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2018年03月27日

魚市場でウマイ魚の商人関門

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:サバ 300キロ、小サバ 230キロ、スルメイカ 60キロ、アジ 40キロ、イナダ 40キロ
「石橋」定置:小サバ 100キロ ほか
「 岩 」定置:小サバ 300キロ、サバ 160キロ、アジ 70キロ
「原辰」定置:カタクチイワシ、メジナ ほか
「江の安」定:小サバ 380キロ ほか
「二宮」定置:ブリ・ワラサ 460キロ、アジ 80キロ、サバ 60キロ
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:アジ 300キロ、サバ 170キロ、小サバ 140キロ

伊豆方面からは、
「川奈釣船」:釣キンメダイ 50キロ ほか

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 40キロ、サバ 40キロ

大島釣船 ・・・ 釣小キハダ 500キロ

本日、小田原城址公園脇をドライブと言う名の配達。まさに桜は今が盛り。見頃、食べ頃、笑い頃。
桜の見頃を、人によっては咲き始めという人もいれば、満開時という人もおり、さらに散り始めが美しいという人もいます。
20180327_0547.jpg魚の旬についてもしかりで、旬の始めの方のいわゆる「走り」が良いという粋な人もいれば、魚が最も獲れて値段も安定する「盛り」が体にも良く、懐にも優しいという人もおります。さらに食通ともなると「名残」と言われる旬の終わりの時期に、消えゆく脂と水っぽくなる身質を嗜みながら、来年の盛期へ思いを馳せるという高等技術を用いると言われます。
20180327_054ume.jpgそのどれもが理に適った、素晴らしい旬のとらえ方であり、人それぞれの食の楽しみ方、食への感謝の表現だなと思います。
アナタも独自の切り口と感性で、自分だけの旬を見つけてみませんか!?
posted by にゃー at 16:17| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月26日

魚市場よ、これがアジの灯だ

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:アジ 110キロ、サバ 120キロ、小サバ 600キロ、小ムツ 50キロ
「石橋」定置:アジ 280キロ、サバ 260キロ、スルメイカ 230キロ、小サバ 350キロ
「 岩 」定置:スルメイカ 640キロ、イシダイ 230キロ、ボラ 140キロ、サバ 80キロ
「原辰」定置:サバ 340キロ、小サバ 130キロ
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:イシダイ 450キロ、アジ 110キロ、サバ 90キロ、ブリ・ワラサ 80キロ、イナダ 50キロ、ウマヅラハギ 90キロ、メジナ 50キロ
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:アカカマス 65キロ、アジ 50キロ、イナダ 40キロ

伊豆方面からは、
「真鶴釣船」:釣メダイ、釣キンメダイ ほか
「網代定置」:スルメイカ 230キロ
「山下丸網」:ブリ・ワラサ 3トン、アジ 160キロ
「伊東釣船」:釣キンメダイ 60キロ、釣アブラボウズ 60キロ
「川奈杉本」:クロダイ 370キロ、メジナ 50キロ

東方面からは、
「江ノ島網」:メジナ 50キロ

春、桜が満開になって地魚が盛んに動き出している。
20180326_060925.jpg季節の遅れを取り戻すかのように、日々獲れる旬の主役たちが次から次に目まぐるしく変わっている。
「イシダイ」から「スルメイカ」に代わり、「ブリ」や「ワラサ」が一気に増えてきたかと思えば、「サバ」、「クロダイ」に続いて、ついに「アジ」も出て来た。
「アジ」が出てくれば、こっちのもの。
「小田原」と言えば「アジ」。「アジ」と言えば「小田原」という首都圏でも通用する最強の代名詞。「オバマ」氏に「小田原アジ」で握った寿司を食べていただきたかった。
20180326_060806.jpg活魚も種類豊富で、「ヒラメ」や「アンコウ」の底堅さは安定し、「カイワリ」や「ウマヅラハギ」に加えて、近年漁獲減少が懸念される「アオリイカ」なども見えており、見逃せない。
数は少ないが、今朝は「アオリイカ」のお買い得サイズのペアが並んでいました。値段は決してお買い得とは言えませんが、それだけの価値があると太鼓判ポコン。
20180326_060855.jpgちなみに知ってて損の無い「アオリイカ」の雌雄の見分け方。注目すべきは胴体の模様。水玉模様がメスで、短い線状模様がオスになります。オスの方が大きくなって、身も厚い。
posted by にゃー at 19:28| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月24日

千客万来魚市場亭

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:サバ 100キロ ほか
「石橋」定置:ブリ・ワラサ ほか
「 岩 」定置:スルメイカ 4.4トン ほか
「原辰」定置:サバ 150キロ ほか
「江の安」定:カタクチイワシ 50キロ、イシダイ 30キロ
「二宮」定置:アジ 300キロ、ブリ・ワラサ 90キロ、メジナ 70キロ、イシダイ 50キロ
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:サバ 170キロ、アジ 90キロ、アカカマス 40キロ

伊豆方面からは、
「真鶴定置」:ブリ 210キロ
「宇佐美釣」:釣キンメダイ 80キロ、釣アブラボウズ 40キロ
「山下丸網」:ブリ・ワラサ 200キロ、ボラ 200キロ

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 80キロ ほか

お笑い好きの人間には、寄席なんていう安らぎの場がありますが、魚好きには魚市場ってのがございます。
20180324_0411.jpg落語に講談、色物は物まね、漫才、マジックなどなど、揃って楽しめる寄席が娯楽の王道なら、青物、白身に大型魚、甲殻類に頭足類、貝類、棘皮動物、、、何でも御座れの品揃えで迎えてくれる魚市場は、魚介オタクにとって天国以外の何物でも無い。
20180324_0622.jpg今朝も「スルメイカ」大漁の報に、今晩の刺身と明日の一夜干しが思い浮かべば、次は「ブリ」の入荷の報。味噌漬けもいいなと算段していたら、今度は「キンメダイ」がやって来た。20180324_0335kin.jpgおいおい、冷蔵庫が一杯になっちまうよと思ったか思わぬうちの鮮度抜群の「ボラ」。最後の「寒ボラ」を味わうかと手を伸ばした矢先の「生シラス」ですよ。初物。
20180324_0806sir.jpg糸だけどね。これはコレで、アリ。
そう、ありがてえ。
待ってました たっぷりと。
posted by にゃー at 16:09| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月23日

ザ・グレイテスト・魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:サバ 650キロ、スルメイカ 60キロ
「石橋」定置:スルメイカ 200キロ、サバ 200キロ、ホウボウ 30キロ
「 岩 」定置:スルメイカ 4.1トン ほか
「原辰」定置:ヒラマサ、サバ ほか
「江の安」定:スルメイカ 140キロ ほか
「二宮」定置:サバ 470キロ、ブリ・ワラサ 85キロ
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:アカカマス 60キロ、クロダイ 40キロ

伊豆方面からは、
「網代定置」:ブリ 1.4トン、サワラ 60キロ
「川奈杉本」:クロダイ 120キロ、メジナ 40キロ
「山下丸網」:ブリ 300キロ、ボラ 640キロ 
「沼津底曳」:マダイ 60キロ ほか

20180323_0605s.jpg♪魚市場で見る地魚が美味しそうなのは演出?
♪いいえ、朝獲れの鮮度感と輝く鱗の魅力よ!
♪あまりに魚が多すぎてクラクラするわ?
♪これぞセレブレイション・オブ・相模湾の多様性!
20180323_0619b.jpg♪セリ人は預言者?それとも詐欺師?
♪いいえ、立派なショーマン!
♪これはもうファンタジーなんかじゃない!
♪もちろんアートなんかじゃない!
20180323_0931i.jpg♪セリのライブ感が引き出す相場のパワー!
♪飛び交う拍手とお金!
♪そこにあるのは未知の美食と感動!
♪食べたかった魚がここにはある!
♪まさにジス・伊豆・グレイテスト・旬!
20180323_1024at.jpg♪伊豆の魚の居場所がココにはある!
♪やっぱり伊豆からの魚はいいね!
♪あったりめ〜よ!
posted by にゃー at 18:07| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月22日

いつか魚市場であったなら

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:サバ 260キロ、ホタルイカ 50キロ、ホウボウ 40キロ
「石橋」定置:小サバ 400キロ、スルメイカ 120キロ、ホウボウ 110キロ、サワラ 65キロ、サバ 50キロ
「 岩 」定置:スルメイカ、ボラ ほか
「原辰」定置:休漁
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:ウマヅラハギ 60キロ、ホウボウ 50キロ、アジ 40キロ
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:アカカマス、カタクチイワシ ほか

伊豆方面からは、
「真鶴定置」:ブリ 1.7トン

東方面からは、
「江ノ島網」:クロダイ 150キロ、スズキ 90キロ

20180322_0535.jpg漁に出られない。天気が良くならない。気温が上がらない。魚が動かない。魚が獲れない。量が増えない。相場が上がらない。
ないない尽くしの3月も、もはや22日。これはピンチである。99%の緊急事態である。
20180322_0544red.jpg春になれば魚が増えるという経験則で動いていた我々にとって、すぐにでも魚が獲れなければ、もはや「魚が豊富な相模湾」とも、「豊かな漁場に恵まれた小田原」などとも、言えないくらい、差し迫った状況とまでさえ言えるかも知れない。
相模湾の水を抜いて魚を引っ張り出すくらいしないと、魚が出てこないのかもしれない。
20180322_1034buri.jpgそんな中、独り気を吐いていると言えるのが「真鶴」である。今朝も「ブリ」と「サワラ」がてんこ盛り。
そういえば先週、焼津の定置に「ブリ」が入ってから9日目か。それでも9〜10キロモノが多かったあの群れと比べるとサイズはダウン。とはいえ獲れた事には変わりなし。最近は花火が上がっても単発で終わる事が多く、拍子抜けだが、明日以降も獲れる事を祈る。
20180322_0355.jpg一本ながらも入った「ヒラマサ」や「アカザエビ」は、希望の光となれるのだろうか?
なってもらわにゃ困るのだ。
posted by にゃー at 17:26| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月20日

魚と魚市場の出逢いを大切に

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:ホウボウ 100キロ、サバ 160キロ、ホタルイカ 30キロ
「石橋」定置:スルメイカ 600キロ、サワラ 140キロ、ホタルイカ 50キロ
「 岩 」定置:ボラ 160キロ、スルメイカ 40キロ
「原辰」定置:ウマヅラハギ、小サバ ほか
「江の安」定:ウマヅラハギ、ヒラメ ほか
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:アカカマス、カタクチイワシ ほか

伊豆方面からは、
「真鶴定置」:サワラ 530キロ
「宇佐美釣」:釣アブラボウズ 50キロ
「川奈杉本」:クロダイ、ワラサ ほか

東方面からは、
「江ノ島網」:スズキ 40キロ、メバル 30キロ

和歌山船 ・・・ 釣カツオ 150キロ、釣キンメダイ 400キロ

「♪ほ〜た〜るの、ひ〜か〜り、ま〜ど〜の〜ゆ〜き〜ぃ・・」
20180320_0654.jpg本日、朝から氷雨の降る中、各地で卒業式が執り行われたかと思いますが、今シーズンの別れを惜しむかのように、漁場では「ホタルイカ」が顔を出し、その名残を惜しんでいました。
20180320_0554.jpg明日にも名残雪が降ろうかとするその一方で、春を迎えて本格的に暴れだした魚が「サワラ」です。
小田原で、真鶴で、獲れ始め、その型の良さと身質の良さが受けております。今週末にかけて、「サクラ」と「サワラ」の満開の競演が期待できるのではないでしょうか?
20180320_0838.jpg同じく50キロもの「クロマグロ」や「釣カツオ」の本格入船も初となった今朝は、別れと出会いの交差点を演出し新たなドラマを生み出す舞台として、魚市場がますます人を集めるスポットとして注目を集めることになりそうな勢いであります。
posted by にゃー at 19:18| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする