小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:イナダ 700キロ、アカカマス 40キロ、アカヤガラ 40キロ
「石橋」定置:イナダ 400キロ、アカカマス 360キロ、ヤマトカマス 220キロ、サバ 110キロ
「 岩 」定置:イナダ 440キロ、サバ 170キロ、ヤマトカマス 60キロ
「原辰」定置:メアジ、ヤマトカマス ほか
「江の安」定:アジ、サバ ほか
「二宮」定置:サバ 120キロ、アカカマス 120キロ、アジ 40キロ
「福浦」定置:イナダ 2.1トン、サバ 150キロ、メアジ 150キロ
「大磯」定置:小サバ 140キロ ほか
伊豆方面からは、
「網代定置」:ワカシ 240キロ ほか
「真鶴定置」:イナダ 570キロ ほか
周波数がズレているのか、黒潮の蛇行がズレているのか、魚の波がズレているのか、いズレにしても、漁も量も好転せず。これは海のせいなのか、環境のせいなのか、ひょっとして私のせいなのか・・。こんな事、考えるようでは疲れがたまっているのか。
モーズレイ性格検査でも受けて、心理分析でもするべか。
2017年11月28日
【毒針】ゴンズイ【危険】
定置網にまとまって獲れるのも珍しいですが、競り場に並ぶのもまた珍しい。
同じ「珍しい」でも、「サクラエビ」とは違った意味で「珍しい」です。
子どもの頃は、そのずんぐりとした見た目に興味津々で触ろうとして怒られたこともありましたが、むしろ大人になった今の方が、よっぽどこの魚に対して怖い思いを抱きます(意味深)・・・。
背ビレや胸ビレにある毒針に刺されると激痛が続くという魚として知られ、専門に狙う漁師はおろか、習慣的に食べる人を知りませんが、その珍奇さと新鮮さで売れてしまうのだから地魚って・・コワイ。
「味噌汁の具」にするとか「蒲焼き」になるとか聞きますが、実際やってみた人をみたことがありません。
ゲテモノ好きの私でさえ躊躇するこの存在感。まあ、海の「ナマズ」ですから、不味いという事はなかろうと思いますが。
せっかくなので、誰か料理してくれたら私もご相伴にあずかろうと考えております。
ちなみに本日、同じく毒針持ちで知られる「アイゴ」も並んでおりました。コチラは活締め処理されたプレミア仕様。
私は「アイゴ」は食べた事がありますが、というかむしろ好きな魚のひとつでもあります。
ただし条件として食べるなら「活締め」された「アイゴ」に限るという事。黄色みがかった身は、甘みがあって大変美味しい刺身になります。
これらの魚は、早川漁港でも釣り糸を垂れていると邪魔してくる外道達ですが、美味しく食べられると知れば、無下に扱われる事も少なくなるはず。
そしてさらに毒魚だけでなく「アオザメ」や「アカシュモクザメ」の姿も。顔だけ見たら近づくのも憚られそうですが、食べるとなれば安定したフライ、惣菜の材料であり、かまぼこの原料としても優秀な魚です。
「小さなナマズ」から「巨大ザメ」まで「池の水ぜんぶ抜く大作戦」も真っ青の実力です。