魚体中骨抜き器販売中

2017年09月21日

魚市場の忘れ物は何ですか

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:小サバ 4トン、サバ 880キロ、イナダ 240キロ、ウルメイワシ 660キロ、マルソウダ 600キロ、ヒラソウダ 200キロ、ヤマトカマス 70キロ、チダイ 220キロ、ワカシ 240キロ、小イサキ 160キロ、アジ 40キロ
「石橋」定置:小イサキ 1.4トン、小サバ 600キロ、マルソウダ 550キロ、ヒラソウダ 310キロ、ウルメイワシ 100キロ
「 岩 」定置:サバ 970キロ、ウルメイワシ 1トン、小イサキ 290キロ、イナダ 60キロ
「原辰」定置:小イサキ 1.4トン、イサキ 200キロ、ショウゴ 50キロ、ヘダイ 40キロ、ヒラソウダ 110キロ
「江の安」定:ウルメイワシ、小アジ ほか
「二宮」定置:小イサキ 1.1トン、小サバ 370キロ、サバ 200キロ、アジ 130キロ、マイワシ 120キロ、ヒラソウダ 50キロ、マルソウダ 90キロ
「福浦」定置:イナダ 270キロ、ウルメイワシ 260キロ、マイワシ 40キロ、シイラ 40キロ
「大磯」定置:小イサキ 180キロ、マイワシ 40キロ、マルソウダ 70キロ、ヒラソウダ 40キロ

秋晴れであたたか。彼岸花咲き、魚涌く。

今日のイセエビ ・・・ 35キロ
posted by にゃー at 15:57| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月20日

大急ぎ克服する魚市場の給食

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:サバ 800キロ、小イサキ 250キロ、小サバ 600キロ、イナダ 190キロ、マイワシ 450キロ
「石橋」定置:小イサキ 1.1トン、小サバ 230キロ、マイワシ 120キロ
「 岩 」定置:ウルメイワシ 250キロ、小イサキ 100キロ、マルソウダ 80キロ、ワカシ 60キロ、ヒラソウダ 50キロ
「原辰」定置:休漁
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:小イサキ 2.6トン、小アジ 300キロ、イサキ 100キロ、サバ 90キロ、小サバ 200キロ、小カワハギ 50キロ、ヤマトカマス 60キロ、チダイ 160キロ、イナダ 40キロ
「福浦」定置:イナダ 1.4トン、イサキ 60キロ、シイラ 100キロ、ヒラソウダ 85キロ
「大磯」定置:小サバ 1トン、アジ 45キロ、小イサキ 150キロ、イナダ 150キロ、マルアジ 40キロ、ショウゴ 110キロ

伊豆方面からは、
「富戸刺網」:活イセエビ 80キロ

大磯の子どもなら、地元の海で獲れたピチピチの「マアジ」を味わって欲しい。昼の給食から「鯵のたたき」定食。〆は「だし汁」でかっ込む「まご茶漬け」。小鉢に「ショウゴ」の刺身が気分転換に最適。小さい「サバ」なら唐揚げで充分。骨も何も、がつがつ食べれば、健全な磯っこの出来上がり。混入するのは小骨かウロコ、小さなイワシくらいのもの。
何もうらやましがる事はない、相模湾は広いんだ。小田原っ子には「カマス棒」があるじゃないか。

今日のイセエビ ・・・ 90キロ
posted by にゃー at 15:45| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月19日

魚市場に一陣の風

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:サバ 400キロ、小イサキ 140キロ、ワカシ 380キロ、ヤマトカマス 100キロ
「石橋」定置:小イサキ 720キロ、ヤマトカマス 740キロ、サバ 120キロ、ヒラソウダ 100キロ、マルソウダ 80キロ、ワカシ 80キロ、ショウゴ 70キロ
「 岩 」定置:サバ 120キロ、ワカシ 70キロ、ヤマトカマス 50キロ、シイラ 40キロ、ウルメイワシ 40キロ
「原辰」定置:ヤマトカマス 200キロ、イサキ 90キロ、ショウゴ 40キロ
「江の安」定:ヤマトカマス 40キロ ほか
「二宮」定置:ヤマトカマス 160キロ、小サバ 100キロ、イナダ 50キロ、サバ 60キロ、マルアジ 40キロ、小イサキ 40キロ
「福浦」定置:イナダ 1.1トン、イサキ 270キロ、シイラ 100キロ、ウルメイワシ 60キロ
「大磯」定置:マイワシ 400キロ、ショウゴ 410キロ、小イサキ 390キロ、ウルメイワシ 100キロ、小サバ 150キロ、ワカシ 150キロ、メジナ 170キロ、マルアジ 280キロ

伊豆方面からは、
「川奈杉本」:メジナ 120キロ、イサキ 60キロ
「網代定置」:ワラサ 230キロ ほか

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 170キロ

台風の風は解散風と言うよりは、魚たちを集合させる魔法の風。
となるはずが、潮流早く網崩れて、魚、網に入る事ならず。

今日のイセエビ ・・・ 40キロ
posted by にゃー at 16:13| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月16日

土曜あるある魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:ワカシ 600キロ、オアカムロ 440キロ、イナダ 210キロ、小サバ 240キロ、ヤマトカマス 290キロ、サバ 250キロ、マンボウ 50キロ
「石橋」定置:ワカシ 2トン、マルアジ 660キロ、ヤマトカマス 580キロ、アカカマス 130キロ、ヒラソウダ 170キロ、イナダ 80キロ、小イサキ 70キロ、小サバ 200キロ
「 岩 」定置:イナダ 830キロ、シイラ 170キロ、ワカシ 50キロ、サバ 50キロ、ヤマトカマス 50キロ
「原辰」定置:ワカシ 180キロ、ヤマトカマス 140キロ、ヒラソウダ 50キロ、マルソウダ 40キロ
「江の安」定:ヤマトカマス、マルアジ ほか
「二宮」定置:小サバ 1.3トン、マルアジ 430キロ、アジ 160キロ、ヤマトカマス 190キロ、イナダ 320キロ、小イサキ 100キロ、サバ 100キロ
「福浦」定置:ワカシ 3.2トン、サゴシ 100キロ、シイラ 130キロ、カマスサワラ 90キロ、ヒラソウダ 200キロ
「大磯」定置:ウルメイワシ 490キロ、小サバ 200キロ、マイワシ 440キロ、イナダ 180キロ、ワカシ 120キロ、マルアジ 60キロ、小イサキ 70キロ

伊豆方面からは、
「川奈杉本」:ヤマトカマス 150キロ、ニザダイ 30キロ

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 200キロ、ワカシ 100キロ
「佐島釣船」:釣カツオ 870キロ、釣キメジ 450キロ、釣ツムブリ 80キロ
「茅ヶ崎釣」:釣カツオ 250キロ

20170916_longpow.jpg土曜日になると魚が少なくなるなんて言われたものだが、今朝はなんの、ほどほどの漁が続き連休前の安堵も。ただし台風接近でキャンセルもあったりの、週末。魚が有ってものジレンマに恨めしく睨む雨雲。

今日のイセエビ ・・・ 30キロ
posted by にゃー at 14:05| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月15日

ハマダツ

20170915_hamasan.jpg
かつてのサザエさんちの隣人は画家の「浜さん」


「浜さん」は点々とカビのように生えた口ひげがトレードマークでしたが、この「ダツ」は尾部に点々と並ぶ大きな黒点が目印。しかもその黒点は必ず8つ以上あると言うのだから、もう負け越しである。

20170915_hamaface.jpg口先は黄色に染まり、「オキザヨリ」の青色とは明らかに異なり、体型もより側扁し「オキザヨリ」の太々しい体と比べると平べったくなっています。

「ダツ」類は夏になると現れる回遊性の高い地魚で、それ以外の季節で見掛けることは少ないですが、その特異性が近年の人気につながっていると考えられます。
普通、水温や気温の高くなる夏場は、定置網漁では夏枯れや魚種の減少などがあり、市場に並ぶ魚が非常に限られたものになりがちで、魚屋さんや板前さんにとって、どうしても刺身用に買い付ける種類がマンネリ化する傾向にありました。その中で新たな刺身用の地魚として、見た目のインパクトや相場の安さ、食感や身保ち、少ないながらも日々獲れる安定性などの点から、新たな定番の刺身用地魚として白羽の矢が立ったような形になったのだと思います。

とはいえ、まだまだ知名度も低く、食べたことある人も少ないでしょう。市場で見られる季節もあとわずか。
食味に関して興味を持たれた方は、マニアックな夏の魚の味覚に間に合って欲しいと願います。
posted by にゃー at 13:21| Comment(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

トリセツ不要の魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:休漁
「石橋」定置:マイワシ 2トン、ヤマトカマス 1トン、ヒラソウダ 220キロ、マルソウダ 90キロ、アカカマス 190キロ、イナダ 160キロ、ウルメイワシ 120キロ、マルアジ 110キロ
「 岩 」定置:アカカマス 320キロ、ヤマトカマス 690キロ、シイラ 190キロ、オアカムロ 200キロ、ヒラソウダ 90キロ
「原辰」定置:ヤマトカマス 410キロ、アカカマス 210キロ、マイワシ 90キロ、ヒラソウダ 90キロ
「江の安」定:ヤマトカマス 50キロ、ウルメイワシ 60キロ
「二宮」定置:小サバ 520キロ、サバ 140キロ、アジ 400キロ、イサキ 100キロ、マイワシ 150キロ、マルアジ 40キロ
「福浦」定置:ワカシ 1トン ほか
「大磯」定置:マイワシ 1.1トン、ワカシ 110キロ、小サバ 1.3トン、ウルメイワシ 140キロ、アジ 140キロ

伊豆方面からは、
「川奈杉本」:ウルメイワシ 100キロ、ショウゴ 50キロ、シイラ 40キロ
「網代定置」:ヤマトカマス 2.5トン
「下田釣船」:タカベ 120キロ

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 550キロ、ワカシ 1トン
「茅ヶ崎船」:釣カツオ 390キロ

20170915_insert.jpgさあさ、明日から「米神」定置の再開だ。今まで以上の漁獲増が期待されます。魚が増えれば、みんなが喜び、みんなが笑顔。魚を獲って、売って、買って、また売って。そして食べての繰り返し。そんな日々、回転する市場の単純構造が社会を動かしている。わかりやすくも、実に尊い仕組みである。

今日のイセエビ ・・・ 50キロ
posted by にゃー at 13:02| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする