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2018年03月17日

思出を刻むのは魚市場だけに

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:ホウボウ 40キロ ほか
「石橋」定置:ホウボウ、カタクチイワシ ほか
「 岩 」定置:休漁
「原辰」定置:カタクチイワシ 80キロ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:イシダイ 200キロ、ヒラメ 50キロ
「福浦」定置:イナダ 830キロ ほか
「大磯」定置:アカカマス、カタクチイワシ ほか

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 530キロ、マルアジ 450キロ

20180317_0606.jpgまごまごしていると桜が咲いちゃうなんて思っていた矢先、急に冷え込みが戻った今朝は、嫌な予感ズバリで、水揚げの中心は新ロマンスカーの様な「ホウボウ」が多めも、まるで複々線化でダイヤに余裕の出来た小田急の様なガラガラっぷりであった。
20180317_0600.jpg目立ったのは福浦の「イナダ」と平塚の「マアジ」で、どちらも型は平均的ながらも、まとまりの悪い今朝の流しを彩ってくれ、平均高めの相場を力強く牽引してくれた。
20180317_fkura.jpg休み明けは「福浦定置」が休漁を発表している他は、通常通りだが、かつてのバブル全盛期から近年に至るまで、市場の相場を牽引してきた暴走機関車2両の訃報は、来週以降の営業に一縷の影を落とすかもしれない。いや、ないだろう。
2018_154.jpgしかし、今にも消えそうなその影は、強い光が当たれば跡形もなく消えるが、古風なスタイルと会社に尽くす仁義を守り通した買参人の姿は、静かに心に留め置きたい。
posted by にゃー at 14:38| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする