝く「マアジ」の様な明るい未来。オーロラのような美しい碧色が「ムロアジ(アカゼモロ)」のように眩しく光る平和な世界。新賞金女王イ・ボミのようにキラキラした「イボダイ」。
一見新鮮且つ上等な魚が整然と並ぶ中、その中にあって必ず集団の中には「クロシビカマス」の様に黒い装束に身を包み、内に鋭い牙を秘めた反乱分子はいるものだ。これは確率的に言って仕方がない。そして中には「外側は栄光に光り輝いているが、内側は真っ黒に腐っている」いわゆる金環食の様な輩も居るから恐ろしい。それを市場業界では「サヨリ」と呼ぶ。
そんな人を見かけた時、思わず口にするだろう「なんだかなあ」と。
posted by にゃー at 21:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする