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2018年03月30日

シロザメ

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灰色のボディにスラリと伸びた魚体

20180330_0817hos.jpg
↑「ホシザメ」によく似ているが、
特徴である白斑点がない。

「ホシザメ」は年間を通して
定置網や刺し網で漁獲されるが、
よく似た本種は意外に見る事が少ない。

標準和名「シロザメ」といい、

日本の沿岸各地に棲息するとされる。

普通に食べられるということだが、
(身肉はもちろん、フカヒレもOK)

味では「ホシザメ」の方が上とは、
「サメ」好きの一致した意見である。

これら「ドチザメ」の仲間は
性格は大人しく、見た目ほど怖くなく、
食用にもなるので、

もっと身近に感じるべき
「サメ」なのである
.
posted by にゃー at 20:07| Comment(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

我が世の春の魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:サバ 100キロ、イナダ 60キロ、アジ 50キロ
「石橋」定置:アジ、サバ、マンボウ ほか
「 岩 」定置:ブリ 85キロ、スルメイカ 80キロ、アジ 60キロ、サバ 60キロ
「原辰」定置:ブリ・ワラサ 300キロ、サバ 120キロ
「江の安」定:サバ 65キロ ほか
「二宮」定置:アジ 200キロ、サバ 100キロ、ブリ・ワラサ 40キロ、イナダ 40キロ
「福浦」定置:イナダ 3.8トン、イシダイ 160キロ、ヒラメ 70キロ、メジナ 40キロ
「大磯」定置:アジ 150キロ、イシダイ 50キロ

伊豆方面からは、
「川奈杉本」:クロダイ 320キロ、ボラ 120キロ
「伊東釣船」:釣キンメダイ 30キロ

東方面からは、
「平塚定置」:アジ、マルアジ ほか

和歌山釣船 ・・・ 釣キンメダイ 440キロ

概況を見てもお分かりの通り、数量はともかく、魚種が順調に増えてきており、リストに載っていない魚介も順調に増えている印象。
20180330_0529.jpg今朝は「サザエ」もあるし、「ナマコ」や「アワビ」も揃い、さらに春の「イセエビ」漁も徐々に暖かくなって本格化しつつあり充実一途。
20180330_0827ko.jpg他に刺し網で掛かる「ヒラメ」や「アンコウ」は安定して獲れているし、定置網でも「ヤリイカ」や「コウイカ」などの他、「ホウボウ」や「メイタガレイ」、20180330_0601tay.jpg「カイワリ(カクアジ)」や「イボダイ」、「小ムツ」など白身の充実は著しい。「サワラ」の姿を見なくなったのは寂しいが、「マダイ」や「ヒラマサ」と言った春を象徴する魚もチラホラで、「マアジ」や「ワラサ」を中心に賑わいは上り調子。
20180330_0609iba.jpg中には「イバラヒゲ」の様なマニア向けもあり、場内を隈無く探して、お目当ての魚を見つけるのも乙な楽しみ方と言えるだろう。
posted by にゃー at 19:51| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする