
2016年10月28日
ホソカマス
一見「ヤマトカマス(ミズカマス)」。
いや、どう見ても「ヤマトカマス(ミズカマス)」。
これを見つけた細マッチョは、すごい。
体側に現れた2本の金色の縦縞。40センチほどの大きさにあって、小さめの口。
腹びれが背びれの位置よりもわずかに前にあるなど、なるほど特徴が一致。
比較的南方の、それも沖縄や石垣島でダイビングをするとよく見られる様な魚らしいが、図鑑等の分布では相模湾以南となっている。なるほど、伊豆半島周辺でも目撃例もある様だ。
ちなみに漁獲は「米神」定置。
この時期、大量に獲れている「ヤマトカマス(ミズカマス)」の中に今までも数本くらいは混じっていたのだろうが、この存在に気付いた人間は初めてである。「カマス」は一定の群れを作って泳ぐ種類であるから、一本泳いでいれば、必ず仲間がいるのだろう。今後はより目を凝らして見ることとしよう。
魚市場では皆がドゥテルテ
小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:ヤマトカマス 950キロ、小イサキ 770キロ
サバ 210キロ、イサキ 75キロ
「石橋」定置:ヤマトカマス 2トン、小イサキ 1.7トン
カツオ 530キロ、小アジ 270キロ
サバ 90キロ、小サバ 170キロ
イサキ 50キロ、マルアジ 50キロ
「 岩 」定置:イナダ 7.6トン、小イサキ 160キロ
「原辰」定置:ヤマトカマス 350キロ ほか
「江の安」定:イサキ、ショウゴ ほか
「二宮」定置:ウルメイワシ 380キロ、サバ 80キロ
「福浦」定置:ショウゴ 420キロ、イナダ 180キロ
メジナ 100キロ、ヘダイ 70キロ
「大磯」定置:ウルメイワシ 520キロ、マイワシ 140キロ
伊豆方面からは、
「山下丸網」:サバ 220キロ、アジ 40キロ
「真鶴定置」:オアカムロ 360キロ
「網代釣船」:釣アカムツ ほか
「伊豆諸島」:ハマダイ、モクズガニ ほか
「式根島港」:ヒメダイ、メジ ほか
「西伊豆釣」:釣スルメイカ 60キロ ほか
東方面からは、
「佐島漁港」:ヤマトカマス、メアジ ほか
「茅ヶ崎刺」:活イセエビ 15キロ
本日はあいにくのお天気ではございましたが、お魚のご機嫌も麗しくハリとツヤが段違いでございました。
定置網は「イナダ」や「ヤマトカマス」、「小イサキ」が中心ではございましたが、「ショウゴ」や「シロダイ(ヘダイ)」らの秋のお魚さんたちもお目見えして、とても賑やか。
買受人の方々も口々に「どれを買うか迷ってしまいます」と種類の多さに感嘆の声を漏らし、「それをお買いあそばせ」などと買い物を楽しむ淑女の如く、あれやこれやと目移りしている様でございました。
競りが始まっても終始大変和やか。地物の「アジ」など少ないこともあって、一部にとても元気の良い発声と挙動で、闊達な動作をなさる方もおられましたが、多くのお客様は非常に紳士的な声やりと手やりで競りにご参加下さいました。
本当にこの魚市場に出入りする方々は、実に美しい日本語を話す人たちだと感心しきりでございました。
また明日もお魚さんとの良い出会いがあることを祈りつつ。では、ごきげんよう。
「米神」定置:ヤマトカマス 950キロ、小イサキ 770キロ
サバ 210キロ、イサキ 75キロ
「石橋」定置:ヤマトカマス 2トン、小イサキ 1.7トン
カツオ 530キロ、小アジ 270キロ
サバ 90キロ、小サバ 170キロ
イサキ 50キロ、マルアジ 50キロ
「 岩 」定置:イナダ 7.6トン、小イサキ 160キロ
「原辰」定置:ヤマトカマス 350キロ ほか
「江の安」定:イサキ、ショウゴ ほか
「二宮」定置:ウルメイワシ 380キロ、サバ 80キロ
「福浦」定置:ショウゴ 420キロ、イナダ 180キロ
メジナ 100キロ、ヘダイ 70キロ
「大磯」定置:ウルメイワシ 520キロ、マイワシ 140キロ
伊豆方面からは、
「山下丸網」:サバ 220キロ、アジ 40キロ
「真鶴定置」:オアカムロ 360キロ
「網代釣船」:釣アカムツ ほか
「伊豆諸島」:ハマダイ、モクズガニ ほか
「式根島港」:ヒメダイ、メジ ほか
「西伊豆釣」:釣スルメイカ 60キロ ほか
東方面からは、
「佐島漁港」:ヤマトカマス、メアジ ほか
「茅ヶ崎刺」:活イセエビ 15キロ
本日はあいにくのお天気ではございましたが、お魚のご機嫌も麗しくハリとツヤが段違いでございました。
定置網は「イナダ」や「ヤマトカマス」、「小イサキ」が中心ではございましたが、「ショウゴ」や「シロダイ(ヘダイ)」らの秋のお魚さんたちもお目見えして、とても賑やか。
買受人の方々も口々に「どれを買うか迷ってしまいます」と種類の多さに感嘆の声を漏らし、「それをお買いあそばせ」などと買い物を楽しむ淑女の如く、あれやこれやと目移りしている様でございました。
競りが始まっても終始大変和やか。地物の「アジ」など少ないこともあって、一部にとても元気の良い発声と挙動で、闊達な動作をなさる方もおられましたが、多くのお客様は非常に紳士的な声やりと手やりで競りにご参加下さいました。
本当にこの魚市場に出入りする方々は、実に美しい日本語を話す人たちだと感心しきりでございました。
また明日もお魚さんとの良い出会いがあることを祈りつつ。では、ごきげんよう。