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2019年05月20日

貧漁は魚市場解散の大義か?

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:小サバ 2.1トン、マルソウダ 420キロ、サバフグ 500キロ、サバ 170キロ、アジ 190キロ、ワカシ 100キロ、チダイ 50キロ、ウルメイワシ 60キロ、アオリイカ 90キロ、トビウオ 60キロ
「石橋」定置:小サバ 360キロ、サバ 70キロ、サバフグ 150キロ
「 岩 」定置:小サバ 580キロ、マルソウダ 440キロ、アオリイカ 130キロ、スルメイカ 400キロ、アジ 330キロ、サバフグ 280キロ、サバ 60キロ、シイラ 70キロ
「原辰」定置:サバ 130キロ、ウルメイワシ 40キロ、サバフグ 40キロ
「江の安」定:サバ 90キロ、サバフグ 50キロ、小サバ 120キロ、トビウオ 40キロ
「二宮」定置:アジ 520キロ、小サバ 830キロ、チダイ 180キロ、ウルメイワシ 50キロ、ホウボウ 50キロ、イシダイ 40キロ
「福浦」定置:イナダ 680キロ、ブリ・ワラサ 120キロ
「大磯」定置:アジ 230キロ、小サバ 720キロ、ニベ 50キロ

伊豆方面からは、
「川奈杉本」:メジナ 40キロ ほか
「熱海丸網」:アカカマス 110キロ ほか
「南伊豆釣」:釣オオクチイシナギ 50キロ

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 300キロ、アカカマス 150キロ

和歌山船・・・釣キハダ 1.1トン、釣カツオ 80キロ

とは言え今朝も獲れた魚はフルゲート。
「小サバ」、「マゴサバ」、「モジャコ」に「マルソウダ」でざっと半分を占め、この時期の本命「小田原アジ」は全く獲れていないとは言わないが、まだまだ少ない水準に落ち着いたまま。
20190520_09504.jpg超大型連休明け後の市場の低迷は、日本中そこかしこにまで行き渡り、ここ小田原もご多分に漏れず。
クチモノの中では「チダイ(ハナダイ)」や「イナダ」が獲れている中で、人気の「カイワリ(カクアジ)」や「イサキ」はまだ少なく、沖の「キハダ(マグロ)」は好調続いている。
それに対して「カツオ」は低水準で、青葉の季節にちと寂しい気もするが、季節の魚が暦通りに獲れなかったり、逆に獲れないはずの魚が獲れたりと、まるで読めない海の事情に人も魚も狂いっぱなしの5月である。
posted by にゃー at 16:33| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする