小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:アジ 650キロ、イワシ混 250キロ、ホウボウ 40キロ
「石橋」定置:アジ 930キロ、イワシ混 350キロ、サバフグ 80キロ、アカカマス 90キロ、マルアジ 45キロ
「 岩 」定置:アジ 1トン、アカカマス 330キロ、イワシ混 300キロ、サバフグ 60キロ
「原辰」定置:アジ 45キロ、イワシ混 600キロ
「江の安」定:アジ 90キロ、小イサキ混 230キロ
「二宮」定置:ワラサ 50キロ、アジ 100キロ
「福浦」定置:ワラサ 1.7トン、イナダ 230キロ
「大磯」定置:休漁
伊豆方面からは、
「真鶴定置」:アジ 950キロ、イナダ 340キロ
「網代定置」:ワラサ 350キロ ほか
「宇佐美船」:釣アブラボウズ 90キロ
本日未明、台風はまだ南東遠く、波浪の影響も小さい内に出漁、早々に操業し帰還できたことは、漁場が港に近い定置網の利点のひとつに拠るところが大きい。
その上、明日は台風が過ぎ去った後の操業となり、市場の営業的にもほぼ影響なし(大磯の休漁は船の故障)と言える台風通過であった。
ホッと胸をなで下ろすと共に、明日以降の魚種変化と爆獲れ展開への期待でドキがムネムネしてきている。
ちなみに今朝は「小田原アジ」と「ワラサ」、それに「カマスちゃん」の三者が存在感を示した他は、「小イワシ」や「小イサキ」がまとまった程度で、台風の騒ぎを他所に静かなものであった。
唯一、盛り上がったのは旬を迎える「活ウナギ」と「活マゴチ」のセリぐらいなものか。
あまりの平穏さに、市場に住み着く子猫ちゃんたちも寝ぼけ眼である。
2018年06月11日
ヒメジ
紅い体に黄色いヒゲ
「ヒメジ」
です。
沿岸の定置網で
獲れますが、
小田原の海では
主力サイズが
10センチ前後
天ぷらや唐揚げ
にすると言いますが、
これが
加工職人の手に掛かり
一晩経つと・・・
こうなります。
大きめなものは
開きになりました。
砂に潜っている
甲殻類をよく食べて
いるからか
なんとなく
キトサンな味がします。
軽く炙るだけで
バリバリいけます
山口の方では
「キンタロウ」と呼び
珍重しているようですが
小田原周辺では
そこまで
人気がある魚
というわけではない。
「ヒメジ」の仲間は
いままで
「ヨメヒメジとホウライヒメジ」
を紹介したが、
他にも
「オキナヒメジ」
「ホウライヒメジ」に似るが
尾びれ前の黒斑が小さい
「アカヒメジ」
小田原では稀種
「ウミヒゴイ」
沿岸定置網や刺し網で漁獲
黄色い斑模様が特徴
などが獲れる。
まとめて
「オジサン」などと
称し、箱詰めされる
こともあるが、
いずれも
脂が良く乗っており
刺身や煮付けなどにして
間違いなく美味い!
まとまって獲れない為、
一般にはなかなか
流通しないが
小田原の魚屋
と
カープファンなら
誰でも知っている。
※個人の感想です
見掛けたら「買い」
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