小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:アジ 340キロ、サバ 210キロ、アカカマス 440キロ、ハガツオ 150キロ、イナダ 180キロ、マルソウダ 60キロ、マンボウ 45キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:スルメイカ 190キロ、アカヤガラ 65キロ、アジ 70キロ、マルソウダ 50キロ
「原辰」定置:カワハギ 80キロ、イシダイ 40キロ
「江の安」定:アジ 50キロ ほか
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:スルメイカ 40キロ ほか
「大磯」定置:アジ 130キロ ほか
伊豆方面からは、
「網代定置」:スルメイカ 130キロ ほか
「川奈杉本」:メジナ、ヒラスズキ ほか
東方面からは、
「平塚定置」:アジ 450キロ ほか
本日の忘れ物リスト
「活マダイ」
「活メイタガレイ」
「活カワハギ」
「活イナダ」
「スルメイカ」
「イトヒキアジ」
「ゴマサバ」・・・・
この魚の少ない時期にあって、正月前の魚屋さんにとっても書き入れ時の大切な時。
魚種による相場の高低も落差があり、セリで買う難しさが日々増している中、やっと手に入れた魚のはずなのに何故、こうも毎日の様に忘れ物が発生するのか?
旗日の今朝は、魚屋さんにとって年末繁忙期の一瞬の安息日的な役割を果たしており、そのエアーポケット的な心の空白が、心理的な気の緩みを生み、「うっかり事案」が次々発生したと考えられる。
また祝日の朝に市場に出てくるという非日常が、日々のリズムを狂わせ、積み荷の確認や販売のシミュレーションと言った基本ルーティンすらスキップしてしまう事態に陥らせるのだろう。
では、その場内に置いてけぼりにされた品物たちはその後、どうなるのだろうか?
場内の忘れ物お届けセンターに一括して収集され、買い主の判明したものは速やかに連絡、買い主の意志を確認した上で、適切に処置を行う。
買い主不明の品物については、帳面を改めて確認し、販売実績の有無を確かめた上で販売先があれば、再確認を行い、その処置を決定する。万が一、売り先との連絡が取れない場合は、保留とし、明日以降の確認となる訳だが、大体の品物が鮮度を売りにする生鮮食品であるから、鮮度重視の観点からそう易々と冷蔵保管に回せるわけもなく、品物によっては、担当者の食欲の赴くまま、懐に仕舞うことも・・・それって、窃t・・?
いえ、今風に言うと「特別背任」。