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2016年09月07日

ネズミギス

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ネズミっぽい顔立ちしてるのよ、これが。


この魚が獲れる際の共通点。
その1、決まって1匹だけ獲れる。
その2、「ヤマトカマス(ミズカマス)」と混獲される。
その3、比較的深い定置網で獲れる。
その4、この魚が獲れると、決まって名前は何と聞かれる。

パッと見は「カマス」。先のとがった細長い顔立ちに、20センチ前後の細長い体。少し褐色っぽい体色で、「カマス」と混じって獲れれば、気がつく方が神がかってる。

ただし、大きく異なる点がある。
それは口である。

20160907_chu.jpg頭の下部にあり、普通の魚のように上下にパクパクと開く形では無く、完全に海底の泥などを口に入れるのに適応した形をしている。例えるならば、腹話術の人形のように開くイメージ。
またヒゲもある。

また「ネズミギス」の仲間は、硬骨魚類の中でも比較的原始的な種とされており、漁獲される機会も少ないことからあまり研究も進んでいないようです。一部、南方で獲れる種には毒リスクも有るとか無いとか。

その意味でこの魚には今後もチュー意が必要ですね。
posted by にゃー at 19:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タイワンカマス

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時々「アカカマス」に混じってます


多くの場合、「アカカマス(小田原名・ネイラカマス)」として流通するのですが、目ざとい漁師や買受人はこの違いを見極め、違う魚が入っていると指摘します。そう、本名を「タイワンカマス」と言うこの魚。

言わば「カマス」の二重国籍とも言える立場のこの魚。「カマス」が増えるこの季節に、よく獲れます。
では、日本の「カマス」なのか?台湾の「カマス」なのか?

いつから日本人って、こんなに了見の狭い人種になってしまったんでしょうか?

大きな違いは、体側を縦に貫く2本の黒線の有無や目の大きさなどで見分けますが、なかなか見分けられる人は少ないです。
一部の人は「オニカマス(販売禁止)」じゃあないの?と聞いてきますが、「オニカマス」はもっと険しい顔つきをしてますし、もっと太くなりますし、色も青っぽくなるので、区別は出来ます。
もちろん食べても「アカカマス」同様、美味しくいただけます。

「カマス」は「カマス」。「カマス」は皆兄弟。
美味しく頂ける海の恵みは、大切なみんなの資源です。
posted by にゃー at 18:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

台風、魚市場っちこい

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:ヤマトカマス 500キロ、アジ 110キロ
       サバ 180キロ、ウルメイワシ 320キロ
「石橋」定置:ヤマトカマス 750キロ、アジ 60キロ
       マルアジ 40キロ、マルソウダ 320キロ
「 岩 」定置:ヤマトカマス 620キロ、マルアジ 40キロ
      クサヤモロ 130キロ、小サバ 160キロ
「原辰」定置:休漁
「江の安」定:ヤマトカマス 40キロ ほか
「二宮」定置:サバ 530キロ、ヤマトカマス 100キロ
「福浦」定置:メイチダイ 70キロ、イナダ 170キロ
       サバ 150キロ、マルソウダ 80キロ
「大磯」定置:ヤマトカマス 260キロ、サバ 100キロ

 伊豆方面からは、
「山下丸網」:サバ 130キロ、マルソウダ 30キロ
「伊豆諸島」:アオダイ 40キロ、釣カツオ 60キロ
「下田漁港」:タカサゴ 35キロ、イサキ 65キロ
「網代定置」:クサヤモロ 580キロ、イナダ 350キロ
「網代釣船」:釣マダイ 若干

 東方面からは、
「平塚定置」:ワカシ 120キロ、タチウオ 60キロ
       アジ 40キロ
「江ノ島網」:小アジ 25キロ
「佐島漁港」:小アジ 20キロ

小田原周辺定置には定番「ヤマトカマス(ミズカマス)」が湧き、東は秋の「小アジ」シーズン突入。所々に「サバ」入り始めれば、相模湾はすっかり秋の装い。これで、また明日の台風接近で雨降って、涼しくなれば、ますます秋らしくなることでしょう。
で、その台風は、見事な直撃コースを取るものの、勢力そこまで大きくならず、漁師たちにもそこまで警戒感は拡大せず。速度も低いことから、時間的に多くの定置網で出漁できる可能性が高いので、明日の市場もそこそこの品揃えが期待されます。

今日のイセエビ・・・ 10キロ
posted by にゃー at 18:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする