2018年08月25日

アジに未練の魚市場挽歌

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:ヤマトカマス 200キロ、小イサキ 120キロ、サバ 60キロ
「石橋」定置:ヤマトカマス 1.3トン、小サバ 550キロ、アジ 320キロ、イナダ 150キロ、サバ 50キロ
「 岩 」定置:ヤマトカマス 240キロ、サバ 200キロ、シイラ 200キロ、小サバ 470キロ、アジ 80キロ
「原辰」定置:休漁
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:アジ 80キロ、小イサキ 250キロ、マイワシ 320キロ、サバ 120キロ

伊豆方面からは、
「川奈杉本」:シイラ、マルソウダ ほか

20180825_0622.jpg台風明けとなった今朝、予想通り「小イサキ」の漁獲もありながら、そこかしこで「小アジ」がワンサカ娘。
「小田原アジ」は100g前後が一番人気と言われたが、今朝の主流は60/80g。
20180825_0515.jpgいくら何でも小さいかと思ったが、背に腹を代えられるはずもなく、大きい順に軒並み高値のエスカレーション。
不漁と休漁続きの晩夏に来る「アジ」の恵みがいじらしい。
昔はもっと量が獲れて、もっと大きいサイズが獲れて、もっと売れる時季に獲れて、もっと高値が付いて・・・懐古主義に囚われた人間の言葉もまたいじらしい。
20180825_0258.jpg獲れないモノを追っかけるのはヤメ、現実を直視し、今の恵みと本気で向き合うことができなきゃ、魚屋辞めた方がよっぽど早い・・とヤモリが申しておりました。

今日のイセエビ ・・・ 30キロ
posted by にゃー at 15:16| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ボウズコンニャク

20180813_0702.jpg
この世界で
「ぼうずコンニャク」
と言やあ
知らない人はいない
程の

超定番魚図鑑サイト


運営者として
有名だが、

かの氏は
小田原にも
所縁が深く、

年に数度、

魚市場に

足を運んできては

めぼしい魚を物色し、

買い付ける

などしている。

その名前の

由来

となった魚

であるが、

名前の
特異性と共に

魚自体も実に

マニアック。

滅多に定置網で
獲れるわけでも
無いし

市場に流通する

わけでも無い。

氏の名前が

魚の名前由来である

ことを

知っている人の方が

少ないのかもしれない

と言う程の

マイナー魚。

相模湾にも
分布するとされているが

やはり見掛ける頻度は

人間同様、

年に数度が
良いところ。

大きくても

「マアジ」程の個体が

獲れたことはあるが、

近年
小さい個体が
多い様だ

身には脂があり、

繊細な味が

干物にすると抜群で

非常に美味しいと
聞いたことがあるが、

干物にする程
獲れたことが無いので
未開拓の味である。

某干物屋さんに

獲れたら教えて

と言われたことがあるが、

未だかつて
紹介したことはない・・


いつしか
カゴ一杯の
「ボウズコンニャク」と
出会いたいモノだ。

人間の方は
出会うと

20110819_boconbatch.jpg

バッチをくれるが、

魚の方は

どんな未知の体験を

くれるのだろう?
posted by にゃー at 11:53| Comment(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

トビイカ

20180825_0513.jpg
「スルメイカ」によく似た形

全国的に
イカの不漁が
続く中、

次代のイカ原料を

捜す動きがある中で

「トビイカ」


その筆頭格。

南の海で
良く獲れ、

空を飛ぶ
イカとして

知られる。

飛んでる写真を
見ると

幅が広めの
エンペラを
先尾翼にして

脚を組んで
揚力を生み
空中を滑空する

まるで
エンテ型戦闘機
「震電」

「V1飛行爆弾」

まさしく
黒潮に
乗ってきた

大陸弾道弾

でも

命中することは

ないから安心

だって・・
201808_news.jpg

.
posted by にゃー at 11:14| Comment(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月24日

魚市場でテンションも高潮

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:休漁
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:休漁
「原辰」定置:休漁
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:休漁

東方面からは、
「三崎素潜」:サザエ 70キロ

20180824_0339.jpg出漁予定も覆る、想定外のうねりの強さを物語る空白の黒板。
元市長も欲しがる三崎の「サザエ」と「米神」定置の黄金の隠し球「活けのメイチダイ」だけが、流しを賑わしてくれた。
引き分け再試合は雨天順延となって、充実の週末決戦となって迎えることとなり、次の台風が力を温存しようとする中、今から作戦会議に余念がない。
20180824_0423.jpg次に現れるのは「イワシ」か「サバ」か、はたまた「カマス」か「アジ」なのか。
個人的には、追っ掛け「小イサキ」が来ても良い頃とは思っている。

今日のイセエビ ・・・ なし
posted by にゃー at 15:02| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月23日

喜劇魚市場のお婆あちゃん

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:小サバ 1.1トン、ヤマトカマス 300キロ、サバ 230キロ、マイワシ 150キロ、アジ 70キロ
「石橋」定置:小サバ 690キロ、サバ 160キロ、マイワシ 110キロ
「 岩 」定置:ヤマトカマス 580キロ、マイワシ 650キロ、小サバ 850キロ、サバ 340キロ、シイラ 65キロ
「原辰」定置:休漁
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:休漁

伊豆方面からは、
「網代定置」:ヤマトカマス 600キロ
「南伊豆釣」:釣キンメダイ 280キロ

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 260キロ、マルアジ 80キロ、ヒラソウダ 50キロ

今朝は台風20号のうねりが迫り、早々に西湘BP・下り線が営業を諦める中、荒れた海でも漁師たちは懸命に操業を完遂。
対峙する魚たちも波にもまれながら懸命にスイミング。洋上の戦いは明日に持ち越し、今日も引き分け再試合となった。
それでも「米神」定置には「キメジ」が2本入り、おまけで「メバチ」も入る珍事あり。「岩」の定置は、丸々「マサバ」を獲りつつも、その倍の「小サバ」を連れてきた。
20180823_04set.jpgそして、南伊豆からやって来た「キンメダイ」は、遅ればせながらも「金足農」の健闘を称え、同じく先走りつつも名女優「菅井きん」の冥福を祈ることに成功。
その昔、日本映画の隆盛期。東宝、松竹、大映、東映、日活・・各社に専属のおばあちゃん俳優がいた時代、彼女らは30代にしておばあちゃんを演じ、なりきり、本当のおばあちゃんになってもおばあちゃんを演り続けた。そんな彼女もしかりで、初出演?となる黒澤明の「生きる」では赤ん坊を背負ってこそいたが、爾来、その変わらぬ姿をスクリーン上に見つけては安心していた。まるで自分のおばあちゃんを見るかの様に。
決して主役にはならない、表には出ないが、役割を背負って演じるその使命感。その責任感が自分の存在意義となる。その積み重ねが人生となる。その地味さは、流通の底辺を支える我々の立場と重ねざるを得ない。

今日のイセエビ ・・・ 45キロ
posted by にゃー at 21:26| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月21日

時を忘れた魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:小サバ 250キロ、ヤマトカマス 190キロ、サバ 120キロ、ウルメイワシ 40キロ
「石橋」定置:ヤマトカマス 500キロ、小サバ 320キロ、マイワシ 40キロ
「 岩 」定置:マイワシ 600キロ、サバ 380キロ、小サバ 280キロ、ヤマトカマス 110キロ
「原辰」定置:休漁
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:アジ 130キロ、メイチダイ 120キロ、サバ 210キロ、マイワシ 710キロ、小サバ 130キロ、ショウゴ 100キロ、ヤマトカマス 70キロ、マルアジ 50キロ
「福浦」定置:マイワシ 500キロ、小サバ 400キロ、シイラ 250キロ
「大磯」定置:小サバ 230キロ、サバ 180キロ、マイワシ 650キロ、アジ 40キロ

伊豆方面からは、
「網代定置」:アジ 35キロ、イサキ 30キロ
「川奈杉本」:ヤマトカマス 70キロ、ショウゴ 30キロ

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 210キロ


20180821_0800.jpg今朝も「イワシ」中心の水揚げに変わりは無し。
「シイラ」や「ワカシ」、「トビウオ」と言った夏の魚は増えぬまま。
一旦の涼しさは消え、また暑い日が戻ったが、相模湾水温低下中。
西から台風接近の報も、海の中はすでに秋。
20180821_0516.jpgとは言え、全体的な水揚げ量の低迷は深刻。
「イワシ」と「小サバ」以外で見ると悲惨と言える状態。
変わるきっかけを探すが、振り返っても何処にも落ちていない。

今日のイセエビ ・・・ 50キロ
posted by にゃー at 05:18| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする