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2017年12月01日

魚市場の品格

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:イナダ 600キロ、サバ 110キロ、ヒラソウダ 80キロ、メアジ 50キロ、サバフグ 50キロ、アカヤガラ 40キロ
「石橋」定置:イナダ 240キロ、サバ 150キロ、メアジ 70キロ、ヒラソウダ 50キロ、アカカマス 40キロ
「 岩 」定置:イナダ 810キロ、メアジ 170キロ、サバ 80キロ、サバフグ 50キロ
「原辰」定置:アジ 40キロ、ヒラソウダ 40キロ
「江の安」定:アジ、ヒラソウダ ほか
「二宮」定置:アジ 50キロ、イナダ 50キロ
「福浦」定置:イナダ 3.8トン、オオニベ 70キロ、ワラサ 50キロ
「大磯」定置:メアジ 70キロ、サバ 60キロ

伊豆方面からは、
「真鶴定置」:イナダ 360キロ

20171201_sawar.jpgむしろ魚市場とは、品格と言うよりは映画「麻雀放浪記」における「出目徳」を演じた「高品格」の様な、助演男優賞を拝領賜るレベルの存在でありたい。
20171201_ho3.jpgそれは黒子の様に目立たないバイプレイヤーを意味するのではなく、「明日は晴れるかなァ?」などと曰いつつあっさり「天和」をあがってのける大胆不敵かつ繊細精緻な職人気質を意味しており、プロフェッショナルの集う空間を維持、継承していく存在であらねばならぬと心得ている。
ちなみに「麻雀放浪記」ネタが登場するのは、市長来訪に沸いた2009年7月以来の事である。といっても、タイトルに用いただけのやっつけ仕事という余りに矛盾したこの態度。
つまりはこの玉石混淆こそが、魚市場なのである。
おわかりいただけただろうか
posted by にゃー at 16:18| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする