「アマダイ」や「アカムツ」、「イサキ」などの釣りの外道として市場に時々入荷するが、ほとんどまとまることはない。今回は「イナダ」釣りの外道として釣れた唯一の一匹。
派手な見栄えと、薄く側扁した魚体が嫌われ市場評価も低いが、「彼」は喜んでくれた。
※氏のサイトの説明「釣り情報」の欄には「相模湾では水深60〜100m前後で狙うマダイ釣りなどに混ざる魚。必ず来るポイントがあり小田原早川港前などでよく釣れた。」とある。

しかし、こうして深場釣りの外道を見てくると「黄色〜桃色〜赤色」というのは、深海の鉄板の色のようだ。
もちろん赤い光を吸収する海の中では「赤色」は深くなるにつれて減っていき、さらに光の届かない200メートル以上の深さになると赤色はなくなり、赤い魚たちは黒く、真っ暗闇に溶け込むという形になります。
さらにもっと深場にいる「チョウチンアンコウ」などは紫がかった黒ですし、深場に棲む魚は最初から黒くなっていればよいとも思うのですが、赤であっても問題なく、プランクトン等によるエサの色素などが分解されずに残り、赤くなっていったと考えられます。
その赤色のおかげで美味しそうに見える魚もいれば、派手すぎてチョットといわれる魚も有るなんて、面白いですね。
あれ?深く潜るにつれて魚の色が「黄色→桃色→赤色→紫黒色」と変化していくって・・・これって「ももクロ」じゃないすか。
つまり、今よりもっとディープな世界に潜っていくって事なのね。
今日のライブは必見だい!