「米神」定置:アジ 190キロ、ヒラソウダ 300キロ、マルソウダ 600キロ、イナダ 100キロ、ハガツオ 60キロ
「石橋」定置:アジ 210キロ、マルアジ 100キロ、マルソウダ 60キロ
「 岩 」定置:マルソウダ 70キロ、アジ 70キロ、ヒラソウダ 60キロ、ハガツオ 50キロ
「原辰」定置:マルソウダ 110キロ、ショウゴ 80キロ、ハガツオ 40キロ
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:カワハギ 150キロ、アジ 90キロ
「福浦」定置:サバ 70キロ、カマスサワラ 50キロ
「大磯」定置:サバ、アジ ほか
東方面からは、
「平塚定置」:アジ 200キロ
「江ノ島網」:ショウゴ 110キロ ほか
小田原 ・・・ 活カワハギ 200キロ
皆が待ち焦がれた「来訪神」。
旬を迎えてやって来た。
「待ってた子はいねがー」「食べたい子はいねがー」と自ら身を犠牲に差し出し、旬の味覚を人間に捧呈する潔さ。
こんな神ならいつでも来て欲しいと願うばかりだが、年に一度の神事だからこその有り難味を感じられる。
だからこそ人々は、その活きた「カワハギ」をして、「生きたハギ」=「なまはげ」として敬い尊ぶのである。
「安く買おうとする子はいねがー!」