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2018年01月22日

ホシササノハベラ

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マイナー系小魚は扱いにくいのですが


先日「カスミサクラダイ」を紹介したばかりですし、
名前に「ササ(笹)」が付いているってことで。

「ホシササノハベラ」といいます。


硬い鱗に覆われていて、表面がツルッとしていて「笹の葉」の様に見えた・・・のでしょうか。

得てしてこの仲間は、沿岸に棲息しており、あまり沖合に出ないのか、「定置網」に入ることも、「刺し網」に掛かることも少ない魚ですが、今朝は「アマダイ」の外道に一匹入っておりました。

「ベラ」の仲間は、先述の通り市場に並ぶ魚でもなく、あまりまとまる魚でも無いので、鮮魚店での扱いも少なく、釣り人の間で知られるくらいの魚でしかないのですが、意外に美味しい魚が多いのが特徴です。

見た目も派手だったり、形が細かったり、ずんぐりだったりといろいろな仲間がいるのですが、総じて綺麗な白身をしており、歯応え、旨味共に申し分なく、釣り人の間では嬉しい外道として知られています。

辛うじて市場に流通している仲間の中では、「コブダイ」や「イラ」が知られています。

他にも「キュウセン」や「オハグロベラ」などが並ぶことがありますが、どちらも知っている人の方が少ないマイナー魚種でしょう。

アナタ一人にでも知ってもらいたいと、今日も星に願いを捧げます。
ラベル:地魚 定置網漁業
posted by にゃー at 18:12| Comment(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

魚市場の全てはおまんまの為

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:イナダ 40キロ ほか
「石橋」定置:イナダ、スズキ ほか
「 岩 」定置:休漁
「原辰」定置:イナダ、マンボウ ほか
「江の安」定:ホシエイ、マンボウ ほか
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:マダイ、アオリイカ ほか
「大磯」定置:アジ 160キロ、マンボウ ほか

伊豆方面からは、
「真鶴釣船」:釣イナダ 270キロ
「富戸釣船」:釣キンメダイ 60キロ

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 120キロ ほか
「松輪釣船」:釣アブラボウズ 370キロ(10本)

20180122_0510.jpg「べ、別に風邪引いているわけじゃないんだからね!」
とか何とか強がりながらも、朝一番の水揚げから始まって今朝は、三箇統で「ちびマンボウ」が三連発。口をつくのは「トニー谷♪ ブクブク・マンボ」。
20180122_0631.jpgそして土曜日と同漁師、同漁場で「ミツクリザメ」が二連発。前回のオスに続き、メスが後追い羅網したのか?再び「江ノ島」行くも、展示前に逝った模様。
20180122_0748.jpgさらに昼頃から降り出した雪は徐々に勢いを増し、夜中まで降り続けるという・・・。
20180122_123424.jpgそんな冷え込み厳しい夜は、鍋に限るよね〜。カニ入れて、エビ入れて、タラ入れて、ドンコ入れて、アンコウ入れて、シャケ入れて〜。いけね、野菜入れるところなくなった。
暖まった後は、今夜の下り最終で出社するようか?箱根に雪の後は「ブリ」が獲れる言い伝えを信じて、行くしかない。電車が動いてる事、前提だが。
posted by にゃー at 15:50| Comment(2) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする