2016年06月04日

魚市場で起きた金アジの奇跡

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:休漁
「石橋」定置:イナダ 500キロ、マルソウダ 3.1トン
       アジ 460キロ、サバ 340キロ
       ウルメイワシ 140キロ、マイワシ 1.5トン
「 岩 」定置:マルソウダ 2.6トン、ボラ 480キロ
       サバ 70キロ
「原辰」定置:マルソウダ 130キロ、マイワシ 120キロ
       ウルメイワシ 130キロ、サバ 60キロ
       マルアジ 100キロ、カタクチイワシ 40キロ
「江の安」定:カタクチイワシ 130キロ、アジ 50キロ
       マイワシ 100キロ、ウルメイワシ 70キロ
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:ワラサ 1トン ほか
「大磯」定置:アカカマス 150キロ、マイワシ 1.6トン

 伊豆方面からは、
「山下丸網」:ワラサ 550キロ、メジナ 130キロ
「川奈杉本」:マルアジ 50キロ、アカカマス 40キロ
「川奈釣船」:釣キンメダイ 220キロ
「下田釣船」:釣ハチビキ 50キロ、タカベ 160キロ
「西伊豆釣」:釣イサキ 290キロ ほか
「宇佐美船」:生シラス 190キロ

 東方面からは、
「江ノ島網」:アジ 1.5トン ほか

和歌山 ・・・ 釣カツオ 560キロ
大島釣船 ・・・ 釣キンメダイ 370キロ

今朝の石橋の「アジ」はサイズもほどよく、地元で人気のまさに「小田原アジ」だった。量こそ少ないが、そこに希少価値が生まれ、「地アジ」らしい脂の乗りと輝きで、味の評価と併せて市場での人気が上がるのかもしれない。
方や江ノ島からここ連日来ている「アジ」は、同じ「アジ」でもこうまで違うかと思うくらいに大きく(300g前後)、色も黒い。大きい「アジ」は見た目に迫力があり、身も厚いが、いわゆる「黒アジ」系になりがちで、全体に脂も薄く、それでいて一匹単価も高く付くことから、小田原の魚商からは敬遠されがちである。
しかし「小田原アジ」が市場にない時には、間違い無く「地アジ」として利用される魚であり、価格も当然高くなる。今朝も量で見れば、圧倒的に「江ノ島」の「アジ」が多かったわけで、市場的な影響度から見れば無視することは出来ないのである。
同じ「アジ」として、金色だとか黒色だとか、肌の色で区別するのではなく、脂が乗っている、乗ってない等の味覚で判断するのではなく、一匹の「アジ」という魚としてその時々に合った価値判断が出来る魚商が集まれば、その市場はより充実したものになるはずだ。その時、私はその「アジ」を「モハメド」と呼ぶだろう。
posted by にゃー at 13:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする