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2016年02月15日

魚市場はいつでも真っ向勝負

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:サバ 280キロ、小サバ 260キロ
       スルメイカ 50キロ
「石橋」定置:サバ 280キロ、小サバ 260キロ
       ヤリイカ 40キロ
「 岩 」定置:ボラ 760キロ、サバ 360キロ
「原辰」定置:サバ 40キロ、ヤリイカ 30キロ
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:休漁

小田原 ・・・ マナマコ 100キロ

魚が少ない時も、持ってるモノをさらけ出す。
20160215_mccoy.JPGで、国府津に移動してストランディングした物体を発見。まさに先日、打ち上がった物体であり、同じく高速船と真っ向勝負を挑んだ個体「マッコウクジラ」と確認。今が冬であることを感謝しながら個体へと近づく。あまりの巨体を目の前にハッスルと言いたいところだったが、朽ち果てた肉塊はほぼ崩壊寸前。下顎は落ち、内臓は抉られ、ほぼ生体時の色は失われていた。ところが、帰りがけ離れたところで打ち上がった肝臓と腸を発見。まさにマッコウマニア垂涎の「竜涎香」を手に入れる千載一遇のチャンス。キロ当たり数百万円とも言われるお宝を前にして、このまま帰れるかと言うことで・・・耐えがたき生臭いに耐え、忍びがたき悪臭に忍んだ結果は・・・後日報告(予定)。

今日のヒラメ・・・ 60枚
posted by にゃー at 20:49| Comment(1) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アブラハヤ

20160215_oilppa.jpg
見慣れぬ魚キター。


って、これ「ヤマメ」釣ってる時に、ポイント間違えるとイヤってくらいに釣れてくる渓流(中流域)の嫌われ者「アブラハヤ」じゃないですか。

小田原沿岸の定置網に淡水の魚が入ることは、今までも度々報告がある(ブラックバスコイニジマスマルタアユスッポンなど)のですが、この「アブラハヤ」は初めての確認となりました。

おそらくは昨日の大雨による河川の増水により流され、海に流れ出たものと推測されます。
ちなみに入った定置網は「米神」の定置網。同じ網の中には、枯れ葉やら木の枝やらが大量に入っており、昨日の大雨と春一番に煽られ、結構な川の水とゴミが出た事が考えられますが、その割に網の中には意外と魚少なく(「サバ」の他は「小イサキ」が100キロ位)、拍子抜けの感がありました。

一旦、緩んだ気温も、今日の夜以降は冷え込むと言う事ですし、まだまだ定置網の低迷は続くのかも知れません。それでも、この低迷の中にもこんな変わり種が一匹いるだけで、心和むのは何故でしょう。

どこで油を売っているのか知りませんが、定置網に入るべき魚たちが、一日も早く小田原沿岸に来て、網に入ってくれる事を祈りたいと思います。
ラベル:珍魚 定置網漁業
posted by にゃー at 12:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする