小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:スルメイカ、ヤリイカ ほか
「石橋」定置:ボラ、ヤリイカ ほか
「 岩 」定置:スルメイカ、ヤリイカ ほか
「原辰」定置:イナダ、マンボウ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:アジ、アオリイカ ほか
伊豆方面からは、
「真鶴釣船」:釣イナダ 120キロ
東方面からは、
「平塚定置」:マルアジ、アジ ほか
気分転換。外の空気を吸いに配達へ。都会を気持ちよく走っていたら、大雪が残した埃を吸って思わずむせた。
今朝の定置網は、さすがに3日連続(1/27,29)「リュウグウノツカイ」漁獲はならず(=漁師談)、安堵するやら、落胆するやらではあったものの、肝心の網の中身は変化なく、どこも「イカ」中心の水揚げであった。伊豆方面で「スルメイカ」の声が聞こえ始めたとはいえ、その群れも小さく散発的で本格化にはほど遠いと言った印象だが、まもなく2月。月食開けに迎える新しい月のスタートが、本当の意味での新学期となりますように。満月の様な「ちびマンボウ」も祈っていることでしょう。
2018年01月30日
2018年01月29日
キビレカワハギ
おっ、馬の季節じゃな?
ええっ?有馬で散々懲りたばかりでしょうに、またやるんですか?
馬鹿。「カワハギ」の後には「ウマヅラハギ」の季節が来るという意味だ。
なんだそうか。ちなみに馬の話は、コイツも得意ですから。
・・余計な事は言うなよ。
とにかく「ウマヅラハギ」は、その昔(昭和45〜60年前後)には超大漁が続き、相模湾の看板魚とも言える時代があった。
へえ。年間1000トン近く獲れていたなんて、とにかく馬だらけだったんですね。ちょうどその頃ですよ、コイツが馬にハマったのも。
それ以上、余計な事は言うな。
うむ。そうじゃ。これが物流の整ったトラック野郎全盛期と景気の良い時代が重なって、まあ儲かったという話じゃ。
ふ〜ん。馬だけに「うまい話」。
そんなに上手くはない。
あれ?こっち(右)の魚はなんだか白っぽいな?
お。よく気付いたな。それは「キビレカワハギ」じゃ。
「キビレ」?「カワハギ」?
そうじゃ。全体に黄色っぽい体色が特徴で、文字通りヒレが黄色い。体型は「ウマヅラハギ」じゃろう。
目玉も大きい感じがするな。別種なのでしょうか?
どちらも「フグ目カワハギ科ウマヅラハギ属」に属する。
美味しいのでしょうか?
まあ、違わないというのが本音じゃが、強いて言うなら「ウマヅラハギ」の方が肝が濃い。
珍しいのでしょうか?
「ウマヅラハギ」はまとまるとトン単位で獲れるが、「キビレカワハギ」は掛かるときは必ず一匹。単独行動を好むようだ。
へえ。性格はまるで逆、と。
近縁の「アミメウマヅラハギ」も獲れたことがあるが、これは漁業対象魚とは言えないな。
今年の「ウマヅラハギ」は大漁でしょうかねえ?
うん?漁獲予想をワシにしろってか?
当たるわけねえや〜
ストレスが魚市場をダメに汁
小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:イナダ、ヒラメ ほか
「石橋」定置:スルメイカ、アオリイカ ほか
「 岩 」定置:スルメイカ、マメジ ほか
「原辰」定置:イナダ、ヒラソウダ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:クロダイ、ヤリイカ ほか
伊豆方面からは、
「真鶴釣船」:釣イナダ 90キロ、釣メヌケ ほか
「網代定置」:スルメイカ 70キロ
「川奈杉本」:ヤリイカ 30キロ ほか
東方面からは、
「平塚定置」:アジ、ヤリイカ ほか
まるで「こんぴらさん」名物の「おいりソフト」を思わせる彩りで、「アマダイ」の外道たちが並んでいましたが、今朝は久々に「メヌケ」も並んで、市場全体も鮮やかな賑わい。久しぶりに寒さ一服も相俟って、癒やされた心持ちが致しました。
対して「定置網」は壊滅的。「良くなる良くなる」と言い続け、「これ以上、下はないから上がるだけ」と言い続けては来たものの、「はてな?」底なしの状況に皆さん頭を抱えております。
こうなりゃ気晴らしに海のことは忘れて、現実逃避に精を出しますか。
「米神」定置:イナダ、ヒラメ ほか
「石橋」定置:スルメイカ、アオリイカ ほか
「 岩 」定置:スルメイカ、マメジ ほか
「原辰」定置:イナダ、ヒラソウダ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:クロダイ、ヤリイカ ほか
伊豆方面からは、
「真鶴釣船」:釣イナダ 90キロ、釣メヌケ ほか
「網代定置」:スルメイカ 70キロ
「川奈杉本」:ヤリイカ 30キロ ほか
東方面からは、
「平塚定置」:アジ、ヤリイカ ほか
まるで「こんぴらさん」名物の「おいりソフト」を思わせる彩りで、「アマダイ」の外道たちが並んでいましたが、今朝は久々に「メヌケ」も並んで、市場全体も鮮やかな賑わい。久しぶりに寒さ一服も相俟って、癒やされた心持ちが致しました。
対して「定置網」は壊滅的。「良くなる良くなる」と言い続け、「これ以上、下はないから上がるだけ」と言い続けては来たものの、「はてな?」底なしの状況に皆さん頭を抱えております。
こうなりゃ気晴らしに海のことは忘れて、現実逃避に精を出しますか。
2018年01月27日
雲隠れを待機と言う魚市場
小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:スルメイカ、アカヤガラ ほか
「石橋」定置:イナダ、アオリイカ ほか
「 岩 」定置:休漁
「原辰」定置:イナダ、アオリイカ、ヤイトハタ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:イナダ、ヤリイカ ほか
伊豆方面からは、
「真鶴釣船」:釣イナダ 30キロ
「川奈杉本」:ヤリイカ、アオリイカ ほか
今朝の水揚げ、言うまでもなく氷点下の連続で、魚はまさに知人宅で待機中の雰囲気。一体、いつになったら出てきてくれるのか。
そして、そんな魚の無い状況でも、あの「ぼうず」氏は今月すでに3回目の来場。今朝のお目当ては「銀のサメ」。
食べたい珍魚を食べたいときに食う。これ以上の贅沢がどこにある。
「米神」定置:スルメイカ、アカヤガラ ほか
「石橋」定置:イナダ、アオリイカ ほか
「 岩 」定置:休漁
「原辰」定置:イナダ、アオリイカ、ヤイトハタ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:イナダ、ヤリイカ ほか
伊豆方面からは、
「真鶴釣船」:釣イナダ 30キロ
「川奈杉本」:ヤリイカ、アオリイカ ほか
今朝の水揚げ、言うまでもなく氷点下の連続で、魚はまさに知人宅で待機中の雰囲気。一体、いつになったら出てきてくれるのか。
そして、そんな魚の無い状況でも、あの「ぼうず」氏は今月すでに3回目の来場。今朝のお目当ては「銀のサメ」。
食べたい珍魚を食べたいときに食う。これ以上の贅沢がどこにある。
2018年01月26日
魚市場をかえさせておくれよ
小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:イシダイ、アオリイカ ほか
「石橋」定置:ハガツオ、タチウオ ほか
「 岩 」定置:休漁
「原辰」定置:イナダ、アオリイカ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:休漁
伊豆方面からは、
「真鶴釣船」:釣イナダ 150キロ
本日の外気温−4℃。都心では半世紀ぶりの寒さだとか言われますが、小田原もまた記録的な寒さでしょう。
岸壁においてある水が、見る間に凍る様子が観察できました。
そして「米神」と「石橋」の両定置網を締めて、今朝の水揚げは「イシダイ」、「アオリイカ」、「ハガツオ」、「タチウオ」。他に「アカヤガラ」に「スルメイカ」・・・、ってまるで絶好調な水揚げかと思うでしょ?良く見てみれば、量的に僅かコレだけのものでした。
さすがに「水揚げ若干」と書いたのでは余りに味気ないので、値段的に良かった種類を書いたに過ぎません。おそらくこの水揚げも、この20年で最悪レベル(漁師談)。
その中に「ハガツオ」が一本だけいたのは、珍しいというか、気味悪いというか、放射冷却ならぬ、ほうさん冷却という所か。相場は需給を反映して、軒並み倍以上。いや、むしろ異常。
特別じゃなくていいから、はやく普通の魚市場に戻らないかな。
「米神」定置:イシダイ、アオリイカ ほか
「石橋」定置:ハガツオ、タチウオ ほか
「 岩 」定置:休漁
「原辰」定置:イナダ、アオリイカ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:休漁
伊豆方面からは、
「真鶴釣船」:釣イナダ 150キロ
本日の外気温−4℃。都心では半世紀ぶりの寒さだとか言われますが、小田原もまた記録的な寒さでしょう。
岸壁においてある水が、見る間に凍る様子が観察できました。
そして「米神」と「石橋」の両定置網を締めて、今朝の水揚げは「イシダイ」、「アオリイカ」、「ハガツオ」、「タチウオ」。他に「アカヤガラ」に「スルメイカ」・・・、ってまるで絶好調な水揚げかと思うでしょ?良く見てみれば、量的に僅かコレだけのものでした。
さすがに「水揚げ若干」と書いたのでは余りに味気ないので、値段的に良かった種類を書いたに過ぎません。おそらくこの水揚げも、この20年で最悪レベル(漁師談)。
その中に「ハガツオ」が一本だけいたのは、珍しいというか、気味悪いというか、放射冷却ならぬ、ほうさん冷却という所か。相場は需給を反映して、軒並み倍以上。いや、むしろ異常。
特別じゃなくていいから、はやく普通の魚市場に戻らないかな。
2018年01月25日
ホシエイ
いえいえ「エイ」の干物の紹介ではありません。
真っ黒な背側に左右対称に点々と連なる白い点。
まるで北斗七星の様に綺麗に並んでいます。
真っ黒な「エイ」さんの中には「カラスエイ」と言うのもおりますが、形がチョット違うのと、白い点があれば「ホシエイ」、なければ「カラスエイ」でオケ。
小田原周辺で獲れるのは、ほぼ「ホシエイ」。
「星」に「えい」と来れば、思い出すのは「見上げてごらん夜の星を」。
沿岸の低層を泳ぐため、「定置網」だけでなく「ヒラメ」狙いの「刺し網」にも掛かり、厄介者扱い。
まるで「見下げてごらん朝の星を」。
しかし近年、活締めした「ホシエイ」の肝がうまい!とか、使えるなどと売り込む人が出てきたことで、一変。人気の魚になったとか。
最近、ようやく小田原でもセリに並ぶ事がありますが、人気はまだまだといった所。
浸透させるためには「競り落としてごらん朝の星を」キャンペーンを張るべきか。
思い出すのは、かつて獲れた、
「活バットマン・ホシエイ」〜 http://uoichiba.seesaa.net/article/274223016.html
そして「アカエイ」売りにがんばった時もありました・・
「アカエイ」販促資料 〜 http://www.odawara-uoichiba.co.jp/image/akaei_promo.pdf