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2019年07月13日

やっぱ見逃せない魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:サバ 630キロ、マイワシ 1.7トン、ヤマトカマス 100キロ、イサキ 70キロ
「石橋」定置:ウルメイワシ 100キロ、サバ 80キロ
「 岩 」定置:マイワシ 760キロ、サバ 230キロ、シイラ 85キロ、ワカシ 45キロ
「原辰」定置:マイワシ 150キロ、ウルメイワシ 100キロ、ヤマトカマス 70キロ
「江の安」定:マイワシ 290キロ、ウルメイワシ 280キロ
「二宮」定置:アジ 50キロ ほか
「福浦」定置:マルソウダ 750キロ、シイラ 200キロ、サバ 150キロ
「大磯」定置:サバ 500キロ、コノシロ 250キロ

伊豆方面からは、
「川奈杉本」:シマアジ 40キロ ほか

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 260キロ ほか

「イワシ」、「サバ」、「マルソウダ」の三本柱の中に、光り輝くクチモノと言う名の宝物がザックザク。
IMG_20190713_045238.jpgほとんどまとまった青魚に埋もれてしまってはいるが、よ〜く見れば、あるわあるわ相模湾のスペシャルが。
中でも今朝の大穴は「二宮」定置で揚がった「サクラエビ」、数キロではあるが獲れていた。今後に期待の声もあり、これぞ駿河湾と相模湾が昔は一つだった証拠でもある。
IMG_20190713_040249.jpgさらに来た!伊豆先の「シマアジ」はお手頃サイズで人気沸騰。地物の「イサキ」も大型はまだまだ厚いし、ツイているしノッている。「アジ」を少数派に入れるのは気が引けるので、よーく探せば「カイワリ(カクアジ)」や「ムロアジ(アカゼモロ)」もあるから油断はできない。
IMG_20190713_040309.jpgとにかく量こそ少なくても、種類は多い、これが相模湾の最大の魅力と言いたいのである。
posted by にゃー at 17:52| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月12日

これだけは知りたい魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:マイワシ 3.7トン、ワカシ 370キロ、サバ 120キロ、小サバ 240キロ、イナダ 90キロ、シロカジキ 150キロ
「石橋」定置:マイワシ 400キロ ほか
「 岩 」定置:イナダ 480キロ、マイワシ 1トン、ヤマトカマス 80キロ
「原辰」定置:マイワシ 110キロ、ヤマトカマス 50キロ
「江の安」定:マイワシ 200キロ、ウルメイワシ 130キロ
「二宮」定置:マイワシ 250キロ ほか
「福浦」定置:ワラサ 700キロ、イナダ 80キロ
「大磯」定置:マルアジ 100キロ、ワカシ 440キロ、小サバ 90キロ

伊豆方面からは、
「真鶴定置」:イナダ 340キロ
「神津島釣」:釣キンメダイ 120キロ
「網代釣船」:釣アカイサキ、釣シキシマハナダイ ほか

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 160キロ ほか

大島釣船 ・・・ 釣キハダ 590キロ

IMG_20190712_071607.jpg近江商人は、三方良しを旨とし商売を行ったとされるが、三方とは売り手と買い手、そして「世間良し」、つまり社会貢献ができてこその商売だと説いていた。
鮮魚流通に於ける三方とは、当然、獲り手と買い手、そして仲介役の魚市場であり、その延長にそれぞれ末端の消費者と母なる海がある。
せんべろが流行り、セブンイレブンが時短営業を許可する時代。効率よく営業し、商売を行うのは現代の鉄則である。
line_1562872624822.jpgしかし、日々獲れる魚の量と種類、顧客のニーズと相場が目まぐるしく変化する鮮魚流通業界は、所詮効率化とは無縁の存在と思われがちである。
工業製品のように規格化された商流に乗る養殖魚とは異なり、天然の魚をめぐる流通経路は、天候や他産地の情報によってさえも左右される。
しかし、この構造は過去から現代に至るまで市場外流通や情報網の発達、海外からの輸入、冷凍技術の発展や加工ルートの確立など様々に要素を増やし、形を変えつつも属性として不変であった。
20190804_fes.jpg今後もその関係性を維持していくためには、我々市場がより社会貢献的立場に立って、その存在意義を市井の間に至るまで高めていく必要性があるはずだと考えている。
その為にも是非、夏休みの一日、「小田原みなとまつり」で市場のある漁港へ足を運んで、実際にその目で市場を見て欲しいと考えるのである。
posted by にゃー at 17:26| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月11日

魚市場は、漁マストゴーオン

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:ワカシ 1.5トン、マイワシ 1.8トン、小サバ 1.2トン、サバ 700キロ、サバフグ 180キロ、マルアジ 140キロ、シイラ 60キロ
「石橋」定置:ワカシ 1トン、マイワシ 600キロ、サバ 200キロ、小サバ 200キロ、サバフグ 180キロ、マルアジ 110キロ
「 岩 」定置:ウルメイワシ 400キロ、小サバ 150キロ、シイラ 120キロ、イナダ 110キロ、ヤマトカマス 60キロ、オキザヨリ 40キロ
「原辰」定置:小サバ 100キロ、サバ 70キロ、ヤマトカマス 50キロ
「江の安」定:サバ 110キロ、ウルメイワシ 100キロ、マイワシ 130キロ、ワカシ 60キロ
「二宮」定置:マイワシ 300キロ、マルアジ 230キロ、小サバ 190キロ、コノシロ 80キロ、サバ 70キロ、サバフグ 50キロ
「福浦」定置:マルソウダ 2.1トン、シイラ 300キロ、サバ 180キロ、サゴシ 120キロ、小サバ 120キロ、アカカマス 80キロ
「大磯」定置:休漁

伊豆方面からは、
「真鶴定置」:ワラサ 600キロ、イナダ 70キロ
「熱海丸網」:小アジ 90キロ

東方面からは、
「平塚定置」:マルアジ 70キロ ほか

和歌山船 ・・・ 釣キハダ 1トン

ここで一気に「ワカシ」の山。
「サバ」と「イワシ」も必死の粘りで、せめぎ合い。
言いたいことも言えないこんな世の中じゃと心の中で思いつつ、今日も魚が集まる喜びに胸がいっぱい、市場いっぱい、お腹もいっぱい。
子供の頃のデパートの屋上と言えば、楽しい思い出いっぱい。
そして「湘南定置」、明日復活。
posted by にゃー at 20:28| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月09日

人力魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:サバ 820キロ、ヤマトカマス 250キロ、小サバ 300キロ、マイワシ 350キロ、ウルメイワシ 460キロ
「石橋」定置:ウルメイワシ 100キロ、マイワシ 150キロ、サバ 200キロ、小サバ 130キロ、ヤマトカマス 90キロ、ワラサ 150キロ
「 岩 」定置:ワカシ 90キロ、ヤマトカマス 70キロ、シイラ 60キロ
「原辰」定置:ヤマトカマス 140キロ、ワカシ 70キロ
「江の安」定:シイラ 80キロ、ヤマトカマス 40キロ
「二宮」定置:アジ 130キロ、ジンダ 360キロ、ワカシ 350キロ、アカカマス 70キロ
「福浦」定置:マルソウダ 3.4トン、シイラ 100キロ、サバ 90キロ
「大磯」定置:休漁

伊豆方面からは、
「富戸定置」:シイラ 110キロ、マンボウ 50キロ、マルソウダ 50キロ

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 110キロ ほか

IMG_20190709_042756.jpgみんな、朝から生まれたての子鹿のように震える朝、今日も涼しいかと雨滴る雲を仰ぎ見る。
鉛色の海は重く、小田原方面、「イワシ」のターンから「サバ」のターンへ・・
伊豆沿岸からの流れ穏やかも、湯河原方面、「マルソウダ」の覇権未だ揺るがず・・
流れるプールの湘南方面、「アジ」の生存を確認しただけでも収穫か・・
ただ気がかりなのは、急潮が「湘南定置」に及ぼした事案についてだ・・
posted by にゃー at 16:54| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月08日

魚市場は天気の子

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:マイワシ 1トン、サバ 1.7トン、ワカシ 340キロ、ウルメイワシ 300キロ、小サバ 200キロ、ヤマトカマス 80キロ
「石橋」定置:ウルメイワシ 190キロ、ワカシ 70キロ、サバ 100キロ、サバフグ 60キロ、ヤマトカマス 60キロ
「 岩 」定置:シイラ 60キロ、ヤマトカマス 45キロ
「原辰」定置:マイワシ 90キロ、ワカシ 50キロ、モロ 50キロ、マルソウダ 50キロ、サバ 50キロ、ヒラソウダ 50キロ
「江の安」定:マイワシ 530キロ、ウルメイワシ 70キロ、シイラ 40キロ
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:マルソウダ 6.3トン、サバ 180キロ
「大磯」定置:休漁

小田原から東方面と伊豆半島への方面は軒並み風が強く、海上は昨日からシケ模様。
笹の葉が空を舞う天候の中、箱根山という屋根に守られた小田原の定置網では、水揚げ作業に支障なく、市場に無事魚が並んだ。
「福浦」での「マルソウダ」の大獲れが目立つものの、他は「ゴマサバ」や「マイワシ」、「ウルメイワシ」の漁獲が中心で、「ゴマサバ」以外はどれも魚体小さく、ボリュームダウンは否めない。
「ワカシ」や「ヤマトカマス」、「ショウゴ」も出始めているが、成長遅く、それも小粒。
立派な「イサキ」は僅かに姿見えるが、数量限定、争奪戦必至の高嶺の花。
「小田原アジ」も同じで、白身の魚と共に貴重な存在となっている。
お奨めは「ゴマサバ」。あとは「シイラ」か「オキザヨリ(ダツ)」。
魚体も大きく、値段も手頃。201907_hiyashi.jpg
まさしく夏らしい魚の出番到来という事だろう。
ところがどっこい、陽気肌寒く、ちっとも夏じゃない件・・・
posted by にゃー at 12:48| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月06日

欲張り魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:マイワシ 14.8トン、ウルメイワシ 3トン、サバ 180キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:マイワシ 480キロ、シイラ 50キロ
「原辰」定置:マイワシ 1.4トン、ウルメイワシ 80キロ
「江の安」定:マイワシ 3トン、ウルメイワシ 80キロ
「二宮」定置:アジ 130キロ、小サバ 270キロ、マイワシ 1.7トン
「福浦」定置:マルソウダ 310キロ、サバ 260キロ、マイワシ 1.5トン
「大磯」定置:サバ 150キロ ほか

伊豆方面からは、
「川奈杉本」:トビウオ 40キロ ほか
「神津島釣」:釣キンメダイ 150キロ

line_1562354617152.jpg「イワシ」がっつり。
「マルソウダ」に負けないぞ!とばかりに10トンオーバーで存在感をアピール。
鱗の天の川が岸壁をキラキラと飾り立てる。
そこでめぐり逢う貴重な「アジ」、「サバ」は脇役に成り下がるも、総売上では「イワシ」と同等、いやそれ以上。
来週もこの流れは、変わらないか。
line_1562358963376.jpg「イワシ」増量がお好みか?「アジ」、「サバ」の復権がお好みか?
「クロウシノシタ」の短冊に願い事でも書いて、銘銘笹の枝に吊すことと致しましょう。
posted by にゃー at 23:38| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする