小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:サバ 230キロ、小サバ 60キロ
「石橋」定置:アジ 730キロ、サバ 160キロ
「 岩 」定置:スルメイカ、ホウボウ ほか
「原辰」定置:サバ、ヤリイカ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:サバ 80キロ ほか
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:サバ 60キロ ほか
伊豆方面からは、
「沼津底曳」:小ムツ 80キロ ほか
「宇佐美釣」:釣アコウダイ、釣キンメダイ ほか
私は、その日獲れた魚を手にとって、ときめくか何も感じないかでその日の買いを決める。
その日のメインの魚種か、今が旬の魚か、滅多に獲れない激レア魚か、貴重な一本釣りの高級魚か、誰も見向きもしないような魚か、自分が食べたいと思った魚か、あえて他人が欲しがる魚を狙うか、どの魚に的を絞るかは、その日次第。
漁獲全体を把握した上での空気感。並んだ魚をパッと見ての直感。話の中で見えてくる相場観とフィーリング。
そして目当ての魚を手に入れ、お客様に喜んで頂く達成感。だから毎日連続の緊張感と充実感。
終わったときの快感。そして持ち上がる疲労感と空腹感。
これが魚畜の毎日であり、現実である。