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2018年09月18日

本物の魚市場を愛する方へ

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:オアカムロ 1.4トン、小サバ 1.2トン、ヤマトカマス 510キロ、サバ 310キロ、イサキ 180キロ、ヒラソウダ 160キロ
「石橋」定置:小サバ 1.6トン、ヤマトカマス 140キロ、小イサキ 130キロ、ヘダイ 120キロ、アカカマス 80キロ、サバ 80キロ、オアカムロ 70キロ、ショウゴ 60キロ、イナダ 60キロ
「 岩 」定置:小サバ 1トン、サバ 330キロ、オアカムロ 260キロ、イサキ 100キロ、シイラ 90キロ、イナダ 70キロ、ヒラソウダ 50キロ
「原辰」定置:休漁
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:小サバ 2.5トン、小イサキ 340キロ、サバ 150キロ、アジ 90キロ、ヤマトカマス 70キロ、マイワシ 40キロ
「福浦」定置:イナダ 390キロ、ヘダイ 250キロ、サバ 80キロ、マダイ 70キロ、メアジ 70キロ、メイチダイ 45キロ
「大磯」定置:アジ 110キロ、マイワシ 110キロ、ショウゴ 100キロ

伊豆方面からは、
「網代定置」:イナダ 680キロ、ヤマトカマス 120キロ
「真鶴釣船」:釣キンメダイ 120キロ
「伊東釣船」:釣キンメダイ 40キロ

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 200キロ ほか

秋と言えば、彼岸花が河原を真っ赤に染める季節であるが、今年は少し遅いか?などと思っていたら、今朝は市場の岸壁が真っ赤に染まっていた。
20180918_0536.jpgお〜私の為にレッドカーペット、カモン!と思っていたら脇には釣りの「キンメダイ」も並んで、主役の「オアカムロ」を引き立てていた。
よ〜く見れば、週末の増量から更に増え、サイズも更に大きくなっているようだ。
「オアカムロ」というと「アジの仲間」の中でも安い部類に入るとお思いの方もおられようが、寒くなるこれからが「オアカムロ」の季節であり、旬である。
通は「オアカムロ」の尻周りの太さを見て脂の乗りを見、更にその身を開け、肉の色と血合いのバランスを見て良し悪しを決める。独特の輝きを放つ刺身は、皿に盛っても存在感を示し、この魚何?と必ずや食べる者の興味をそそることだろう。
その皮目の輝きはまるでアルミの様であり、まるで「アカオアルミ」の製品のようでもある。
20180918_0303.jpgつまり、それはまさしく日本経済の底辺を支える一円玉のように、今朝の小田原地魚界の縁の下の力持ちといった存在感を示したのである。
その一円玉の積み重ねが700億にも1000億にもなり、今朝の「オアカムロ」の積み重ねが700億にも1000億にもなる。
そしたら私も言うだろう。「月に魚市場を造ることにした 興奮している」と。

今日のイセエビ ・・・ 40キロ
posted by にゃー at 19:34| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする