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2018年12月13日

ダルマオコゼ

20181211_0317.jpg
転んでもただ起きぬ
「ダルマオコゼ」

刺し網に時々掛かる
イガグリくん

ちっちゃいけれど

毒がある。


よく似た魚に

「オニダルマオコゼ」

いるが、

こちらは
沖縄や小笠原にしか
いない。

小田原周辺で
獲れるのは
「ダルマオコゼ」。


また
オニオコゼ

名前が似ているが

別種である。

丸っちいのが
「ダルマオコゼ」

と覚えてください。


オニオコゼ


高級魚

として

流通しますが

「ダルマオコゼ」


1/10くらいの
値段しかしません。

で、肝心の味
だが、

魚体が小さく

食べる身肉も
小さいので

ほぼ
食用とされることは
無い・・

でもって

小田原で
12月のだるま

と言えば

小田原・飯泉で
毎年行われる

「飯泉観音だるま市」

今年も開催
来週の月火曜

真新しいダルマに
願いを込めて

来年も景気よく
まいりましょう!
.
posted by にゃー at 11:55| Comment(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月11日

小アジのお練りが続く魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:アジ 2トン、マルソウダ 390キロ、ヒラソウダ 220キロ、イサキ 65キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:マルソウダ 240キロ、イサキ 100キロ、アジ 85キロ、ショウゴ 70キロ
「原辰」定置:マルソウダ 150キロ、カワハギ 60キロ、ショウゴ 50キロ
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:アジ 300キロ、ニベ 50キロ
「福浦」定置:サバ 70キロ ほか
「大磯」定置:サバ 70キロ ほか

伊豆方面からは、
「富戸釣船」:釣ムツ 50キロ ほか

20181211_0559.jpg春に「アジ」が獲れなくなる?
そんな心配する前に、今ある目の前の「小アジ」を使うこと。
獲れたて「アジ」は、小さくたって美味しさ100%。
というわけで「小アジ」の良いとこ考えてみた。

・普通に美味しい
・何と言っても安い
・サイズが色々ちょうど良い
・一口サイズで食べやすい
・メリーゴーランド食いができる
・包丁で捌きやすい
・下味処理が早い
・色んな料理が試せる
・干物で丸ごといける
・骨が気にならない
・ぜいごが小さい
・量を食べた気になれる
・ダイエットにも良い
・仕事した気になれる
・「アジ」は「アジ」である
・手のひらに乗る
・可愛い瞳に嫌みがない
・思わず話しかけたくなる
・名前を付けたくなる
・携帯にぶら下げたくなる

せっかくなので、
マイナス要素を考えてみた

・小さすぎて味が薄い
・安すぎて買う気になれない
・ボリューム感が無い
・味わいの感動が不足
・細かい仕事が面倒くさい
・下処理も一匹は一匹
・色々使うにも量さばく必要があり手間
・干物にしたら小さすぎた
・骨はやっぱり骨だった
・ぜいごも普通にあるし
・ちょっと食べればいいし
・ついつい食べ過ぎちゃうのよね
・量さばけばそれだけゴミが出る
・「小アジ」は所詮「小アジ」
・重みが無い
・透き通った瞳に申し訳ない気になる
・話しかけても何も返さない
・名前を付けたところでどれがどれだか分からなくなる
・携帯にぶら下げたら臭かった

う〜ん
posted by にゃー at 20:49| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月10日

アジは吐息のような魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:アジ 2.1トン、ヒラソウダ 150キロ、マルソウダ 210キロ、アカカマス 40キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:アジ 520キロ、ヒラソウダ 300キロ、マルソウダ 500キロ、サンマ 70キロ、イサキ 70キロ、アカカマス 50キロ、スルメイカ 50キロ
「原辰」定置:マルソウダ 320キロ、ヒラソウダ 360キロ、カワハギ 210キロ
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:アジ 770キロ、スルメイカ 240キロ、アカカマス 140キロ、カワハギ 110キロ、サバフグ 60キロ
「福浦」定置:サバ 120キロ、ヒラソウダ 50キロ
「大磯」定置:サバ 160キロ、ヒラソウダ 60キロ

伊豆方面からは、
「富戸釣船」:釣ムツ 60キ

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 1.9トン

20181210_0335.jpg日本海は「ブリ」、北陸で「越前ガニ」が港を賑わす中、太平洋岸では親潮に乗って「サンマ」が一気に銚子沖を過ぎ、伊豆半島沿いに北上、相模湾を回遊し始めた中にあって、小田原は「アジ」の流れである。
20181210_0547.jpg「スルメイカ」も例年なら年明けに大獲れがあるものだが、今年はその前触れなのか、今朝も「二宮」で獲れている。
確かに外気は日増しに寒くなって1月のような寒さだが、海水温はまだ暖かいとでも言いたげに「アジ」がスイスイ泳いでる。
ここは「アジ」で行く、と誰が決めたか知らないけれど、獲れているから旬である。
今が買い時、狙い時。
小アジ獲れ  手摺り足摺り  師走かな
そりゃ、ため息も出るか。
posted by にゃー at 19:38| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月08日

魚市場のカメラを止めるな

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:休漁
「石橋」定置:アジ 1.2トン、ショウゴ 50キロ
「 岩 」定置:アジ 340キロ、マルソウダ 950キロ、ヒラソウダ 70キロ
「原辰」定置:マルソウダ 320キロ、ショウゴ 80キロ、カワハギ 60キロ
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:アジ 1.7トン、カワハギ 140キロ、イシダイ 120キロ
「福浦」定置:スルメイカ 300キロ、小サバ 100キロ
「大磯」定置:アカカマス、サバ ほか

伊豆方面からは、
「川奈杉本」:ヒラソウダ、メジナ ほか

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 1トン ほか

20181208_selling.gif「アジ」が、わんさと獲れてます。多くが100g以下の「小アジ」主体。
県西、湘南、どこにも「アジ」。どこでも「アジ」。産まれたばかりの一年生が大漁入学。どこかの医大ではないけれど、追加合格でもあったのかしらん?
20181208_0549.jpg映像は今朝の網の魚のセリ、ノンストップでどうぞ。30分間のセリを1分弱に凝縮。
加えて今朝は、伊豆でブームを迎えている小刀「サンマ」のお流れがチラリ。
20181208_0550.jpgそしていよいよ旬を迎える「二宮」で極太「イシダイ」が集中、さらに冬になって身の締まりが良い「スルメイカ」は「福浦」にピュンピュン丸。
今までなかった魚が獲れてきて、はっきり季節の転換を確認。
今年も残り3週となり、どなた様も悔いのないよう商売に食欲にと、正直に生きて欲しいと願うばかりで、来週も「よろしくでーす」。
posted by にゃー at 19:24| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月07日

イチオシ魚市場賢いチョイス

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:アジ 300キロ、アカカマス 40キロ、カワハギ 60キロ
「石橋」定置:アジ 130キロ、カワハギ 70キロ
「 岩 」定置:アジ 120キロ、マルソウダ 60キロ、アカヤガラ 50キロ
「原辰」定置:カワハギ 180キロ、ショウゴ 80キロ
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:アジ 70キロ ほか
「福浦」定置:ショウゴ 150キロ、カワハギ 40キロ
「大磯」定置:アジ、サバ ほか

伊豆方面からは、
「川奈杉本」:メジナ 80キロ ほか

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 330キロ

小田原 ・・・ 活カワハギ 200キロ

20181207_0358.jpg今日も「なまはげ」、200キロ。
その他、巨大「アカヤガラ」や「ショウゴ(カンパチ)」。
再びの冷え込みで「ソウダガツオ」は、ほぼ消えました。
20181207_0540.jpg代わりに出始める「イシダイ」、そして「ホウボウ」。
「ヒラメ」や「マトウダイ」、潜りで「ナマコ」まで顔を揃えれば、冬支度と共に美味しい魚を食べる支度は、お早めに。
posted by にゃー at 17:42| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月06日

皆大好き魚市場向け旬魚遺産

小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:アジ 190キロ、ヒラソウダ 300キロ、マルソウダ 600キロ、イナダ 100キロ、ハガツオ 60キロ
「石橋」定置:アジ 210キロ、マルアジ 100キロ、マルソウダ 60キロ
「 岩 」定置:マルソウダ 70キロ、アジ 70キロ、ヒラソウダ 60キロ、ハガツオ 50キロ
「原辰」定置:マルソウダ 110キロ、ショウゴ 80キロ、ハガツオ 40キロ
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:カワハギ 150キロ、アジ 90キロ
「福浦」定置:サバ 70キロ、カマスサワラ 50キロ
「大磯」定置:サバ、アジ ほか

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 200キロ
「江ノ島網」:ショウゴ 110キロ ほか

小田原 ・・・ 活カワハギ 200キロ

20181128_0526.jpg皆が待ち焦がれた「来訪神」。
旬を迎えてやって来た。
「待ってた子はいねがー」「食べたい子はいねがー」と自ら身を犠牲に差し出し、旬の味覚を人間に捧呈する潔さ。
こんな神ならいつでも来て欲しいと願うばかりだが、年に一度の神事だからこその有り難味を感じられる。
20181201_0346.jpgだからこそ人々は、その活きた「カワハギ」をして、「生きたハギ」=「なまはげ」として敬い尊ぶのである。
「安く買おうとする子はいねがー!」
posted by にゃー at 12:36| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする