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2017年12月18日

イラ

20150413_irara.JPG
ついつい土地のように手で転がしながら
「イラちゃん」と呼んでしまう悪い癖

「はぁ〜い」と返事するのは「イクラちゃん」

「ばぶ〜」と返事するのも「イクラちゃん」

その姿は、まるで肩パッドの入ったピンク色のバブルスーツ
「OKバブリ〜!」な香りがするのは、そう「イラちゃん」


太めの眉毛に派手めのアイシャドー、ショルダーホンを思わせるズッシリとした重み、羽付き扇子と見紛う大きめの胸びれ。あまりに目立つため、もはや「マイナー地魚番付」にもランクしない「ぶっとび」方。

かつては、多くの漁師さんに「ブダイ」と呼ばれており市場の選別も一緒くたで「おったまげた」ものだ。「W浅野」ならぬ「Wブダイ」とでも言うつもりだったのだろうか。

しかしよく見ると、噛まれると「ケツカッチン」しそうな大きな牙の生えた口は、「ブダイ」の板状の歯とは異なり、また食性も異なることから身質や食味も異なっており、色目の鮮やかさも相俟って、その違いはその後、値段の違いとなり、漁師さんもその違いを認めることとなった。

その昔は「マイナー地魚」の一角であった彼女も、今では活魚売り場のお立ち台に立つ「女王様」となったのである。その意味で女城主「井伊直虎」の略でもイイかもしれない。

知っている人は知っているのだ、この魚の美味しさと違う意味での「オイシサ」を。
posted by にゃー at 15:32| Comment(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

まだ本気出してない魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:サバ 150キロ、メアジ 90キロ、アカヤガラ 90キロ、イナダ 80キロ、マンボウ 60キロ、ショウゴ 60キロ、マルソウダ 60キロ
「石橋」定置:サバ 210キロ、イナダ 120キロ、ショウゴ 100キロ、マルソウダ 100キロ、ヒラソウダ 50キロ、サバフグ 40キロ
「 岩 」定置:ショウゴ 520キロ、サバ 60キロ、アカヤガラ 80キロ、アオリイカ 50キロ、ヒラソウダ 80キロ、メアジ 60キロ、イナダ 40キロ
「原辰」定置:カワハギ 130キロ、ヒラソウダ 120キロ、ショウゴ 40キロ
「江の安」定:イシダイ 50キロ、カワハギ 30キロ
「二宮」定置:ショウゴ 190キロ、イシダイ 80キロ、カワハギ 40キロ
「福浦」定置:ヒラソウダ、サワラ ほか
「大磯」定置:サバ 80キロ、アジ 40キロ

伊豆方面からは、
「川奈杉本」:メジナ、ショウゴ ほか
「南伊豆釣」:アブラボウズ 600キロ
「網代定置」:イナダ 380キロ

20171218_buri.jpgふとましい「ブリ」獲れました。10キロまで届きませんでしたが、「シャンシャン」の成長にも負けないように、徐々に良くなっているようですよ。
posted by にゃー at 12:52| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする