2017年07月20日

二重国籍の黄肌が彩る魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:マイワシ 840キロ、ウルメイワシ 200キロ
       ワカシ 140キロ、小サバ 200キロ
       アジ 50キロ、スルメイカ 40キロ
「石橋」定置:マイワシ 360キロ、小サバ 100キロ
「 岩 」定置:マイワシ 1.9トン、小サバ 270キロ
       ウルメイワシ 150キロ
「原辰」定置:マイワシ 1.2トン、マンボウ 60キロ
       カタクチイワシ 140キロ、ワカシ 50キロ
「江の安」定:マイワシ 120キロ、ウルメイワシ 50キロ
       カタクチイワシ 80キロ
「二宮」定置:アジ 1トン、サバ 1トン
       ワカシ 50キロ
「福浦」定置:サワラ 790キロ、ワカシ 130キロ
       トビウオ 60キロ
「大磯」定置:ワカシ 560キロ、アジ 210キロ
       マイワシ 180キロ、小サバ 160キロ
       アカカマス 40キロ

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 50キロ
「江ノ島網」:釣カツオ 440キロ、アジ 60キロ
「片瀬沖曳」:生シラス 120キロ

和歌山船 ・・・ 釣キハダ 980キロ

スミス島」と言って「ああ、あの島ね」とピンと来る人は世間にどのくらいいるのでしょうか。
漢字で書くと「須美寿島」。立派な東京都なのですが。
と言う事は、その近海で獲れた「キハダ(マグロ)」は「東京都、魚」?いや小田原漁港で水揚げしたのだから「神奈川(小田原)産」になる?
あらま、魚の国籍は一体どうなるの?とお思いでしょうか。
答えは「生鮮魚介類の生産水域名の表示のガイドライン」にありました。
一番簡単なのは「小田原」の港に揚がったのだから「小田原産」と言いたいところですが、沖で釣られた「マグロ類」は、実際の海域は小田原からはかなりの距離があり、やはり「小田原産」と言うには無理がある。
まずは漁獲された海域を記載。つまり「相模湾沖」、「東京都沖」、「日本太平洋中部」、「伊豆諸島沖」、「八丈島沖」あたりになるか。この場合どれでも良さそうだが、「相模湾沖」、「東京都(沖)産」だと地名の通りは良いが、チョット距離的に難がある。となると「太平洋」か「八丈島」ぐらいが妥当な表現なのか。
ま、「マグロ類」などの場合、魚を追いかけて広い海域を釣り渡ることもあるので、その意味で水揚げ漁港を併記(この場合「小田原港(神奈川県)水揚げ」)も可能ということなので、分かり易くなるのではないか。
それにしても「八丈島」の先から相模湾の最奥、「小田原」の港まで帰ってくるだけでも大変というのに、道もない海原、よくまあ無事に辿り着くものである。ま、今の時代、GPSやら自動運転やらあるのは承知ですが。
冒頭の「須美寿島」ですが、漁師ならともかく、一般の人が近寄る事は「」の付くぐらいの釣り好きでもなければ、まずできないでしょう。ただし豪華客船「飛鳥U」のグアム・サイパンクルーズなどの中には、周辺の伊豆諸島の奇岩や小島に接近するルートを取る事があるらしいので、興味があってお金もあるという人は是非乗ってみて欲しい。
posted by にゃー at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする